Simply Dead

映画の感想文。

欲しいDVDリスト・海外編[2008.7+α]

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 ケン・ラッセル監督の大傑作『肉体の悪魔』のDVDが今年ようやくリリース! と聞いて楽しみにしてたら、デマだったと知って思わず「God damn!!」とそのまんま叫んじゃった洋盤DVDリストのお時間です。多忙のため長いことお休みしてしまったので、今回は7月リリース分を中心に、紹介しそびれた既発売分もまとめて紹介します。各商品タイトルのリンク先はDVD FantasiumAmazon.co.ukなど各国の通販サイト。

●発売中
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『シリアル・ママ』 Serial Mom: Collector's Edition(1994)
米国盤。ジョン・ウォーターズ監督の傑作コメディが豪華特典付きで再リリース。監督と主演女優キャスリーン・ターナーの音声解説のほか、「血まみれ映画の帝王」ハーシェル・ゴードン・ルイスの紹介映像なども収録。(Universal)

『The Night They Raided Minsky's』(1968)
米国盤。ダンサーを夢見てニューヨークに来たアーミッシュの女性がストリッパーになってしまうコメディ。主演はブリット・エクランド、監督はウィリアム・フリードキン!(MGM/UA)

『Tread Softly Stranger』(1958)
英国盤(PAL)。イギリスの金髪グラマー美女ダイアナ・ドース主演の犯罪スリラー。(Odeon Entertainment)

『They Made Me A Fugitive』(1947)
英国盤(PAL)。トレヴァー・ハワード主演の英国製フィルムノワール。監督は『悪魔と寵児』のアルベルト・カヴァルカンティ。(Odeon Entertainment)

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『Cassandra's Dream』(2007)
米国盤。ウディ・アレン監督の新作スリラー。ユアン・マクレガーとコリン・ファレルの兄弟が、ふとしたことから犯罪に手を染めていく。(Genius Products)

『キング・オブ・ジプシー』 King Of The Gypsies(1978)
米国盤。ニューヨークに実在したジプシーの一族の愛憎模様を、三世代間にわたって描くドラマ。主演はエリック・ロバーツとブルック・シールズ。(Paramount)

『The Possession Of Joel Delaney』(1972)
米国盤。黒魔術をモチーフにしたシャーリー・マクレーン主演のスリラードラマ。監督は『小さな恋のメロディ』のワリス・フセイン。(Paramount)

『がい骨』 The Skull(1965)
米国盤。英国アミカス・プロが製作したオムニバスホラーの1本。原作はロバート・ブロック、監督はフレディ・フランシス。(Paramount)

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『赤ちゃんよ永遠に』 ZPG: Zero Population Growth(1972)
米国盤。厳しい産児制限が敷かれた近未来、法に背いて子供を産もうとするカップルの姿を描いたディストピアSFの秀作。主演はオリヴァー・リードとジェラルディン・チャップリン。(Paramount)

『ワン・アンド・オンリー』 The One and Only(1980)
米国盤。コメディの名手カール・ライナー監督による、芸人志望の大学生を主人公にした青春ドラマ。主演はヘンリー・ウィンクラーとキム・ダービー。(Paramount)

『マンディンゴ』 Mandingo(1975)
米国盤。奴隷問題をテーマに赤裸々な愛憎ドラマが描かれる、リチャード・フライシャー監督のムチャクチャな傑作。待望のDVD化。(Paramount)

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『Futurama: The Beast With A Billion Backs』(2008)
米国盤。マット・グレーニング原案のSFアニメ『Futurama』の長編第2弾。スタッフ・キャストの音声解説や未公開シーンなど特典も満載。(Fox)

『In Bruges』(2008)
米国盤。殺し屋コンビがベルギーの古都ブルージュを舞台に繰り広げるコメディ。主演はコリン・ファレルとレイフ・ファインズ。(Universal)

『Honeydripper』(2007)
米国盤。ジョン・セイルズ監督がブルース酒場を営む男の哀歓を綴るヒューマンドラマ。主演はダニー・グローヴァー。(Universal)

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『情欲』 Maid in Sweden(1969)
米国盤。スウェーデン産のエロティックドラマ。クリスティナ・リンドバーグ演じる田舎娘のヒロインが大都会でさまざまな出来事を経験する。(Impulse Pictures)

『千の顔を持つ男』 The Man of a Thousand Faces(1957)
米国盤。ジェームズ・キャグニーが『オペラの怪人』などで知られる怪奇映画スター、ロン・チェイニーを演じた伝記映画。(Universal)

『決死圏SOS宇宙船』 Journey To The Far Side Of The Sun(1969)
米国盤。『サンダーバード』などを手がけたジェリー・アンダーソンによるSFスリラーの秀作。大陽を挟んだ向こう側にある謎の惑星に向かった宇宙飛行士は、そこが地球の逆転世界であることを知る。(Universal)


●2008.7.1発売
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『Daniel』(1983)
米国盤。1950年代にソ連のスパイとして処刑された青年の実話を基にしたドラマ。監督はシドニー・ルメット、原作・脚本はE・L・ドクトロウ。主人公ダニエルをティモシー・ハットンが演じる。(Legend Films)

『間抜けなマフィア』 The Busy Body(1967)
米国盤。ウィリアム・キャッスル監督がドナルド・E・ウエストレイクの小説を映画化した犯罪コメディ。(Legend Films)

『ハメルンの笛吹き』 The Pied Piper(1972)
米国盤。ジャック・ドゥミ監督がドイツの民話「ハメルンの笛吹き」を映画化したファンタジー。主演はイギリスのフォークシンガー、ドノヴァン。(Legend Films)

『Drillbit Taylor : Unrated Extended Survival Edition』(2008)
米国盤。オーウェン・ウィルソン扮する元軍人のホームレスが、いじめられっ子の高校生に用心棒として雇われるコメディ。(Paramount)


