Simply Dead

映画の感想文。

欲しいDVDリスト・国内編[2010.1]

BPD_fukasaku_jpdvd.jpg

 やっと映画館にもボチボチ行ける余裕はできたものの、例によって「TRASH-UP!!」の作業が山積み状態で、今年のベストテンは感想を書いてない映画ばっかりになる気がする欲しいものリスト・国内編のお時間です。ちなみに次号「TRASH-UP!! Vol.5」では、香港ニューウェーヴについての記事をメインに担当しております(あと、もちろんパク・チャヌク監督のインタビューも)。来年1月発売予定ですので、よろしくお願いします。(追記:2月12日発売に延びたようです)

 さて、今回は来年1月リリースの注目タイトルを紹介。最近はコンスタントに作品がリリースされている韓国映画からは、傑作モダンホラー『鳥肌』の監督・主演女優コンビによる感動の伝記ドラマ『青燕 ─あおつばめ─』、軍隊を題材にしたホラーを立て続けに撮っているコン・スチャン監督のデビュー作『R-POINT』などが登場。その他の新作では、エミール・クストリッツァ監督の牧歌的ハイテンション恋愛コメディ『ウェディング・ベルを鳴らせ!』、世界的ポップスターが最後に残した贈り物『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』などがリリース。旧作では、イタリアンホラーの巨匠マリオ・バーヴァが撮影と共同監督を務めた50年代SFモンスター映画『カルティキ/悪魔の人食い生物』が低価格で発売されるほか、深作欣二監督の初期作品『脅迫(おどし)』やカルトムービー的傑作『暴走パニック 大激突』などもファン待望の初DVD化を果たします。また、来年上旬にはリチャード・フライシャー監督の『絞殺魔』、ピーター・イェーツ監督の『ヤング・ゼネレーション』といった名作群の発売もアナウンスされているので、そちらも要チェック。各商品タイトルのリンク先は、Amazon.co.jp


sei-en_kr_jpdvd.jpg

●2010.1.1発売
『青燕 ─あおつばめ─』(2005)
日帝時代に韓国初の女性飛行士となった実在の人物、パク・キョンウォンの人生に迫った感動の伝記ドラマ。大空を羽ばたく夢に全てを懸けるひたむきなヒロインを演じたのは、今年9月に37歳の若さで亡くなった実力派女優チャン・ジニョン。監督・脚本を手がけたのは、ユン・ジョンチャン。「TRASH-UP!! Vol.3」の韓国ホラー特集で紹介した傑作『鳥肌』コンビによる2作目にして、最後の作品になってしまった。主演のチャン・ジニョンにとって、本作は最も愛着のある作品だったという。共演はキム・ジュヒョク、ユミン、仲村トオルほか。(ファインフィルムズ)


●2010.1.6発売
『ヒンデンブルグ』(1975)
1937年5月、ナチス政権下のドイツが誇る大飛行船ヒンデンブルグ号が爆発炎上した事件をもとに、悲劇的な運命をたどった乗客たちのドラマを綴ったサスペンス巨編。『アンドロメダ…』の名匠ロバート・ワイズが監督を務め、様々な思惑が交錯する群像劇を、大作らしいスケール感と手堅い演出でまとめ上げている。ジョージ・C・スコット、ウィリアム・アザートン、チャールズ・ダーニングといった通好みのキャスト陣の競演も見どころ。TV放映時の吹き替え音声も収録し、待望の国内初DVD化。(キングレコード)


rourke_wrestler_jpdvd.jpg

●2010.1.15発売
『レスラー』スペシャル・エディション(2008)
ミッキー・ロークが満身創痍の中年レスラーを熱演し、大きな話題を呼んだ秀作が早くもリリース。監督は人間が堕ちていく「速度」に惹かれ続ける男、ダーレン・アロノフスキー。映画の感想はこちら。DVDには特典として41分の出演者インタビュー、予告編を収録。Blu-ray版も同時発売。(日活、ハピネット)

