Simply Dead

映画の感想文。

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DVD-BOX「ユ・ヒョンモク コレクション」発売!

 今年6月に84歳で亡くなった韓国映画の巨匠、ユ・ヒョンモク。その作品群を収めたDVD-BOXが、韓国映像資料院から発売されます。収録タイトルは、『あなたと永遠に』(1958)、『金薬局の娘たち』(1963)、『終電で来た客たち』(1967)、『長雨』(1979)の4本。昨年リリースされた「キム・ギヨン コレクション」と同様、日本語字幕も収録されています。

 ユ・ヒョンモク監督は、戦後の韓国映画に苛烈なリアリズムと実存主義的なテーマを持ち込み、1960年代から世界水準の映画作家として認められていた人物です。代表作『誤発弾』(1960)は国内外で高く評価され、キム・ギヨン、シン・サンオクと共に、韓国映画の黄金期を牽引しました。日本でも映画祭や特集上映などで何度か紹介されてきましたが、一般的な知名度は決して高いとは言えません。ぼくも『誤発弾』、『殉教者』(1965)、『ママと星とイソギンチャク』(1995)を観た事があるくらい。

 今回のリリースを機に、韓国映画の古典はキム・ギヨンだけじゃない! ということが広く伝わればいいと思います。イ・マニ、イ・ドゥヨン、イ・ウォンセといった監督たちの作品も、もっと観られる機会が増えますように。

hyeon-mok_kr_dvdbox.jpg

ユ・ヒョンモク コレクション
4枚組/韓国語・英語・日本語字幕つき/HDリマスター版(『あなたと永遠に』は除く)
映像特典:ユ・ヒョンモク監督ドキュメンタリー(50分)、イメージギャラリー
封入特典:65P解説小冊子
(韓国での発売は12月10日。YESASIAでは1週間遅れの取り扱い)

《収録作品》
『あなたと永遠に』(1958)
  刑務所から出てきた男が、昔の恋人がギャングのボスに娶られたことを知り、やがて復讐に走る。
  丹念な演出スタイルが光る、監督の4作目にあたる犯罪メロドラマ。(白黒・109分)

『金薬局の娘たち』(1963)
  李氏朝鮮の時代から、朝鮮が日帝支配下に置かれる1930年代までの激動期を、
  ある四人姉妹のドラマを通して綴った年代記。国内の映画賞を総なめにした名作。(白黒・108分)

『終電で来た客たち』(1967)
  虚無的なムードの中で描かれる、人生に迷った男たちと女たちの群像劇。
  夜間外出禁止令があった当時の韓国では、終電という言葉に特別な意味があった。(カラー・104分)

『長雨』(1979)
  朝鮮戦争のさなか、田舎の農村にある少年の家に、親戚一家が疎開してきた。二家族が同居する中で
  起こる祖母たちの対立を通して、南北分断の悲劇と不条理を寓話的に描く秀作。(カラー・124分)

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