●2008.7.8発売
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『Flakes』(2007)
米国盤。異才マイケル・レーマン監督の新作ラブコメディ。主演はズーイー・デシャネル。(ThinkFilm)

『The Tracey Fragments』(2007)
米国盤。『JUNO』のエレン・ペイジが主演したインディペンデント映画。シャワーカーテン1枚だけを身にまとった少女が、行方不明の弟を捜してさまよう。(ThinkFilm)

『Gurren Lagann Vol.1 : Special Edition』(2007)
米国盤。ADVからリリースされるはずが発売中止になっていた今石洋之監督のヒットアニメ『天元突破グレンラガン』が、別メーカーから無事にリリース決定。1〜9話を収録。CD付きスペシャル・エディション。(Bandai Entertainment)

『Sleepwalking』(2008)
米国盤。母親に棄てられた娘アナソフィア・ロブと、彼女を預かる祖父デニス・ホッパー、心優しい叔父ニック・スタールが織り成すシリアスな人間ドラマ。(Anchor Bay/Starz)


●2008.7.14発売
「Richard Attenborough - Screen Icons Collection」
英国盤(PAL)。イギリスの名優リチャード・アッテンボローの出演作から初DVD化作品を含む5本をセレクトしたDVD-BOX。収録タイトルは『THE SHIP THAT DIED OF SHAME』『BRIGHTON ROCK』『激戦ダンケルク(DUNKIRK)』『THE MAN UPSTAIRS』『ANGRY SILENCE』。(Optimum Home Entertainment)


●2008.7.15発売
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『Meet Bill』(2007)
米国盤。アーロン・エッカートが製作総指揮・主演を務めたコメディドラマ。共演はジェシカ・アルバとエリザベス・バンクス。(First Look)

『Trapped Ashes』(2007)
米国盤。ショーン・S・カニンガム、ジョン・ゲータ、ジョー・ダンテ、ケン・ラッセル、モンテ・ヘルマンが監督を務めたオムニバスホラー作品。(Lion's Gate)

『The Bank Job : 2-Disc Special Edition』(2008)
米国盤。英国で実際に起きた強盗事件を描いたクライムアクション。主演はジェイソン・ステイサム。(Lion's Gate)


●2008.7.21発売
『大列車強盗団』 Robbery(1968)
英国盤(PAL)。ピーター・イエーツ監督の出世作となった犯罪アクション映画。主演はスタンリー・ベイカー。(Optimum Home Entertainment)

『Neither The Sea Nor The Sand』(1972)
英国盤(PAL)。名著「ゾンビ映画大事典」でも取り上げられた英国製ホラーファンタジー。(Odeon Entertainment)

『The System』(1964)
英国盤(PAL)。『ジョーカー野郎』のコンビ、マイケル・ウィナー監督とオリバー・リードが初めて組んだコメディ。(Odeon Entertainment)

『The Battle of the Sexes』(1959)
英国盤(PAL)。チャールズ・クライトン監督、ピーター・セラーズ主演のコメディ。原作はジェームズ・サーバーの短編小説。(Odeon Entertainment)


●2008.7.22発売
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『Turn the River』(2007)
米国盤。ファムケ・ヤンセンが賭けビリヤード師を演じるドラマ。元夫のもとから誘拐した息子と逃げるため、大金を賭けた勝負に挑むヒロインの姿を描く。(Universal)

『サタンタンゴ』 Satantango(1994)
米国盤。ハンガリーの映像作家タル・ベーラによる上映時間435分に及ぶ大作。3枚組。(Facets)

『脳に烙印を!』 Brand Upon The Brain!: Criterion Collection(2006)
米国盤。東京フィルメックスでも上映された鬼才ガイ・マディン監督の新作サイレント長編。クリスピン・グローヴァーやイザベラ・ロッセリーニが参加したナレーション音声、短編2本も収録。(Criterion)

『天国と地獄』 High And Low: 2 Disc Edition Criterion Collection(1963)
米国盤。ニューマスター本編、37分のメイキング、山崎努への新録インタビュー、三船敏郎のインタビュー映像、日米の予告編などを収録した2枚組。ブックレット付き。(Criterion)

『吸血鬼』 Vampyr: Criterion Collection(1932)
米国盤。ニューマスター本編、評論家トニー・レインズの音声解説、カール・ドライエル監督のドキュメンタリー、監督本人が出演したラジオ番組などを収録。ブックレット付き。(Criterion)


●2008.7.29発売
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『Dark City : Director's Cut』(1998)
米国盤。アレックス・プロヤス監督の傑作『ダークシティ』の10分長いディレクターズカット版。Blu-ray版も同時発売。(New Line)

『傷だらけのアイドル』 Privilege(1967)
米国盤。英国のテレビ局BBC出身の社会派ピーター・ワトキンスの映画デビュー作。主演は“マンフレッド・マン”のボーカルだったポール・ジョーンズ。(New Yorker Video)

『人喰い魔神・裸女狩り』 Devil Hunter(1980)
米国盤。スペインの異才ジェス・フランコ監督の秘境ホラー。目玉の飛び出た魔神に美女が追いかけられまくる。(Severin)

『ブラディ・ムーン/血ぬられた女子寮』 Bloody Moon(1981)
米国盤。ジェス・フランコ監督による凄惨なスプラッタシーンが語り種になっているスラッシャーホラー。(Severin)

『続・悪徳医 女医篇』 Madame O(1965)
米国盤。集団レイプされた女医の血ぬられた復讐劇を描くピンク映画。谷ナオミも出演。(Severin)

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『Daddy Darling』(1970)
米国盤。セクスプロイテーション映画の草分け、ジョセフ・W・サルノが監督したソフトコア映画。グラインドハウス感溢れるジャケットがそそる。(E.I. Independent Cinema)