●2010.1.20発売
『倉田保昭のカンフー大作戦』(1978)
続々リリースされている香港の協利電影制作によるアクション映画シリーズの1本。原題は「懲罰」。倉田保昭、山下タダシ、トニー・プーンが競演し、なぜかドミニカ共和国でオールロケを敢行。ひょんなことから現地の警察に逮捕された3人の男たちが、保釈の交換条件として、あるひとりの男に“懲罰”を加えることになる……。共演は団忠昭、鹿村泰祥ほか。(ラインコミュニケーションズ)

『酔猿拳VS蛇拳』(1979)
実力派アクション俳優チャン・ウーロン、ウィルソン・トンらが共演した協利電影制作の1本。酔拳と猿拳を学んだ青年が、師匠を殺された恨みを晴らすべく、蛇拳を使う悪人に戦いを挑む。主人公自ら編み出した“酔猿拳”と蛇拳の対決など、バリエーションに富んだ格闘シーンが見どころ。原題は「猴形扣手」。(ラインコミュニケーションズ)


odoshi_fukasaku_jpdvd.jpg

●2010.1.21発売
『脅迫(おどし)』(1966)
出世街道をゆくサラリーマン・三沢の家に、子どもを誘拐して逃走中の脱獄囚2人組が転がり込んできた。彼らは身代金1千万円を受け取ってくるよう三沢に命じるが……。ある日突然、理不尽な恐怖にさらされ、犯罪に協力する羽目に陥る男のドラマをスリリングに描く、深作欣二監督の初期作品が初DVD化。出演は三国連太郎、西村晃、春川ますみほか。(東映)

『解散式』(1967)
組が解散して2年後、刑務所から出所してきた元幹部・沢木は、カタギになって身を落ち着けようとする。だが、かつての組員たちは表向きは正業に就きながら、裏ではいまだに悪行三昧。それを知った沢木は怒りのドスを手に再び立ち上がる……。深作欣二監督・鶴田浩二主演による本格的任侠映画。共演は渡辺美佐子、丹波哲郎、渡辺文雄、金子信雄ほか。(東映)

『血染の代紋』(1970)
コンビナート拡張にからむ利権を巡り、新たな抗争を始める二大組織。その中で、幼馴染みの元ボクサー・梅宮辰夫とヤクザ組長・菅原文太は、心ならずも敵同士となり対立するのだが……。港町・横浜を舞台に、男同士の友情を描いた任侠アクション映画。のちに『仁義なき戦い』シリーズで組むことになる深作欣二監督と菅原文太の記念すべき初顔合わせ作品。脚本は深作監督と内藤誠が共同で執筆。(東映)

『暴走パニック 大激突』(1976)
海外暮らしを夢みる銀行強盗、その強奪金を横取りしようとする男、判断力を失ったボンクラ警官が入り乱れ、三つ巴のカーチェイスを展開する。深作欣二監督のハチャメチャ犯罪アクション映画の金字塔。延々とカークラッシュが繰り広げられる後半の展開は、大井武蔵野館で初めて観た時は何がなんだか分からなかった。出演は渡瀬恒彦、杉本美樹、室田日出男、渡辺やよい、川谷拓三。(東映)

『やくざの墓場 くちなしの花』(1976)
ヤクザ社会と警察官僚機構の黒い癒着を知り、正義と狂気に身を焦がしていく一匹狼の刑事。その破滅的な生きざまを冷徹かつハードな演出で描いた、深作欣二監督のアウトロードラマの傑作が国内初DVD化。出演は渡哲也、梶芽衣子、梅宮辰夫、佐藤慶。大島渚監督が俳優として出演しているのも見どころ。(東映)


