Simply Dead

映画の感想文。

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MGMのDVD-Rシリーズも凄い!

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えっ、
『ウープ・ウープ』もDVDになってるの!?


 というわけで、前回は「ワーナーアーカイブコレクション」について紹介したが、実はMGMとユニヴァーサルも、自社作品のオンデマンドDVD-R販売を(地味ながら)始めている。今のところは両社とも、米Amazon.comなどで限定販売のみ行っている模様。さすがにワーナーほど大量のタイトルは扱っていないが、今後また増えていく可能性もあるので、映画ファンは要チェックだ。今回は、まずMGMからリリースされている「MGM LIMITED EDITION COLLECTION」を紹介。ハル・アシュビーの監督デビュー作『真夜中の青春』、フランソワ・トリュフォーの秀作『緑色の部屋』など、普通にDVD化されていても全然おかしくない有名作品もちらほら。ロバート・ワイズ監督の『すれちがいの街角』や、ディック・ヴァン・ダイク主演の『タバコのなくなる日』など、日本ではTV公開しかされていない作品が数多く含まれているのも嬉しい。リンク先はAmazon.com


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『タバコのなくなる日』(1971)Cold Turkey
30日間の禁煙を達成した町には賞金を贈呈するという、タバコ会社の仕掛けた逆キャンペーンが全国各地で開催されるが、いずこの町も次々と失敗。しかし、ある町だけが禁煙を守りきり、慌てたタバコ会社はスパイを派遣して妨害工作を試みる……。ディック・ヴァン・ダイク主演の諷刺コメディの秀作。原題は「禁断症状」の意。TVの脚本家・プロデューサーとして活躍するノーマン・リアの、唯一の監督作品。

『ニューヨーク泥棒結社』(1967)Fitzwilly
慈善事業への寄付がただひとつの趣味という大富豪の老婦人。だが、すでに財産は使い果たしており、彼女の執事はしかたなく盗賊団を結成して寄付金をかき集めていた……。『マーティ』のデルバート・マン監督による小洒落た犯罪コメディ。主演はディック・ヴァン・ダイク、イディス・エヴァンス。

『ウープ・ウープ』(1998)Welcome to Woop Woop
アメリカからオーストラリアへ逃げてきた詐欺師の青年が、魅力的な少女と出会い、恋に落ちる。しかし、気がつくと彼は奇怪な大家族が暮らす謎の町“ウープ・ウープ”で囚われの身に……。『プリシラ』のステファン・エリオット監督によるオフビートスリラーコメディの大傑作。どうしてこんな素晴らしい映画が評価されないのか全く意味が分からない。主演はジョナサン・シャーチ、スージー・ポーター。

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『真夜中の青春』(1971)The Landlord
何不自由なく暮らしてきた大富豪の息子が、自身の哲学を実践するため黒人スラム街のド真ん中に引っ越し、アパートの家主として住民と交流を図ろうとするが……。アメリカン・ニューシネマの名匠、ハル・アシュビー監督の長編デビュー作。住民たちの反発や人種問題に右往左往する主人公を、『ある戦慄』のボー・ブリッジスが演じる。アシュビーがアカデミー編集賞を獲得した『夜の大捜査線』の監督、ノーマン・ジュイソンが製作を担当。

『欲望の家』(1963)Toys in the Attic
リリアン・ヘルマンの舞台劇を映画化した、ジョージ・ロイ・ヒル監督の初期作品。結婚したばかりの妻を連れて、姉ふたりの住む故郷の家に帰ってきた男。彼らの関係は次第に緊迫感を増し、やがては悲劇へと雪崩れ込む。主演はディーン・マーティン、ジェラルディン・ペイジ、ウェンディ・ヒラーほか。

『The Caretakers』(1963)
精神病院の女性病棟を舞台にした日本未公開の群像ドラマ。治療方針をめぐって対立する医師を、ジョーン・クロフォードとロバート・スタックが演じる。監督は『かもめのジョナサン』のホール・バートレット。

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『すれちがいの街角』(1961)Two for the Seesaw
離婚してネブラスカからニューヨークに引っ越してきた中年弁護士ライアンは、あるパーティーで出会った若い女性ギテルと知り合う。ふたりは惹かれ合い、一緒に暮らすようになるが……。60年代のビート文化を背景にした都会派ラブロマンス。原作舞台劇ではヘンリー・フォンダとアン・バンクロフトが演じた年の差カップルを、本作ではロバート・ミッチャムとシャーリー・マクレーンが演じる。監督は名匠ロバート・ワイズ。