欲しいDVDリスト・国内編[2008.7]

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最近少しだけ暇になったので、やっと『グラインドハウス』コンプリートBOXの中身を見始めたら、やっぱりムチャクチャ面白くて他のものに手がつけられない状態に……それでも年中無休の欲しいものリストのお時間です。今回は7月発売の国内盤DVDから個人的な注目タイトルをピックアップ。各商品タイトルのリンク先は、Amazon.co.jp

●2008.7.2発売
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『Genius Party〈ジーニアス・パーティー〉』(2007)
ハイクオリティかつ先鋭的な作品群で知られるアニメーションスタジオ「STUDIO4℃」が、制約ゼロという大胆な条件のもと、様々なクリエイターたちに短編アニメを競作させるプロジェクト「Genius Party」の第1弾。福島敦子、河森正治、木村真二、福山庸治、二村秀樹、湯浅政明、渡辺信一郎という錚々たるメンバーが一堂に会し、軽やかに華やかに独自の作品世界を展開させている。特典映像のオーディオコメンタリーには、なぜかぼくも参加しております……。(TCエンタテインメント)

『呉清源 極みの棋譜』(2006)
14歳で来日し、昭和の囲碁界に一時代を築き上げた実在の天才棋士・呉清源の波乱の生涯を描くドラマ。監督は『青い凧』の田壮壮。タイトルロールを『クーリンチェ少年殺人事件』のチャン・チェンが演じ、柄本明、伊藤歩、松坂慶子らが脇を固める。衣装はワダエミ。(エスピーオー)

●2008.7.4発売
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『デイ・ウォッチ』ディレクターズ・カット(2006)
ハリウッド・デビュー作『ウォンテッド』も好評な、ロシア映画界の注目株ティムール・ベクマンベドフ監督による伝奇スペクタクル・アクション三部作の第2弾。レビューはこちら。こっちの方が前作より荒唐無稽な楽しさに溢れていて個人的には好き。DVDは劇場版よりも長いディレクターズ・カット版でリリース。前作『ナイト・ウォッチ』のディレクターズ・カット版と合わせた2本組セットも同時発売。同じくBlu-ray版のセットも。(20世紀フォックス)

『グッバイ・キス ―裏切りの銃弾―』(2006)
中米から故郷イタリアへ舞い戻った元極左のテロリストが、裏切り・恐喝・強盗と、悪の道を突き進む姿を描いたピカレスク・ノワール。監督は傑作ホラーファンタジー『デモンズ95』で知られるミケーレ・ソアヴィ。主演は『輝ける青春』のアレッシオ・ボーニ。(ジェネオン)

『カンフー少女』 (2006)
セシリア・チャンが2006年に主演した大馬鹿コメディ『野蠻秘笈』がDVD化。『カンフーハッスル』の大家夫婦ユン・ワーとユン・チーを両親に持ち、武術の達人でありながら普通のOLとして生活するヒロインの活躍を描く。恋人役は『放・逐』のラム・シュー! 製作・監督・脚本・出演は香港Bムービーの巨匠バリー・ウォン。(ジェネオン)

『ミリキタニの猫』(2006)
9.11テロのさなか、路上で画を描き続けるひとりの老人。映像作家のリンダ・ハッテンドーフは、彼を自分のアパートに招き入れ、奇妙な共同生活をスタートさせる。ニューヨークに暮らす80歳の日系人路上画家、ジミー・ミリキタニの波乱に満ちた60年間を追う話題のドキュメンタリー。(アップリンク)

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『潜水服は蝶の夢を見る』特別版(2007)
ある日突然、奇病にかかり、全身が麻痺してしまった男。リハビリの末、唯一動かせる左目でコミュニケーションできるようになった彼は、周囲の人々の協力で自伝の執筆を試みる……。現代人には身近な卒中の恐怖をリアルに映像化し、それでも前向きに生き続けた実在の人物のドラマを感動的に描いた秀作。主人公を演じるマチュー・アマルリックの熱演と、リアルな一人称カメラを実現させた撮影監督ヤヌス・カミンスキーの仕事が見どころ。女優陣の顔ぶれも華やか。(角川エンタテインメント)

『瘋癲老人日記』(1962)
谷崎潤一郎の代表作を映画化した文芸エロス。77歳の資産家の老人が、歳若く妖艶な息子の嫁に惚れ、彼女の挑発的な媚態に狂っていくさまを描く。主演は山村聰と若尾文子。木村恵吾監督の演出は風俗喜劇の域を出ないもので印象はひたすら軽いが、若尾文子サマの奴隷になりたいという夢を持つファンは必見。(角川エンタテインメント)

『ドキュメント「超」怖い話 〜都市伝説編〜II』(2008)
日本最強のホラー作家・平山夢明が、エッジのきいた無責任トークをまじえつつ、自ら心霊スポット巡りを敢行するオリジナルビデオ『ドキュメント「超」怖い話』新シリーズの第2弾。前回は偶然山から下りてきたオヤジの放った「夏ミカン食う?」の一言でクライマックスを迎えたが、今回も想像を絶するハプニングに期待がかかる。(竹書房)

『エルム街の悪夢』プラチナムDVD-BOX
ホラー映画史に残る大ヒット作『エルム街の悪夢』シリーズ7作品を収録したDVD-BOX。個人的にはやっぱり1作目と、4作目『ザ・ドリームマスター最後の反撃』、5作目『ザ・ドリームチャイルド』が好き。特典ディスク付きの8枚組。(ギャガ・コミュニケーションズ)

●2008.7.9発売
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『ダイナマイト娘』(1976)
スタイル抜群のバッドガール2人組が拳銃片手に大強盗! という夢のような痛快娯楽アクション。原題は“THE GREAT TEXAS DYNAMITE CHASE”! こんなタイトル聞いて食いつかずにいられるか! ちなみにテレビ放映時のタイトルは『(秘)ダイナマイト桃尻娘』。製作はB級映画の帝王ロジャー・コーマン。DVDには柳下毅一郎氏による解説を封入。(キングレコード)