scream-yamagata_jpdvd.jpg

●2010.1.22発売
『山形スクリーム』(2009)
山奥の村を訪れた女子高生の一団と、落武者たちの怨霊が率いるゾンビ軍団の対決を描いた、竹中直人監督渾身のホラーコメディ。前半はあまりのトラッシュぶりに度肝を抜かれつつ、80年代的なホラー映画テイスト溢れる展開にだんだん心地好さを覚えてしまい、観終わった後は「なんか楽しかったから、いっかあ」と納得させられてしまう(?)空前絶後の1本。DVDにはメイキング、未公開シーン集、撮り下ろし映像「村人とカジモドのポルカ」、特別番組「消えた女子高生を追え」、舞台挨拶集、オーディオコメンタリーなど、豊富な特典を収録。(東宝)

『セントアンナの奇跡』プレミアム・エディション(2008)
1944年、第2次大戦下のイタリア。米軍の黒人部隊「バッファロー・ソルジャーズ」の兵士たちは、トスカーナを進軍中、アンジェロという名のひとりの少年を助ける。その時から、数奇な運命のドラマが幕を開けた……。戦火の中に生まれた奇跡のドラマを描く、スパイク・リー監督の戦争巨編。DVDには特典として、実在の「バッファロー・ソルジャーズ」を招いた座談会、彼らの史実を描いたドキュメンタリー、映画のメイキングやキャスト&スタッフのインタビュー映像を収録。(ジェネオンユニバーサル)


●2010.1.22発売
『特捜刑事 スパルタン』(2004)
ヴァル・キルマー演じるシークレットサービスの主人公が、誘拐された大統領のひとり娘を救出するべく独自の捜査を開始するアクションスリラー。監督・脚本は『ザ・プロフェッショナル』『レッドベルト』など、一筋縄ではいかない作品を放ち続けているデイヴィッド・マメット。言わずと知れたアメリカ現代演劇を代表する劇作家でもある。共演はウィリアム・H・メイシー、クリステン・ベル、サイード・タグマウイほか。(アメイジングD.C.)

『100 FEET』(2008)
度重なるDVに耐えかね、警官の夫を殺してしまった女性マニー。彼女は釈放され帰宅を許されるが、足首に発信機をつけられ、半径100フィート以内しか行動できない(つまり家から一歩も出られない)状態に。そこへなんと夫の亡霊が現れ、再び容赦ない暴力を彼女に振るい始める! オリジナル版『ヒッチャー』の脚本や、監督作『ジャッカー』などで知られるエリック・レッドの最新作。ドメ男の幽霊と戦うヒロインの恐怖を描いた異色のバイオレンスホラー。主演はファムケ・ヤンセン、マイケル・パレ。(アメイジングD.C.)


MJ_this-is-it_jpdvd.jpg

●2010.1.27発売
『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』コレクターズ・エディション(2009)
今年6月に急逝した世界的ポップスター、マイケル・ジャクソン。彼がロンドンで行うはずだったライブ公演「THIS IS IT」のリハーサル映像を編集し、1本の映画に仕上げたドキュメンタリーフィルム。作品が製作された成り立ちは不幸だが、ひとつのライブが出来上がっていくまでのリハーサル風景「だけ」を克明に捉えた、音楽映画としては前例のない作品になっていて、ひょっとしたら本番のライブより面白いのではないかと思うほど面白い。また、唯一無二のカリスマ性でスタッフや共演パフォーマーたちを引っ張っていく、座頭(ざがしら)としてのマイケルの魅力を余すところなく映しだしている点でも、たいへん貴重なフィルムであり、映画としてのドラマティックな面白さにも満ち溢れている。まさに、マイケルが最後に残した「思いがけない贈り物」だ。特典ディスクつきのデラックス・コレクターズ・エディションBlu-ray版も同時発売。(ソニーピクチャーズ)

