Simply Dead

映画の感想文。

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2015年の面白かった映画館

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 今年から「映画秘宝」本誌で名画座秘宝というコーナーを受け持つことになり、普段は足を運ぶことのない地方の劇場を訪ねる機会に恵まれ、いずれも忘れ難い体験になりました。特に印象的だった映画館と、そこで観た作品をセットで挙げると、こんな感じ。

御成座『地下室のメロディー』
 秋田県大館にある歴史ある映画館。2014年7月に復活し、現在は元新橋文化支配人の遠藤さんがメインスタッフとなって“週末名画座”として運営中。とにかく館内の雰囲気が素晴らしく、入口に掲げられた絵看板も味わい深い。「名画座秘宝」第1回目に登場していただきました。

秋田シネマ・パレ『006は浮気の番号』
 秋田にあるもうひとつの“週末名画座”。ファッションビルの上階にある小奇麗な劇場で、まさか由利徹主演の脱力喜劇を観られるとは思わなかった……。つい最近も『ラルジャン』と『エグゼクティブ・デシジョン』の2本立てというワガママなプログラミングが一部で話題沸騰。

新世界東映『仁義なき戦い 頂上作戦』
 大阪・新世界に残る貴重な名画座のひとつ。ひたすら男くさい2本立てプログラムを守り続ける、おっちゃんたちのパラダイス。ここで観た『仁義なき戦い』は言うまでもなく格別! 洋画3本立ての新世界国際劇場とともに、末永く在り続けてほしい場所。

シネマノヴェチェント『SAS〈特殊部隊〉人質奪還指令/ファイナル・オプション』『インターネサイン・プロジェクト/恐るべき相互殺人』
 今年2月、横浜に誕生した異色のミニシアター。ロイ・バッドが音楽を手がけた激渋アクション&スリラーを自主配給、なおかつフィルム上映にこだわる硬派さと、多彩なイベントを仕掛ける遊び心が交錯する不思議な映画館。

岐阜ロイヤル劇場『緯度0大作戦』
 岐阜・柳ケ瀬が誇る旧作邦画ファンのオアシス。週替わり1本立て、もちろんフィルム上映で、入場料はなんと500円! 常連客を飽きさせないプログラムの多彩さには目を見張る。近くにあるメイン館のCINEXで観た『パリよ、永遠に』もよかった!

本宮映画劇場『真珠湾攻撃と硫黄島』ほか3本
 福島県本宮に現在もその雄姿をとどめる築100年の映画館。名画座秘宝・特別篇の取材で見せてもらったカーボン式映写機のかっこよさにメロメロ。自らが所蔵するプリントを編集し、俺ジナル名場面集を作り続ける館主・田村さんの人間的魅力にもクラックラ!

Cinema KOBE『フランス特殊部隊GIGN エールフランス8969便ハイジャック事件』
 今はなき新橋文化と同じスピリットと匂いを感じさせる、神戸・新開地にあるゴラクの砦。こんな場所が近所にあったら毎週通うのに……と思わせるプログラミングと居心地の良さが魅力。現在発売中の「映画秘宝2月号」に紹介記事が掲載されております。

金沢都ホテルB2Fセミナーホール(旧ロキシー劇場)『孤高の遠吠』『SF/ボディ・スナッチャー』
 おなじみカナザワ映画祭のメイン会場。やっぱりここは何度来てもいい! 特に今年は『孤高の遠吠』との出会いと、上映自体が痛烈な現代社会批判になっていた爆音『ボディ・スナッチャー』のインパクトが忘れがたい。

韓国・釜山“映画の殿堂”野外劇場『Brother Bajrangi』
 釜山国際映画祭に来たら、毎年必ず野外劇場で1本は観ることに決めている。それぐらい、ここの客席の盛り上がりぶりはハンパない。昨年の『セッション』に続き、心臓を鷲掴みにされるような感動を見舞ってくれた。

韓国・メガボックス西面『オデッセイ』4DX版
 釜山映画祭取材のついでに、釜山で2番目にデカいというシネコンでリドリー御大の最新作を堪能。いままで4DXについては「こんなもんか」とか「余計なことしてるなあ」という印象しかなかったけど、これは初めて「意味のある」4DXの使われ方だと感じた。来年2月の日本公開の際にも、ぜひまた4DXで再見したい!

……というわけで、2016年もめいっぱい、いろんな場所をフラフラ巡り歩きたいと思っております。それでは、よいお年を!
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