『クレイジー・ママ』(1975)
同じくコーマン製作の女性アクション映画が初DVD化。1950年代のアメリカ南部を舞台に、母娘三世代のギャング一家が破天荒な活躍を繰り広げる。主演はメル・ブルックス作品でおなじみのクロリス・リーチマン。DVD特典としてコーマンと監督のジョナサン・デミによる音声解説を収録。(キングレコード)

『ブレインダメージ』(1988)
ニューヨーク派フランク・ヘネンロッター監督が、カルトムービーとなったデビュー作『バスケットケース』に続いて放つ、悪意みなぎるアシッドホラー。人間の脳髄を食う生命体エルマーに寄生された青年が、極上のトリップをもたらす分泌物と引き換えに、凶行を繰り返す。ヘネンロッター監督のオーディオコメンタリーと、井口昇監督・山口雄大監督による対談コメンタリーをダブル収録。(キングレコード)

『フランケンフッカー』(1990)
フランク・ヘネンロッター監督の入魂の怪作が、国内初DVD化。死んだ恋人を蘇らせるため、若きマッドサイエンティストが娼婦を殺して人造人間を創り出すホラーコメディ。この映画を作る代わり、バーターで『バスケットケース2』を撮らされたという逸話が。こちらにも監督のコメンタリーと、井口昇×山口雄大の音声解説をダブル収録。(キングレコード)

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『ダーティハリー』アルティメット・コレクターズ・エディション
クリント・イーストウッドの代表作『ダーティハリー』シリーズ全5作をリマスターしてボックス化。目玉はやはり、今回が初収録となる山田康雄の吹替音声。ハードカバーブックレット、ダーティハリー・マップなどを同梱。豊富な特典映像を収録した7枚組。(ワーナー)

『ジェシー・ジェームズの暗殺』特別版(2007)
西部に悪名を轟かせた大列車強盗ジェシー・ジェームズと、彼を暗殺した“卑怯者”ロバート・フォードの人生を淡々と描いた心理ドラマの秀作。ケイシー・アフレック、ブラッド・ピット、サム・ロックウェルの演技が素晴らしい。レビューはこちら。DVDはドキュメンタリー「アウトローの死」を収録した2枚組。(ワーナー)

『砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード』特別版(1970)
言わずと知れたサム・ペキンパー監督の名作が1500円で再リリース。買い逃していたので嬉しい。他に『ビリー・ザ・キッド/21歳の生涯〈2枚組特別版〉』『昼下りの決斗〈特別版〉』『ディレクターズカット ワイルドバンチ〈特別版〉』も同時発売。(ワーナー)

『Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!』(2007)
ローワン・アトキンソンの当たり役“Mr.ビーン”の映画版第2作。ヘンに台詞の多かった前作は不評だったが、初心に返って無言キャラに戻った本作は、やたら評判が良い。劇場では見逃してしまったので楽しみ。(UPJ/ジェネオン)

●2008.7.16発売
『鬼太郎が見た玉砕 〜水木しげるの戦争〜』(2007)
昭和46年、漫画家の水木はかつて過酷な戦争を体験したニューギニアの地を26年ぶりに訪れた。それをきっかけに、彼の周囲で不可解な出来事が起こり始める……。水木しげるの自伝的漫画「総員玉砕せよ!!」をNHKでドラマ化。脚本は『ガキ帝国』『人魚伝説』の西岡琢也。香川照之が水木役を演じ、野沢雅子や大塚周夫が漫画『ゲゲゲの鬼太郎』の声を演じる。(ポニーキャニオン)

●2008.7.23発売
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『バットマン/ゴッサムナイト』スペシャル・エディション(2008)
クリストファー・ノーラン監督の新作『バットマン/ダークナイト』公開を前に、日本の有名アニメ制作会社が競作した『バットマン』短編アニメアンソロジーが発売。収録タイトルは、STUDIO4℃&西見祥示郎監督の「俺たちのスゴい話」、Production&東出太監督の「クロスファイア」、Production&モリヲカヒロシ監督の「フィールドテスト」、マッドハウス&青木康浩監督の「闇の中で」、STUDIO4℃&窪岡俊之監督の「克服できない痛み」、マッドハウス制作の「デッドショット」の計6作品。DVDは2枚組のスペシャル・エディション。Blu-ray版も同時発売。(ワーナー)

『墓場鬼太郎』第四集(2008)
水木しげる原作のテイストを忠実に再現したアニメ版『墓場鬼太郎』の最終巻。「霧の中のジョニー」「ブリガドーン」「アホな男」の三話を収録。「えっ、こんなんで終りか!」という感じもこのシリーズらしかった。(角川エンタテインメント)

●2008.7.25発売
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「帰ってきた東宝ゴクラク座 DVD-BOX」
60年代東宝が生んだ和製ミュージカルと痛快アクションをセットにした、浅草東宝のオールナイト企画のようなDVD-BOX。収録作品は『君も出世ができる』『夢で逢いましょ』『100発100中』『100発100中 黄金の眼』の4本。それぞれ単品でも発売。(東宝)

『君も出世ができる』(1964)
フランキー堺・高島忠夫・雪村いづみが主演した和製ミュージカルの快作。監督は『野獣死すべし』の須川栄三、脚本は笠原良三&井手俊郎、音楽は黛敏郎、作詞は谷川俊太郎というモノ凄いメンバー。雪村いづみの歌う「アメリカでは」のフレーズは一度聴いたら忘れられない。DVDには予告編・オーディオコメンタリーを収録予定。(東宝)