『劇場版 天元突破グレンラガン 螺巌篇』【完全生産限定版】(2009)
今石洋之監督×中島かずき脚本×ガイナックス製作の人気ロボットアニメ『天元突破グレンラガン』の劇場版第2作。公開はTVシリーズ後半の物語を凝縮し、さらにパワーアップした映像で主人公シモン率いる大グレン団の死闘を描く。観客の持てるパワーを根こそぎ引き出さないとついていけないような、ハイテンションきわまる展開が圧巻。限定版には、スタッフインタビュー集や舞台挨拶ドキュメントなどを収録した特典ディスク、中島かずき書き下ろしのオーディオストーリーCD「男組だよ!グレンラガン」、縮刷版パンフレット、ピンナップなどを収録。本編+オーディオコメンタリーのみの通常版も同時発売。制作秘話と併せてどうぞ。(ソニーミュージック)

『色即ぜねれいしょん』【限定版】(2009)
みうらじゅんの自伝的小説を、ミュージシャン・俳優の田口トモロヲが監督として映画化。京都の高校に通うモテない童貞少年が経験する、気恥ずかしくも愛おしい夏の思い出を、愛情を込めて爽やかに描いた青春映画の佳作。主人公に扮する渡辺大知の好演、臼田あさ美の魅力的なヒロインぶり、主人公の優しすぎる両親役の堀ちえみとリリー・フランキーの妙演など、出演者たちがみんないい。3枚組の初回限定版は、メイキング、舞台挨拶集、特番「ザ・鼎談」、主題歌PVなどを特典DVDに収録。さらに、みうら&田口のユニット「ブロンソンズ」による主題歌カバーCDも封入。本編+オーディオコメンタリー+予告編集を収録した通常版も同時発売。(バンダイビジュアル)

『ハリウッド監督学入門』(2008)
中田秀夫監督がハリウッドで『ザ・リング2』を完成させるまでに立ちふさがった、大きな壁と数々の疑問。ハリウッドで映画を撮るというのは、どういうことなのか。外国人がメジャースタジオの映画を撮るうえで、一体どんな困難が待ち受けているのか。その疑問について、中田監督自ら作曲家ハンス・ジマーや製作者ウォルター・パークスなどの関係者にインタビューし、独自の視点で分析していくドキュメンタリー。(VAP)


caltiki_freda-bava_jpdvd.jpg

●2010.1.29発売
『カルティキ/悪魔の人食い生物』(1959)
映画ファンの間では「知られざる傑作」として名高いイタリア製B級モンスター映画が、まさかの初ソフト化。監督は『ヒッチコック博士の恐ろしい秘密』『炎の舌をもつイグアナ』のベテラン職人監督リカルド・フレーダで、のちに怪奇映画の巨匠となるマリオ・バーヴァが撮影を担当(ノークレジットで共同監督も務めている)。メキシコを訪れた遺跡調査隊がアメーバ状の人喰い生物と出会い、その断片を科学者が持ち帰ると、実験室で増殖。クライマックスでは市街地を舞台に、巨大不定形怪獣と化した謎の生物と軍隊が激しいバトルを展開する。(オルスタックピクチャーズ)

『原爆下のアメリカ』(1952)
ある日突然、アメリカの大都市に原子爆弾が降り注いだら? という、共産主義の脅威を描いた50年代B級エクスプロイテーションSF。戦争シーンの映像は、ほとんど記録フィルムの流用。プロデューサーは「興行師たちの映画史」でもおなじみのアルバート・ザグスミス。原題は“Invasion U.S.A.”。(オルスタックピクチャーズ)

『ゴー・ファースト 潜入捜査官』(2008)
灼熱のモロッコ、スペインからフランスへ──大量のドラッグをスポーツカーに詰め込み、最速でヨーロッパを駆け抜ける麻薬密売組織の運び屋集団「ゴー・ファースト」。その一員としてハンドルを操るマレクは、実は警察の潜入捜査官だった。大迫力のカーチェイスが見どころの犯罪アクションスリラー。製作は『トランスポーター』のヨーロッパ・コープ。DVDにはメイキング、未公開シーンを収録。(角川映画)

