Simply Dead

映画の感想文。

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映画秘宝8月号! TRASH-UP!! vol.9! 第四回 爆音映画祭!

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 菅原文太の兄ィが雄々しく凛々しく表紙を飾る「映画秘宝 2011年8月号」は、本日6/21発売。今回は「完全保存版! 東映不良性感度映画の世界」と「絶対に観るべきサマームービー50本」という2大総力特集を敢行。ぼくは後者のサマームービー特集のほうに参加させていただきました。

 1本目に書いたのは、シアーシャ・ローナンが美少女アサシンに扮するバイオレンスアクションの快作『ハンナ』。中学生が寝る前に考えたようなボンクラ風味の設定で始まりつつ、ジョー・ライト監督の大マジな演出と、シアーシャちゃんのクールかつ健気なヒットガールぶり、そしてケイト・ブランシェットの度を越した怪演によって予想以上に見応えある作品に仕上がっております。2本目は、流浪の鬼才イエジー・スコリモフスキ監督の『エッセンシャル・キリング』。中東でテロリストとして拘束された主人公ヴィンセント・ギャロが移送中に脱走し、米軍に追われながら雪山のなかをひたすら逃げて逃げて逃げまくる、ちょっとジョゼフ・ロージー監督の『雪崩』(1970)も思い起こさせる傑作です。先月、スコリモフスキ監督にもインタビューさせていただきました(次号にて掲載予定!)。残り2本はアジア枠、『チョン・ウチ/時空道士』『海洋天堂』。前者は『タチャ/イカサマ師』のチェ・ドンフン監督と、人気俳優カン・ドンウォンがタッグを組んだファンタジーアクションコメディの快作。後者はジェット・リーが初めてアクションを完全封印したヒューマンドラマの秀作。どちらも必見です。

 さらに、今週末からユーロスペースと東京日仏学院にて開催される「クロード・シャブロル特集 映画監督とその亡霊たち」の紹介記事も、サマームービー特集内で書かせてもらいました。秘宝読者におすすめの作品として『ヴィオレット・ノジエール』『肉屋』『不貞の女』『刑事ベラミー』あたりを挙げております。この夏はみんなでシャブ漬けになろう!

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 そして、今週末6/24には、待望の「TRASH-UP!! vol.9」が発売! 今回も「映画『ドリーム・ホーム』と香港三級片特集」、「東映ニューポルノと依田智臣 桜マミ インタビュー」、「幻の封印映画『夕映えに明日は消えた』徹底検証」、新連載「リチャード・フライシャー自伝 泣くときにはそう言って」などなど、読み応えありすぎの内容。詳しい収録内容は公式サイトにてご確認ください。また、全国の「TRASH-UP!!」取り扱い店のリストはこちら

 ぼくは、前回好評をいただいたクロード・シャブロル追悼特集の第2弾として「クロード・シャブロルの共犯者たち《女優編》」という自分勝手な長文をダラダラ書き綴っております。女優論のつもりが作品論になってたり、客観的分析のつもりが思い入れまるだしのじょんがら節になってたり、なんかもう、今まででいちばんバランスを失った文章になっているかと思います。まあ自分のことはさておき、あの素晴らしく痛快なインタビュー本「不完全さの醍醐味──クロード・シャブロルとの対話」を翻訳された大久保清朗さんが、シルヴィア・クリステル主演の『アリスまたは最後の家出』について素敵なテキストを寄せてくださっていますので、ご興味ある方はぜひ!

 あと、珍しく新作DVDレビューなどもやっております。名優マイケル・ケインが文字どおり老骨に鞭打って町のダニ退治に乗り出す傑作リベンジムービー『狼たちの処刑台』、キリアン・マーフィーが多重人格者を演じた異色の心理ドラマ『サイコ リバース』、そして『ボディ・アンド・ソウル』『悪の力』が立て続けにDVDリリースされたエイブラハム・ポロンスキー作品の紹介文も書きました。

 そして次号はいよいよ、Vol.10! いろいろ大変なご時世ですが、だからこそ次号はにぎやかに大台越えをしたいと思っております。なにげに途中で終ってる連載記事もいろいろあることですし(小声)、続くためにはまず今号が売れないと続きませんので、皆様のお力添えをお願いいたします!

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 同じく6/24からは「第四回 爆音映画祭」がスタート! 今回は「TRASH-UP!! presents」枠として、本多猪四郎監督の東宝特撮映画をフィーチャー。いちど聴いたら忘れられない伊福部昭の名スコアを、ヒカシューの井上誠が電子楽器+コーラスで甦らせる「ゴジラ伝説」LIVE +『ゴジラ』1954年版の爆音上映(6/27)、そして『ゴジラ』『怪獣大戦争』『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』『海底軍艦』の爆音オールナイト(7/9)という豪華なイベントが実現! TRASH-UP!!ってそういう雑誌だったっけ? という疑問はひとまず置いておいて、みんなで吉祥寺バウスシアターへ駆けつけましょう。地上に放射能をまき散らす核の落し子・ゴジラの恐怖は、今だからこそひときわヴィヴィッドに感じられるはず。他にも『狂った野獣』『キック・アス』『夜よ、こんにちは』『ローラーガールズ・ダイアリー』に、『極北の怪異』+ヘア・スタイリスティックスLIVEなど、見逃せない聴き逃せないプログラムが満載。シャブロル特集とまるかぶりなのが個人的にツライ!
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