『100発100中』+『100発100中 黄金の眼』ツインパック
宝田明演じる凄腕エージェント・アンドリュー星野のワールドワイドな活躍を描く荒唐無稽スパイアクション。浜美枝共演の第1作(1965)、前田美波里共演の第2作『黄金の眼』(1968)がセットで初DVD化。第1作の脚本は『殺人狂時代』の都築道夫&岡本喜八コンビ。監督は『ゴジラ』後期シリーズを支えた福田純。DVDには予告編・オーディオコメンタリーを収録予定。(東宝)

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『フローズン・タイム』(2006)
写真家ショーン・エリスが自作のショートフィルム『CASHBACK』を長編化した佳作。失恋のショックで不眠症になり、終夜営業のスーパーマーケットで働き始めた美大生。彼はある時、自分に時間を止める力があることを知り……。無理やり上映時間を引き延ばして内容がぼやけた感は否めないけど、女性の美しいヌードがふんだんに見られるのは単純に嬉しい。(AMUSE)

『ヒーロー・オブ・カンフー 猛龍唐人拳』(1977)
甘いマスクで人気を得ながら、わずか28歳の若さで世を去った香港のアクションスター、アレクサンダー・フー・シェンの主演作が3本同時リリース。本作は『嵐を呼ぶドラゴン』などでも組んだチャン・チェ監督の現代クンフーアクション。サンフランシスコの中華街にやってきた大陸生まれの純朴な青年・譚東。彼はその武術の強さを見込まれ、暴力団に目をつけられるが……。原題は“唐人街功夫小子”。オリジナル全長版は“唐人街小子”というタイトルで、編集もかなり違うんだとか。(角川エンタテインメント)

『ヒーロー・オブ・カンフー 蔡李仏拳』(1976)
チャン・チェ監督とフー・シェンのコンビ作で、原題は“蔡李佛小子”。悪い奴を見ると退治せずにはいられない熱血青年の奮闘を描くクンフーアクション。共同監督は名傍役としても知られるウー・マ。(角川エンタテインメント)

『カンフー東方見聞録』(1975)
これも同じくチェン・チェ監督/フー・シェン主演の一作。原題は“馬哥波羅(マルコ・ポーロの意)”。フビライ王の治める元王朝を訪れていた冒険家マルコ・ポーロは、揚州総督に任命され、反元分子の掃討作戦を指揮することに。しかし、マルコは漢族の志に胸打たれ、元軍の侵攻を彼らに報せるのだった……。マルコ・ポーロを演じるのはマカロニウエスタンや香港B級アクションに多数出演しているリチャード・ハリソン。(角川エンタテインメント)

『都会の叫び』(1949)
フィルムノワール/心理スリラーの名手、ロバート・シオドマク監督作品。幼馴染みの刑事とギャングの追跡劇を、人情ドラマも絡めながらサスペンスフルに描く。出演はヴィクター・マチュア、リチャード・コンテ、シェリー・ウィンタース。(ジュネス企画)

●2008.7.26発売
『トーチソング・トリロジー』(1986)
ナイトクラブの歌手として働くゲイ男性の悲喜こもごもの半生を見つめた、珠玉の名篇が再リリース。原作舞台と同様、ハーヴェイ・ファイアスタインが脚本・主演をつとめ、アン・バンクロフト、マシュー・ブロデリックらが脇を固める。ウサギのスリッパが最高。(紀伊國屋書店)


<2008年8月以降リリースの注目タイトル>
●2008.8.6発売
『夕なぎ』(キングレコード)
『秘密の儀式』(キングレコード)
『ミセス・ハリスの犯罪』(ワーナー)

●2008.8.7発売
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『地球爆破作戦』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『1941』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『キングコング(1976年版)』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『ニューヨーク1997』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『ウィッカーマン(1973年版)』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『追悼のメロディ』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『雨のしのび逢い』(ユニバーサル・ピクチャーズ)
『大追跡』(ユニバーサル・ピクチャーズ)

●2008.8.8発売
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『女番長ブルース 牝蜂の逆襲』(東映)
『女番長ブルース 牝蜂の挑戦』(東映)
『ノーカントリー』スペシャル・コレクターズ・エディション(パラマウント)
『レディアサシン』(タキ・コーポレーション)

●2008.8.20発売
『セックス・カウントダウン』(ポニーキャニオン)
『MY MOTHER IS A BELLY DANCER』(CCRE)

●2008.8.22発売
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『チャイナ・ムーン/魔性の女 白い肌に秘められた殺意』(20世紀フォックス)
『大いなる陰謀《特別編》』(20世紀フォックス)
『石の微笑』(AMUSE)
『裏切りの闇で眠れ』(AMUSE)
『ど根性物語 銭の踊り』(角川エンタテインメント)
『山椒大夫』(角川エンタテインメント)
『赤線地帯』(角川エンタテインメント)
〈DVD-BOX〉大島渚 1(紀伊國屋書店)

●2008.8.25発売
『密告』(ジュネス企画)

●2008.8.27発売
『カイバ』Vol.2(VAP)

●2008.8.29発売
『全然大丈夫』特別版(ポニーキャニオン)
『さば』(ポニーキャニオン)

●2008.9.5発売
『ファーストフード・ネイション』デラックス版(ジェネオン)

●2008.9.10発売
『ミニー&モスコウィッツ』(キングレコード)
『ファイヤーライン』(キングレコード)
『裸足のクンフーファイター』(キングレコード)

●2008.9.12発売
『食人族』てんこ盛り食人愛好家盤(J.V.D.)