『愛してる、泣かないで 最後の約束』(2007)
ろくでなしの父親と2人暮らしの少年ジェス。ある日、父が連れてきた11人目のママは、一日中何もせず食っちゃ寝ばかりしている、どうしようもない女だった。だが、ある出来事をきっかけに、2人の間に絆が芽生え始める……。韓国映画界を代表するセクシー女優キム・ヘスが、自堕落なヒロインを好演したヒューマンドラマ。共演は『地球を守れ!』で主人公の少年時代を演じた名子役キム・ヨンチャン、『ハピネス』のファン・ジョンミン。(E-MOTION)

『ぼくら特殊発掘捜査隊 無くなった黄金佛像を探せ!』(2007)
ある日、国宝級文化財の仏像が消えてしまった! 希代の盗掘屋キム・デチュルは、失われた仏像のありかについて重要なヒントを握っていると思しき子どもたちと接触。彼らと共におかしな捜索劇を開始するのだが……。『シルミド』『キム氏漂流記』の人気俳優チョン・ジェヨンが主演したアドベンチャーコメディ。(E-MOTION)


narase-bell_jpdvd.jpg

『ウェディング・ベルを鳴らせ!』(2007)
セルビアの山奥に暮らす少年ツァーネは、町で出会った可憐な女学生ヤスナにひと目惚れ。あの手この手のプロポーズ作戦を展開するが、そんな彼の前にセルビア初の世界貿易センタービル建設を目論むマフィアが立ちはだかる。はたしてツァーネとヤスナは結ばれるのか? 恋の暴走機関車と化した少年のハチャメチャな行動を、巨匠エミール・クストリッツァが活写する波瀾万丈の恋愛アクションムービー。常連俳優ミキ・マノイロヴィッチや、クストリッツァ監督の初長編『ドリー・ベルを憶えてる?』でヒロインを演じたリリャナ・ブラゴイェヴィッチも出演。(日活、ハピネット)

『フランチェスコ《ノーカット完全版》』(1989)
中世イタリアに実在した聖人フランチェスコの人間像にせまる、リリアーナ・カヴァーニ監督の力作。公開当時は135分の短縮版で上映されたが、今回は157分の全長版で初リリース。フランチェスコを演じたのは、当時セクシー俳優として人気を博し、『死にゆく者への祈り』や『バーフライ』などで演技派としても認められようとしていた頃のミッキー・ローク。美術・衣装を手がけたのは『フラッシュ・ゴードン』のダニロ・ドナティ。(ハピネット)

『意志の勝利』(1935)
アドルフ・ヒトラー率いる国家社会主義労働者党(ナチス)がドイツ国内で政権を獲得した翌年、旧都ニュルンベルクで大々的に行われた党大会「意志の勝利」の模様を記録したプロパガンダ映画。監督は女優・映画作家として才能を発揮したレニ・リーフェンシュタール。彼女はあらゆる撮影技法と編集テクニックを駆使し、人心を惑わすほどの力強い映像美に溢れたフィルムを作り上げたが、終戦後にナチスの国家的犯罪が明らかになると「呪われた映画」として封印され、リーフェンシュタールの映画作家としてのキャリアも断たれた。日本国内でソフト化されるのは今回が初めて。DVDには特典としてリーフェンシュタール監督の短編『自由の日』、劇場公開時パンフレットの増補改訂版を封入。(ハピネット)

r-point_korea_jpdvd.jpg

『R-POINT』(2004)
1972年、ベトナム戦争末期。チェ・テイン中尉は作戦地域名「R-POINT」における生存者の確認を命じられ、部下たちと共に現地へ乗り込む。そこでは6ヶ月前にひとりの生存者を除いて部隊が壊滅していたが、現在も何者かによる救助要請無線が送られ続けていた。中尉たちを待ち受けていた想像を絶する恐怖とは……。コン・スチャン監督が『GP506』に先駆けて放ったミリタリーホラー。主演は『王の男』のカム・ウソン。(AMUSE)