『Between the Lines』(1977)
日本ではやや知名度の低い女性監督、ジョーン・ミックリン・シルヴァーの初期代表作の1本。アングラ新聞の発行にいそしむ若者たちの姿をコミカルに描いた青春群像劇。若き日のジェフ・ゴールドブラム、ジョン・ハード、リンゼイ・クローズらが出演。

『A Fish in the Bathtub』(1999)
おそろしく仲が悪いように見えて、実は深い絆に結ばれた老夫婦の姿を描いたロマンティックコメディ。主演は、実際に夫婦であるジュリー・スティラー&アン・メアラ(ベン・スティラーの両親)。監督は『Between the Lines』のジョーン・ミックリン・シルヴァー。

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『緑色の部屋』(1978)Vanishing Fiancee
亡き妻の遺品や肖像に囲まれて暮らす男の姿を見つめた、フランソワ・トリュフォーによる悲痛な愛の物語。ヘンリー・ジェームズの小説をもとに、トリュフォーが監督・共同脚本・主演をつとめた入魂の一作。ネストール・アルメンドロス撮影による繊細な映像美も見どころ。共演はナタリー・バイ。

『怒りの刑事』(1972)The Offence
鬱屈を抱えたベテラン刑事ジョンソンは、連続少女暴行事件の取り調べで内に秘めていた怒りと暴力衝動を爆発させ、いつしか容疑者を死に至らしめてしまう……。ショーン・コネリーが精神を病んだ刑事を熱演した、舞台劇原作の心理ドラマ。監督はシドニー・ルメット。

『哀愁の旅路』(1966)The Whisperers
ロバート・ニコルソンの小説を原作にした、ブライアン・フォーブス監督のヒューマンドラマ。アパートで孤独に暮らしていた老婦人が、ある日、息子の隠した多額の現金を発見する。空想癖のある彼女は、大金持ちになる夢が現実になったと胸を弾ませるのだが……。主演のイディス・エヴァンスは、本作でアカデミー主演女優賞にノミネートされた。

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『最後の勝利者』(1964)The Best Man
アメリカ大統領予備選を描いたシリアスな政治ドラマ。ヘンリー・フォンダとクリフ・ロバートソンが対立する候補者を演じ、火花を散らす。原作(戯曲)・脚色はゴア・ヴィダル。監督は『猿の惑星』のフランクリン・J・シャフナー。日本ではTV公開のみ。

『一家8人逃亡す』(1966)Eight On The Lam
7人の子どもを男手ひとつで育てているマジメな銀行員ヘンリーは、ある事件をきっかけに5万ドル横領事件の容疑者にされてしまい、一家全員で逃亡する羽目に……。ボブ・ホープ主演のドタバタコメディ。主人公の恋人役でシャーリー・イートンが出演。監督は『彼女の不道徳な夢』のジョージ・マーシャル。

『おばあちゃんは魔女』(1988)Wicked Stepmother
ラリー・コーエン監督のホラーファンタジーコメディ。主演のベティ・デイヴィスが脚本に不満を示して途中降板したため、急遽シナリオを書き直し、バーバラ・カレラが若い頃の魔女を演じることになったという曰く付きの作品。コーエンによると「健康上の理由で降りた」らしい(デイヴィスにとってはこれが遺作となった)。


その他の気になるラインナップはこちら。
『楽園に帰る』(1953)Return to Paradise
『空中ぶらんこ』(1956)Trapeze
『太平洋紅に染まる時/山本元帥とハルゼイ提督』(1960)The Gallant Hours
『栄光の野郎ども』(1965)The Glory Guys
『グループ』(1966)The Group
『三人の女性への招待状』(1966)The Honey Pot
『魔人館』(1983)House of the Long Shadows
『ガルボ・トーク/夢のつづきは夢…』(1984)Garbo Talks
『ドリームチャイルド』(1985)Dreamchild
『ナチ収容所秘話/命を買った男』(1988)The Tenth Man
『ファーノース』(1988)Far North
『レイト・フォー・ディナー』(1991)Late for Dinner

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