●2008.9.16発売
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『ラスト、コーション』スペシャルコレクターズエディション(ビクターエンタテインメント)

●2008.9.26発売
『フィクサー』(東宝)
『スルース 【探偵】』(ハピネット)

欲しいDVDリスト・国内編[2008.6]

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 月に買っていいDVDは5枚まで! という約束が全然守れない、欲しいものリストのお時間です。今回は6月リリースの国内版DVDから、いくつか気になるタイトルをつらつらと。楽しみなのは、今年のベストの1本である『28週後…』特別編と、湯浅政明監督の最新TVシリーズ『カイバ』Vol.1。後者は現在WOWOWでオンエア中ですが、毎回泣かされてます。あと8月には、オリヴィエ・アサイヤス監督/アーシア・アルジェント主演の『レディアサシン』と、『ヘザース』の脚本家ダニエル・ウォーターズがウィノナ・ライダー主演で監督した『セックス・カウントダウン』がソフト化。各商品タイトルのリンク先は、Amazon.co.jp。

●2008.6.6発売
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『フリーウェイ』ニューマスター版(1996)
「TRASH UP!!」にも監督論を書かせていただいた、鬼才マシュー・ブライトの傑作『連鎖犯罪』が、ものすごくダサいジャケットで改題再発売! リース・ウィザースプーンの出世作であり、『ダークシティ』と並ぶキーファー・サザーランド怪優時代の代表作である。HDリマスター、新録吹替つき。『24 -twenty four-』のジャック・バウアー役・小山力也が変態殺人鬼ボブを熱演してるのが売り……になるのか? 【追記】東宝版には入っていた監督のオーディオコメンタリー、予告編などの特典は未収録だそうです。ガッカリ。(ジェネオン)

『28週後…』特別編(2007)
今年の暫定ベスト1。感想はこちら。DVDにはフアン・カルロス・フレスナディージョ監督と、製作のエンリケ・ロペス・ラビニュによる音声解説つき。2つの未公開シーン、メイキング映像集、グラフィックノベル、予告編を収録。前作『28日後…』とのパックBlu-ray版もあり。(20世紀フォックス)

『ヒドゥン』&『ヒドゥン2』ツインパック
ジャック・ショルダー監督の傑作SFアクション『ヒドゥン』が待望の再リリース。今回はオーディオコメンタリーつき。ついでに大幅スケールダウンの続編『ヒドゥン2』も同梱。こっちはまあ映像特典だと思って……。(ギャガ・コミュニケーションズ)

『カリギュラ《ヘア解禁版》』(1980)
「ペントハウス」親玉ボブ・グッチョーネが巨額のバジェットを投じて製作した大作ポルノ史劇が、ヘア解禁版・HDリマスターで復活。『フラッシュ・ゴードン』のセットデザインも手がけたダニロ・ドナティの狂った美術センスが全編に炸裂。マルコム・マクダウェル、ピーター・オトゥール、ヘレン・ミレンなど豪華キャストの競演も見もの。撮影中は全員これがハードコアポルノ映画になるとは知らされていなかったという。(ギャガ・コミュニケーションズ)

『カリギュラ』インペリアル・エディション4枚組BOX(1980)
いまだに映画ファンの間で邪な興味をかきたて続ける問題作『カリギュラ』の超豪華版DVD-BOX。公開版本編を始め、製作者ボブ・グッチョーネによってハードコアポルノに改ざんされる前のファーストカット・バージョン、メイキングやインタビュー、未公開シーンなど、膨大な量の映像特典を収録した4枚組。ファーストカット版にはマルコム・マクダウェルとヘレン・ミレンによるオーディオコメンタリーが収録されるそうで、これは貴重。(ギャガ・コミュニケーションズ)


●2008.6.7発売
佐藤真監督作品BOX
昨年惜しくも世を去ったドキュメンタリー作家・佐藤真監督の作品を集めたDVD-BOX。収録作品は『阿賀に生きる』『まひるのほし』『SELF AND OTHERS』『花子』『阿賀の記憶』『保育園の日曜日』『女神様からの手紙』。5月31日からの発売日変更。(紀伊國屋書店)


●2008.6.11発売
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『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』特別版(2007)
ティム・バートン監督の趣味性とスタジオ映画作家としての力量がとことん発揮された秀作。殺人理髪師スウィーニー・トッドの血塗られた復讐劇と悲劇を、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム・カーターという最高の共犯者を得て、堂々たる愛憎ミュージカルドラマとして描ききっている。2枚組DVDには2時間に及ぶ映像特典を収録。Blu-ray版、数量限定生産のブックレット付きプレミアム・ボックスも同時リリース。(ワーナー)

『ブレードランナー《ファイナルカット》』Blu-ray(1982-2007)
発売延期になっていた『ブレードランナー ファイナルカット』Blu-ray版がようやく発売(DVDも同時発売)。まだプレイヤーを持ってないので、画質の差がどれほどかは分からないけど、劇場であれだけのクオリティを発揮できるなら、さぞや……と思う。昨年発売されたDVD-BOXを買い渋っている人にはおすすめ。特典に収録されている、とてつもないボリュームの力作ドキュメンタリー『デンジャラス・デイズ』はファン必見。(ワーナー)

『TSUNAMI ―津波―』(2007)
2004年に起きたスマトラ沖大地震による大津波の悲劇を、欧米人の視点から描いた3時間のTVムービー。出演はティム・ロス、トニ・コレット、ソフィー・オコネドー、キウェテル・イジョフォーなど。監督はアクションスリラーの佳作『キリング・タイム』(1994)でデビューしたバハラット・ナルルーリ。(ワーナー)


●2008.6.12発売
ジャン=リュック・ゴダール フィルム・コレクション
『小さな兵隊』『気狂いピエロ』『パッション』の3作品と特典ディスクを収録した4枚組DVD-BOX。特典ディスクには「THE DINOSAUR AND THE BABY」(ゴダールとフリッツ・ラングの対談/60分)、「LUC ON JEAN-LUC」(ゴダールの旧友で評論家でもあるリュック・ムレ監督による短編/8分)、「GODARD: LOVE AND POETRY」(ゴダールの私生活と映画製作の様子を5年間にわたり描いたドキュメンタリー/56分)を収録。初回限定生産。(ユニバーサル・ピクチャーズ)

