Simply Dead

映画の感想文。

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『M:I:III』(2006)

『M:I:III』
原題:Mission:Impossible III(2006)

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 遅ればせながら劇場で観てきました。見せ場のひとつひとつは面白かったですけど、脚本とかはホントどうでもいい感じですね。最後のクライマックスも、構造的に盛り上がらないし。知的興味で観客を引っ張ることを完全に放棄しちゃったラストなんて、新たなハリウッド映画のあけぼのって感じで、死にたくなりました。

 トム・クルーズは前作のサラサラヘアーをやめて、1作目の精悍な感じに戻ってよかったです。でも芝居はいちいちロボットみたいで、何をするにも不気味。笑顔の意味が読めない。あと、走り方も怖い。あの背筋がピンと伸びた全力疾走って、どこもかっこいいと思わないんですけど。

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 前作『M:I?2』は本当に「どこが『スパイ大作戦』やねん」と言いたくなる個人プレー戦でしたが、今回は脇がちゃんと目立ってるので、それっぽくなっていて良かったです(でもそれぞれのキャラクター描写はゼロ)。チームメイト役のジョナサン・リス・マイヤーズ、マギーQのほか、おそらく史上最も情けないIMF局員として『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)のサイモン・ペグが大活躍してくれるのが個人的には嬉しかった(すっごい頭の悪い説明台詞も言わされてるけど)。あと、今年公開されたシェーン・ブラック監督の快作『キスキス,バンバン』(2005)でブレイクした、ヒロイン役のミシェル・モナハンも良いです。出てるだけでOK。

 もちろん本作最大の見所は、悪役フィリップ・シーモア・ホフマンによる「恫喝」。それ以上に冷徹な拷問シーンや、同僚を殺す場面などもあればよかったけど、その辺に関しては時間切れという印象。思わせぶりに回想形式で始めるくらいなら、もうひと押しあってもよかったのに。ちなみに、クルーズ=ホフマンの組み合わせということでか、エンドクレジットにかかる「スパイ大作戦のテーマ」のカヴァーに、『マグノリア』(1999)のジョン・ブライオンが参加してました。なんかシンセの音色がヘンだなーと思ったら……

製作/ポーラ・ワグナー、トム・クルーズ
監督/J・J・エイブラムズ
脚本/アレックス・カーツマン、ロバート・オルシ、J・J・エイブラムズ
撮影/ダン・ミンデル
衣装/コリーン・アットウッド
音楽/マイケル・ジアッキノ
出演/トム・クルーズ、ヴィング・レイムズ、フィリップ・シーモア・ホフマン、ジョナサン・リス・マイヤーズ、マギーQ、ミシェル・モナハン、ローレンス・フィッシュバーン、ビリー・クラダップ、サイモン・ペグ

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