『1978年、冬。』(2007)
文化大革命の混乱が終わりを告げた、1978年の冬。中国北部の小さな町に暮らす兄弟の前に、北京から来たひとりの少女が現れた……。中国の「空白の時代」を背景に、ある歳の離れた兄弟と孤独な少女の交流を、切なく描いた青春ドラマ。監督のリー・チーシアンは「新たな才能の発見」と賞賛され、東京国際映画祭でも審査員特別賞を受賞した。(AMUSE)

『娼婦の羽』(2007)
20代で韓国の田舎町からアメリカのロサンジェルスに渡った女性ジナ。30代、彼女はラスヴェガスで娼婦となり、ファッションデザイナーになる夢を追っていた。そして40代、夢破れたジナは極寒の地アラスカに向かう。ある渡米女性の愛と夢と性を切り取った韓国インディーズ映画。監督は池脇千鶴主演の『おいしいマン』を手がけたキム・ジョンジュン 。ヒロインの20代・30代・40代を、『フラワーアイランド』のキム・ヘナら、別々の女優が演じて話題を呼んだ。(グラッソ)


young-one_bunuel_jpdvd.jpg

●2010.1.30発売
『若い娘』(1960)
黒人クラリネット奏者のトレヴァーは、白人女性をレイプしたという濡れ衣を着せられ、ボートで海へ逃亡。とある小島に流れ着くが、そこには密猟監視員の男、老人と少女の3人だけが住んでいた。孤立した島を舞台に展開する4人の男女の密室劇。ルイス・ブニュエル監督がメキシコ時代の末期に英語で製作した数少ない作品の1本。脚本はブニュエルと、赤狩りによってメキシコに亡命していたヒューゴ・バトラーが共同で執筆した。ブニュエルの名を世界に知らしめた処女短編とドキュメンタリーを併録した『アンダルシアの犬』&『ブニュエルの秘かな愉しみ』も同時発売。(紀伊國屋書店)

『ゲアトルーズ』(1964)
デンマークの巨匠、カール・Th・ドライヤーの遺作。愛を求めて苦悩する女の姿を通して、魂の渇望を描く。弁護士の夫との結婚生活に失望したゲアトルーズは、若い作曲家エルラントに愛を求めるが、その想いは理解されなかった。深く傷ついた彼女は……。空間構成と陰影の様式美に溢れたドライヤーの集大成。(紀伊國屋書店)

『8 1/2』普及版(1963)
イタリアの巨匠、フェデリコ・フェリーニによる私小説的な傑作が、通常版で登場。温泉地に逗留している43歳の映画監督グイドは、スランプに陥り、すでにクランクインを2週間も延期していた。プロデューサーにせっつかれ、妻との関係も冷えきり、公私共々ストレスに晒されるグイドの脳裏に、様々な幻影が現れては消えていく……。貴重な特典映像やブックレットを収めた愛蔵版も発売中。(紀伊國屋書店)

「東陽一 BOX2」
東陽一監督のインディーズ時代を代表する初期長編3作品を収めたDVD-BOX。収録タイトルは、不協和音を奏でる沖縄の現状をタペストリー的に散りばめたドキュメンタリー『沖縄列島』(1969)、戦中の集団自決から生き延びた青年の魂の遍歴を描く最初の劇映画『やさしいにっぽん人』(1971)、人間の思考を読む妖怪サトリが高度経済成長真っ只中の日本に現れる『日本妖怪伝サトリ』(1973)。(紀伊國屋書店)

『まひるのほし』(1998)
神戸で陶芸や絵画のアーティストとして活動する知的障害者たちの姿を追った、佐藤真監督のドキュメンタリー。40時間にも及んだ撮影フィルムを93分に凝縮し、清々しいユーモアと微かな緊張を孕んだ作品世界が浮かび上がる。タイトルは「真昼には見えなくてもそこに燦然と輝いている星がある」という思いをこめたもの。音楽は井上陽水。(紀伊國屋書店)


