Simply Dead

映画の感想文。

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『Emanuelle e Francoise (le sorelline)』(1978)

『Emanuelle e Francoise (le sorelline)』
別題:Emanuelle's Revenge/Blood Vengeance(1978)

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 ジョー・ダマト監督の偽エマニュエルもの第1弾。といってもエマニュエル役を演じるのは黒い宝石ローラ・ジェムサーではなく、『死んでいるのは誰?』(1973)のローズマリー・リント(顔が怖い)。他愛のない映画ですけど、そこそこ面白かったです。

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〈おはなし〉
 純真な娘フランソワーズ(パトリツィア・ゴーリ)は、ろくでなしの恋人カルロ(ジョージ・イーストマン)に一方的に捨てられ、悲嘆のあまり列車に身を投げて死んでしまう。姉のエマニュエル(ローズマリー・リント)は妹の残した遺書から、カルロの犯してきたむごい仕打ちの数々を知り、復讐を決意する。自らの美貌を武器に、巧みにカルロを自宅に誘い込んだエマニュエルは、彼を隠し部屋に監禁。マジックミラー越しに様々な痴態を見せつけるのだった……。
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 脚本がブルーノ・マッティなので、話はどってことないですが、音楽と演出のテンポがいいので、退屈せずに観られます。主人公のエマニュエル姐さんが着々と復讐計画を進めていく合間に、生前のフランソワーズちゃんがひどい目に遭う姿をフラッシュバックで映し出すという構成。何度となく恥辱を受けたあげく、ついには男の借金のカタにポルノ映画にまで出演させられ……という場面のつなぎが、なぜかアクション映画ばりにエキサイティングで、凄くかっこよかったです。なに考えてるんだろう?

 薄幸のヒロイン、フランソワーズを演じるパトリツィア・ゴーリがとてもキュート。健気に尽くす彼女を食い物にする種馬カルロを演じたジョージ・イーストマンは、この数年後に『猟奇!食人鬼の島』(1980)とその続編『Antropophagus 2』(1981)でハゲ頭のカニバリストを熱演。頑張り屋さんです。脚本家としても活躍していて、最近ではミケーレ・ソアヴィ監督の刑事アクションTVドラマ『Uno Bianca』(2001)も書いたりしています。

ドイツ盤DVDパッケージの裏面

 DVDのパッケージや予告編では、テーブルを囲んだ6人ほどの男女がカニバリズムや乱交を繰り広げ、さらに狂った男がハチェットで裸の女をガンガンぶっ叩くという強烈なスプラッタシーンがフィーチャーされてますが、本編では「薬を打たれて衰弱したジョージ・イーストマンが見た幻影」というオチ。まあ、そんなことだろうと思いましたが。でもシーン自体は強烈なので、一見の価値はあるかと。

 その点、フランチェスコ・バリッリ監督の『Il Profumo Della Signora in Nero』(1973)はマジだから偉かったですね。

 X-RatedレーベルのPAL盤DVDは、97分のノーカット版本編を収録(英・伊・独の3カ国語音声)。映像特典として、ドイツの映画製作者エルウィン・ディートリッヒが追加撮影した、陰部まるだしのヌードシーンのフッテージも観ることができます。ここだけ何故か有名ポルノ女優のブリジット・ラーエが出てるので、繋いで観ると変な感じだと思いますが。他に予告編、監督インタビュー(イタリア語・ドイツ語字幕のみ)、サウンドトラック5曲、フォトギャラリーを収録。音楽が入ってるのがいちばん嬉しいです。


製作・監督/ジョー・ダマト(アリスティーデ・マッサチェッシ)
脚本/アリスティーデ・マッサチェッシ、ブルーノ・マッティ
撮影/アリスティーデ・マッサチェッシ
音楽/ジャンニ・マルチェッティ
出演/ジョージ・イーストマン、ローズマリー・リント、パトリツィア・ゴーリ、キャロル・アニー・エデル
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