『シャラコ』(1968)
ショーン・コネリーとブリジット・バルドーが共演した西部劇が初DVD化。未開の地ニューメキシコを舞台に、ヨーロッパからやってきた美しい未亡人と、白人とインディアンの混血児シャラコの交流を描く。ヨーロッパのスターを主演に招いて新味を狙った末期的作品。監督は『折れた槍』のエドワード・ドミトリク。(ユニバーサル・ピクチャーズ)


●2008.6.13発売
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『ラストエンペラー』ディレクターズカット版(1987)
イタリアの巨匠、ベルナルド・ベルトルッチが描く、清朝最後の皇帝・溥儀の波乱に満ちた生涯。アカデミー賞を総なめにしたスペクタクル大作の、約3時間40分に及ぶ長尺版が初リリース。厳密にはディレクターズ・カットではなく、TV放映用の別バージョンだが、よりじっくり作品世界に浸りたい人にはこちらの方がおすすめ。(東北新社)

『ヒート』プレミアム・エディション(1995)
マイケル・マン監督による傑作クライムアクションドラマが待望の2枚組豪華版で再リリース。本編は銃撃戦の迫力を堪能できるDTS仕様、日本初公開のオーディオコメンタリーつき。特典ディスクには未公開シーン集、製作舞台裏に迫る各種ドキュメンタリーなど、106分に及ぶ映像特典を収録。(東北新社)

『L.A.コンフィデンシャル』製作10周年記念版(1998)
ジェームズ・エルロイの傑作小説をカーティス・ハンソン監督が映像化した力作が、HDリマスター版で再リリース。ガイ・ピアース、ラッセル・クロウのオーストラリア俳優勢の快演、そしてブライアン・ヘルゲランドの巧みな脚色が光る。40分に及ぶ特典映像も収録した2枚組。(東北新社)


●2008.6.21発売
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『次郎長三国志』(1963)
マキノ雅弘監督が東映で手がけた『次郎長三国志』新4部作が、めでたく初ソフト化。鶴田浩二が次郎長に扮し、恋女房・お蝶に佐久間良子、子分たちには松方弘樹、津川雅彦、山城新伍、大木実、田中春男といった顔ぶれで、おなじみ清水一家の大活躍が描かれる。(東映)

『続 次郎長三国志』(1963)
東海道の兇状旅に、喧嘩と恋の花が咲く『次郎長』シリーズ第2作。長門裕之扮する森の石松も加わり、次郎長一家の物語はいよいよ盛り上がっていく。石松が惚れるヒロイン・お仲を演じるのは、丘さとみ。法印大五郎役の名バイプレイヤー・田中春夫は、東宝版に引き続いての出演。(東映)

『次郎長三国志 第三部』(1964)
ついに清水に看板をあげた次郎長一家は、義兄の賭場を荒らす勝蔵一味に立ち向かう。東映版『次郎長』シリーズ第3作。鬼吉と綱五郎に惚れられる料理屋の娘・お千ちゃんを演じているのは、デビューしたばかりの藤純子。(東映)

『次郎長三国志 甲州路殴り込み』(1965)
囚われのお仲を救うべく、次郎長一家は一路甲州へ! 東映版『次郎長』シリーズ最終作。佐久間良子、安城百合子、南田洋子ら豪華女優陣が華を添える。本作のみ、関東綱五郎役は松方弘樹から曽根晴美にバトンタッチ。(東映)

『恋極道』(1997)
奥田瑛二と望月六郎監督コンビによる、異色アウトローヤクザ映画の傑作が初DVD化。東京の女子大生に一目ぼれしてしまった大阪の中年ヤクザの純愛物語を、切々と綴る。ヒロイン役の夏生ゆうなの熱演、主人公の親友に扮したオール巨人の好演が印象的。音楽は憂歌団。(東映)


●2008.6.25発売
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『カイバ』Vol.1(2008)
現在WOWOWでオンエア中のTVシリーズが、早くもDVDでリリース開始。『MINDGAME』『ケモノヅメ』の湯浅政明監督が放つ、異色のSF冒険アニメ。意識と肉体の分離が可能になった世界で、記憶をなくした主人公カイバがさまざまな人々の体を転々とし、自分の正体を探るため星々をめぐっていく。かわいらしい絵柄とは一見ギャップの激しい、残酷なペーソスと深みのあるストーリーが魅力。第1〜2話を収録したVol.1には、サウンドトラックCDも同梱。(VAP)

『バロン』デラックス・コレクターズ・エディション(1989)
テリー・ギリアム監督が「ほらふき男爵の冒険」を映画化したファンタジー大作が、ファン待望の2枚組デラックス仕様で再リリース。子どもの頃、何度観たかしれない映画なので、今回のDVDリリースは嬉しい(もちろんスペシャルコレクションLDも持ってるんだけど)。見どころは未撮影に終わったシーンを、現存するストーリーボードと、ギリアムと共同脚本のチャールズ・マッキーワンによる朗読で再現するという実にしょうもない特典。(ソニーピクチャーズ)

『モンティ・パイソン ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』(1982)
1980年にハリウッドボウルで行われたパイソンズのライブを記録した長編映画。ライブだけあって出演者が思わず吹き出しちゃったりするハプニングが楽しい。幕間のニール・イネスの歌もナイス。前に出ていたソフトは画質がメタメタだったので、今回はよくなってると嬉しいんだけど……。(ソニーピクチャーズ)

『墓場鬼太郎』第三集(2008)
今回のシリーズで「キタ!」と思わず叫んだ傑作エピソード「水神様,」を始め、「人狼と幽霊列車」「怪奇一番勝負」の3話を収録。あれよあれよとローリングストーン状態で進んでいく展開の中で、登場人物があまりにそっけなく死んだりするブラックユーモアが楽しい。(角川エンタテインメント)

『曽根崎心中』(1978)
増村保造監督が梶芽衣子と宇崎竜童を主演に招き、近松門左衛門の名作浄瑠璃を映像化。パワフルな演出で男女の愛憎を描き続けた増村監督の最後の傑作であり、70年代ATGの代表作でもある。初DVD化。(ジェネオン)


●2008.6.27発売
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『ボディヒート』アンレイテッド・エディション(1992)
当時17歳のドリュー・バリモアが魔性の美少女を演じたエロティック・スリラーが、日本初公開の「アンレイテッド版」でリリース。監督は『キャリー2』のカット・シーア・ルーベン。アリッサ・ミラノ主演の無関係な続編『ボディヒート2 〜挑発〜』も同時リリース。(ハピネット・ピクチャーズ)


●2008.6.27発売
『ラテンアメリカ 光と影の詩』(1993)
アルゼンチンの名匠フェルナンド・E・ソラナス監督の最高傑作が初DVD化。実の父親を捜して南米大陸横断の旅に出た青年の旅を、瑞々しく描くロードムービー。南米における様々な社会問題を映し出すドラマが、マジックリアリズムの薫る幻惑的な語り口と、大自然を背景にした美しい映像で綴られていく。(紀伊國屋書店)

『幽霊屋敷の蛇淫』(1964)
ひょんなことから朽ち果てた古城で一夜を過ごすことになった若き記者が、そこで絶世の美女と出会う。だが、彼女はすでに死んでいた……。イタリアの職人監督アントニオ・マルゲリーティが手がけた、ムーディーな怪奇ホラー。モノクロ映像に浮かび上がるこの世ならぬヒロイン、バーバラ・スティールの美貌にうっとり。黒沢清×篠崎誠×遠山純生による「ホラー映画談義」を収録した解説リーフレットを封入。(紀伊國屋書店)

『顔のない殺人鬼』(1963)
古城に出没する異貌の怪人は、夜な夜な美女の顔を破壊して回る――その正体は? アントニオ・マルゲリーティ監督のゴシックムード漂う怪奇スリラー。ヒロインを演じるのは、製作者マルコ・ヴィカリオの妻で、『黄金の七人』シリーズでもおなじみのロッサナ・ポデスタ。不気味な守衛に扮するのは世界を股にかける怪奇映画スター、クリストファー・リー。拷問器具を使った凝った殺人シーンが見もの。(紀伊國屋書店)

『殺人容疑者』(1952)
警視庁、国警本部、科学捜査研究所の後援で作られた、セミドキュメンタリータッチの犯罪捜査もの。監督をつとめたのは東宝スリラー映画の雄・鈴木英夫で、主演は当時無名だった若き日の丹波哲郎、土屋嘉男。日本映画史的にも貴重な1本。もちろん初ソフト化。(紀伊國屋書店)


●2008年7月以降リリースの注目タイトル
『Genius Party』(TCエンタテインメント)7月2日発売
『呉清源 極みの棋譜』(エスピーオー)7月2日発売
『グッバイ・キス ―裏切りの銃弾―』(ジェネオン)7月4日発売
『ミリキタニの猫』(アップリンク)7月4日発売
『潜水服は蝶の夢を見る』特別版(角川エンタテインメント)7月4日発売
『瘋癲老人日記』(角川エンタテインメント)7月4日発売
『ドキュメント「超」怖い話 〜都市伝説編〜II』(竹書房)7月4日発売
『デイ・ウォッチ』ディレクターズ・カット(20世紀フォックス)7月4日発売
『ナイト・ウォッチ』&『デイ・ウォッチ』ディレクターズ・カット DVD-BOX(20世紀フォックス)7月4日発売
『ナイト・ウォッチ』&『デイ・ウォッチ』Blu-ray Disc BOX(20世紀フォックス)7月4日発売
『ダーティハリー』アルティメット・コレクターズ・エディション(ワーナー)7月9日発売
『ジェシー・ジェームズの暗殺』特別版(ワーナー)7月9日発売
『ブレインダメージ』(キングレコード)7月9日発売
『フランケンフッカー』(キングレコード)7月9日発売
『鬼太郎が見た玉砕 〜水木しげるの戦争〜』(ポニーキャニオン)7月16日発売
『墓場鬼太郎』第四集(角川エンタテインメント)7月23日発売
「帰ってきた東宝ゴクラク座 DVD-BOX」(東宝)7月25日発売
『君も出世ができる』(東宝)7月25日発売
『100発100中』+『100発100中 黄金の眼』ツインパック(東宝)7月25日発売
『地球爆破作戦』(ユニバーサル・ピクチャーズ)8月7日発売
『1941』(ユニバーサル・ピクチャーズ)8月7日発売
『キングコング(1976年版)』(ユニバーサル・ピクチャーズ)8月7日発売
『ニューヨーク1997』(ユニバーサル・ピクチャーズ)8月7日発売
『ウィッカーマン(1973年版)』(ユニバーサル・ピクチャーズ)8月7日発売
『追悼のメロディ』(ユニバーサル・ピクチャーズ)8月7日発売
『雨のしのび逢い』(ユニバーサル・ピクチャーズ)8月7日発売
『大追跡』(ユニバーサル・ピクチャーズ)8月7日発売
『女番長ブルース 牝蜂の逆襲』(東映)8月8日発売
『女番長ブルース 牝蜂の挑戦』(東映)8月8日発売
『レディアサシン』(タキ・コーポレーション)8月8日発売
『セックス・カウントダウン』(ポニーキャニオン)8月20日発売
『全然大丈夫』特別版(ポニーキャニオン)8月29日発売
『さば』(ポニーキャニオン)8月29日発売

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