<2010年2月以降リリースの注目タイトル>

spaak_la-noia_jpdvd.jpg

●2010.2.3発売
『禁じられた抱擁』デジタル・リマスター版(エスピーオー)
『太陽の下の18才』HDニューマスター版(エスピーオー)
『狂ったバカンス』HDニューマスター版(エスピーオー)
『哀愁のトロイメライ クララ・シューマン物語』(エスピーオー)
『マイ・ライフ、マイ・ファミリー』(20世紀フォックス)

●2010.2.5発売
『少年は泣かない』(竹書房)

gbw_jee-woon_jpdvd.jpg

●2010.2.10発売
『グッド・バッド・ウィアード』特別版(ワーナーホームビデオ)
『グッド・バッド・ウィアード』コレクターズ・ボックス【初回限定生産】(ワーナーホームビデオ)
『グッド・バッド・ウィアード』コレクターズ・ボックス【初回限定生産】〈Blu-ray版〉(ワーナーホームビデオ)

●2010.2.17発売
『ヒース・レジャーの 恋のからさわぎ』(ウォルトディズニー)

connected_hongkong_jpdvd.jpg

●2010.2.19発売
『コネクテッド』スペシャル・エディション(ハピネット)
『土俵際のアリア』(東宝)

●2010.2.21発売
『地獄の天使 紅い爆音』(東映)
『女教師日記 禁じられた性』(東映)
『龍の子太郎』(東映)
『魔犬ライナー0011変身せよ!』(東映)
『きかんしゃやえもん D51の大冒険』(東映)
『パンダの大冒険』(東映)

●2010.2.26発売
『ヤング・ゼネレーション』(20世紀フォックス)
『ジュリア』(20世紀フォックス)
『見わたすかぎり人生』(オンリーハーツ)

bresson_mouchette_jpdvd.jpg

●2010.2.27発売
『少女ムシェット』(紀伊國屋書店)
『湖のランスロ』(紀伊國屋書店)
『忘れられた人々』(紀伊國屋書店)
『あんにょん由美香』(紀伊國屋書店)
『阿賀に生きる』(紀伊國屋書店)
『阿賀の記憶』(紀伊國屋書店)

●2010.3.3発売
『サンシャイン・クリーニング』(ポニーキャニオン)
『好奇心は猫を殺す』(CCRE)
『美しき諍い女』デジタル・リマスター版(ハピネット)

taken_96jikan_jpdvd.jpg

●2010.3.5発売
『96時間』(20世紀フォックス)
『96時間』〈Blu-ray版〉(20世紀フォックス)
『ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式』(20世紀フォックス)
『ミスにんじん』(ファインフィルムズ)

●2010.3.10発売
『ハングオーバー』特別版(ワーナーホームビデオ)
『ハングオーバー』〈Blu-ray版〉(ワーナーホームビデオ)

XX_masumi_jpdvd.jpg

●2010.3.21発売
『XX ダブルエックス 美しき凶器』(東映)
『XX ダブルエックス 美しき狩人』(東映)
『爆発! 暴走族』(東映)
『爆発! 暴走遊戯』(東映)
『暴走の季節』(東映)
『爆発! 750cc族』(東映)
『劔岳 撮影の記 ─標高3000メートル、激闘の873日─』(東映)

fleischer_strangler_jpdvd.jpg

●2010.3.26発売
『絞殺魔』(20世紀フォックス)
『ペーパー・チェイス』(20世紀フォックス)
『走れ走れ!救急車』(20世紀フォックス)

●2010.4.23発売
『マシンガン・パニック/笑う警官』(20世紀フォックス)

●2010.5.21発売
『トプカピ』(20世紀フォックス)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://simplydead.blog66.fc2.com/tb.php/408-b19ec714
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad