Simply Dead

映画の感想文。

欲しいDVDリスト・国内編[2008.12+α]

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 『その日のまえに』『陽もまた昇る』の衝撃いまださめやらぬ、12月の欲しいものリスト・国内編のお時間です。最近「欲しいもの」と「観たいもの」がゴッチャになりつつある気がしますが、「すごく欲しくはないけど一度はDVDで観てみたいものリスト」とか作り始めると余計に収拾がつかなくなりそうなので、しばらくこのままでいきます。今月は2008年を代表する傑作『ダークナイト』『ホット・ファズ』を始め、旧作では『さらば友よ』『地球に落ちて来た男』などのユニバーサル廉価版シリーズ、待望の初ソフト化となる『資金源強奪』などが登場。『肉屋』、そして『不貞の女』と、クロード・シャブロル監督が60年代末から70年代に手がけた傑作群が、いよいよ日本でも連続リリースされるのも嬉しいかぎり。『26世紀青年』ってなんだ? と思ったら、なんとあの衝撃的傑作のことでした! 各商品タイトルのリンク先は、Amazon.co.jp


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●2008.12.1発売
『26世紀青年』(2006)
祝DVD化! マイク・ジャッジ監督の傑作風刺コメディ『Idiocracy』がついに日本でもリリース。こんな『バス男』以下の、完全にイディオクラシー化進行中のタイトルつけないと発売できないという状況にも泣けてきますが、何はともあれめでたいかぎり。冷凍睡眠実験の被験者となり、500年後の地球で目覚めた平凡な青年ジョーが目の当たりにしたのは、バカしか生き残っていない地獄のような世界だった! 作品の感想文はこちら。(20世紀フォックス)


●2008.12.3発売
『P2』(2007)
クリスマス・イヴにひとり寂しく残業していたOLが、ひょんなことから地下駐車場に閉じ込められてしまう。そこに忍び寄る何者かの影……。『ヒルズ・ハブ・アイズ』のアレクサンドル・アジャがプロデュースを手がけた密室サスペンス。主演は『エイリアス』のレイチェル・ニコルズと、『アメリカン・ビューティー』のウェス・ベントリー。(ポニーキャニオン)

『バナナマン/bananaman live 疾風の乱痴気』(2008)
最近やっと世間一般でも「あ、この人たちすごいんだ」と認知されてきたような気がする、バナナマンの最新コントライブDVD。スマートに条理をひっくり返しつつ、同時に普遍的なおかしさと親しみやすさを兼ね備えたネタの数々が魅力的。個人的に今のお笑い芸人の中ではいちばん好き。(ポリドール)


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●2008.12.4発売
『パリの灯は遠く』(1976)
ナチスドイツ占領下のパリで、ユダヤ人の貴重品を安く買い叩いて儲ける美術商クライン。ある日、彼は同姓同名のユダヤ人と間違えられ、身の潔白を証明しようとするのだが……。異才ジョゼフ・ロージー監督が、アラン・ドロン主演で撮り上げた不条理スリラー。共演はジャンヌ・モロー、ミシェル・ロンズデール、シュザンヌ・フロンほか。(ユニバーサル・ピクチャーズ)

『さらば友よ』(1968)
アラン・ドロンとチャールズ・ブロンソン共演のヒット作が再リリース。金庫破りに挑んだ男2人の過去と友情を描く犯罪ドラマの秀作。原作は『長い日曜日』『新車の中の女』の名匠セバスチャン・ジャプリゾ。彼と共同で脚本を執筆し、監督を務めたのはジャン・エルマン。ジャン・ヴォートランの筆名でも知られ、『パパはビリー・ズ・キックを捕まえられない』など、異色ノワール小説の傑作群を生み出している。本作にもジャプリゾらしいロマンと、ヴォートランらしいツイストが随所に利いていて、実はちょっと変わった映画だったりする。(ユニバーサル・ピクチャーズ)

『いぬ』(1963)
金庫破りの計画を警察に漏らした“いぬ”は誰なのか……。先日、米クライテリオンからもコレクターズDVDが発売された、ジャン=ピエール・メルヴィル監督のフィルムノワール。ジャン=ポール・ベルモンドのシリアスな演技、セルジュ・レジアニの素晴らしい存在感が見もの。(ユニバーサル・ピクチャーズ)

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『地球に落ちて来た男』(1976)
デイヴィッド・ボウイが宇宙からの孤独な来訪者を演じた傑作ドラマ。ウォルター・テヴィスの原作を『ルール・オブ・デス/カジノの死角』のポール・メイヤーズバーグが脚色。ニコラス・ローグ監督の幻惑的で残酷な演出が冴え渡る。小学生の頃にBSで初めて観て以来、何度観たか知れない。共演は『パパ/ずれてるゥ!』のバック・ヘンリーに、『アメリカン・グラフィティ』のキャンディ・クラーク、そして『ビーチレッド戦記』のリップ・トーン。廉価版で待望の再リリース。(ユニバーサル・ピクチャーズ)

『ハイランダー/悪魔の戦士』(1985)
首を斬り落とされない限り、永遠に生き続ける不死者たちの壮絶な戦いを描いた、伝奇アクションホラーの大ヒット作。監督のラッセル・マルケイ、主演のクリストファー・ランバートにとっては畢生の代表作となった。個人的にはそれほど好きな映画ではないけど、シリーズの中では最高作だと思うし、熱烈なファンの多さにも驚かされる。メーカーを変えて低価格で再リリース。川尻善昭監督のアニメ版と併せてどうぞ。(ユニバーサル・ピクチャーズ)

『ニッケルオデオン』(1979)
5セント銅貨(ニッケル)で見られる大衆向けの短編映画を量産し、映画創成期を駆け抜けた活動屋たちの姿をコミカルに描いた群像劇。監督は『ラスト・ショー』『ペーパー・ムーン』のピーター・ボグダノヴィッチ。出演は『ペーパー・ムーン』でも組んだライアン・オニール&テイタム・オニール、バート・レイノルズ。(ユニバーサル・ピクチャーズ)

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『ホット・ファズ ─俺たちスーパーポリスメン!─』(2007)
あまりに優秀すぎてド田舎に左遷されてしまったエリート警官が、平和で退屈な町に隠された恐るべき真実を暴いてしまう! 『ショーン・オブ・ザ・デッド』の監督・主演コンビ、サイモン・ペッグとエドガー・ライトが贈る傑作アクションコメディ。映画愛に溢れたパロディを随所にちりばめながら、誰でも楽しめるエンタテインメントに仕上げているのが素晴らしい。スピーディーな語り口の巧みさにも舌を巻く。DVDには未公開シーン、ストーリーボード、そしてペッグ&ライトの音声解説などを収録。初回限定版には16ページの日本版オリジナルパンフレットも封入。(ユニバーサル・ピクチャーズ)

『SPACED ?俺たちルームシェアリング?』DVD-BOX(1999?2001)
彼女に家を追い出されてしまったマンガ家志望の『スター・ウォーズ』オタク、ティム。そして小汚い一軒家で貧乏アーティストたちと共同生活を送るライター志望のデイジー。偶然出会った2人は夫婦であることが入居条件の格安物件を見つけ、あの手この手で新居をゲットするのだが……。『ショーン・オブ・ザ・デッド』『ホット・ファズ』のサイモン・ペッグ&エドガー・ライトがブレイクするきっかけになったシチュエーションコメディTVシリーズ『SPACED』が、めでたく日本初ソフト化。全14エピソードの本編に加え、メイキングドキュメンタリー、同窓会映像、未公開シーン、NG集、クエンティン・タランティーノやケヴィン・スミスらがゲスト参加した音声解説などを収録。(ジェネオン)


●2008.12.5発売
『ドキュメント「超」怖い話 ?都市伝説編?IV』(2008)
最近はTVで久米宏と絡んだりしている最強の実話ホラー作家・平山夢明先生が贈る心霊ドキュメントシリーズ第4弾! 今回は北陸に舞台を移し、心霊スポットと都市伝説の発祥地をめぐる写真撮影ツアーを敢行。前作では降霊実験に臨んだディレクターを平山さんのいたずらで恐怖のどん底にたたき落としたが、今度は一体どんな暴挙が飛び出すのか?(竹書房)

『カメレオン』(2008)
丸山昇一が松田優作を主人公に想定して書いたシナリオ「カメレオン座の男」を、藤原竜也主演・阪本順治監督で映像化したアウトローアクション。しがない詐欺師の青年が政治家の陰謀に巻き込まれ、仲間を次々と殺されていき、ついには復讐の鬼と化す……。特典は阪本監督と丸山昇一によるオーディオコメンタリー、キャストインタビュー、予告編集など。ブックレットつき2枚組。(東映)

『関の彌太ッぺ』(1963)
長谷川伸の小説を山下耕作監督が叙情豊かに映画化した股旅映画の傑作。主演は中村錦之助、十朱幸代。生き別れの妹を探して旅を続ける彌太ッぺは、その道中で助けたみなしごの少女に妹の面影を見た──そして10年後、再会した少女は美しい娘に成長していた。娘は彌太ッぺの顔にある刀傷から、彼が自分の命の恩人だと知るが、彌太ッぺは娘の幸せを願いつつ、無情の修羅場へと赴くのだった。(東映)

『反逆児』(1961)
名匠、伊藤大輔が監督・脚本を務めた戦国時代劇。徳川家康を父に持ち、かつて織田信長に討たれた今川家の血を継ぐ母を持つ運命の子・岡崎三郎信康。血と血の相剋の中に生まれ、それでも強く正しくあったがゆえに若くして散ったその悲劇的生涯を、中村錦之助が熱演。(東映)

『血と砂の決斗』(1963)
大スター大友柳太朗が槍と騎馬を駆使したアクションで魅せる時代劇。戦国時代、武蔵国の北条康政に仕え、自ら関東一を名乗る豪将・稲葉弥十郎。彼はもっと大きな世界で自分の力を試そうと城を去るが、主君の康政はこれを恥辱と受け取り、弥十郎の友・市兵衛を含めた4人の追っ手を差し向ける……。監督はベテラン、松田定次。(東映)

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『資金源強奪』(1975)
敵方の組長を殺して服役し、8年ぶりにシャバへ戻った武司。しかし組の反応は冷たく、武司はムショ仲間と手を組んで組織の金を強奪する! 深作欣二監督(本作では「ふかさくきんじ」名義)が北大路欣也を主演に迎えて撮った痛快クライムアクション。この路線でもっと作品を撮ってほしかったという深作ファンは少なくない。共演は梅宮辰夫、川谷拓三、室田日出男、太地喜和子。(東映)

『沖縄やくざ戦争』(1976)
本土復帰を翌年に控えた昭和46年12月の沖縄──対立関係にあるヤクザ組織同士が、本土からの暴力団組織進出に対抗すべく、「沖縄連合琉盛会」を結成するのだが……。沖縄ヤクザ組織の凄惨な抗争劇を、中島貞夫監督がドキュメンタリータッチで描いた傑作。出演は松方弘樹、千葉真一、渡瀬恒彦ほか。(東映)

『秘花 ─スジョンの愛─』(2000)
韓国映画界の異才、ホン・サンス監督の『オー! スジョン』が初ソフト化。ある一組の男女が出会い、恋に落ち、ヒロインが処女を捨てるまでの過程を、それぞれの視点から全5章で描いたモノクロ作品。本作が初主演作となった女優イ・ウンジュの大胆な演技が見どころ。彼女はその後『バンジージャンプする』『ブラザーフッド』などに出演し、2005年に自ら命を絶った。(タキ・コーポレーション)

『パラサイトX』(2007)
デンマークで大ヒットした『モルグ/屍体消失』、そのハリウッド・リメイク版『ナイトウォッチ』などを手がけたオーレ・ボールネダル監督の新作が久々にお目見え。奇怪な言動を繰り返す代理教師の女性が、実は謎の生命体に寄生されていることを知った少年たちの恐怖を描く児童SFスリラー。ついでに前作『I am Dina』も公開してくれないだろうか……。(アットエンタテインメント)

『阿呆遊戯 ブルース・リーを探せ!』(2007)
主演のブルース・リーが撮影半ばで急逝し、未完となっていた映画『死亡遊戯』。その代役を選ぶオーディションの舞台裏を収めた貴重なフィルムが、数十年後に発見された……という設定で作られたモキュメンタリー形式のコメディ。監督は『ワイルドスピード×3 TOKYO DRIFT』のジャスティン・リン。(トランスフォーマー)

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『ハイランダー ?ディレクターズカット版?』豪華版2枚組(2008)
大ヒットシリーズ『ハイランダー』の生誕20周年を記念して制作された初のアニメバージョン。監督に抜擢されたのは、職人的な巧さとエクストリームな描写力で数々の傑作を放ち、日本よりも海外で圧倒的な人気を集める鬼才・川尻善昭。合作ということでなかなか思い通りに制作することができなかったというが、それでも随所に川尻タッチを感じることのできる作品。アメリカでは監督の意図しない別編集の短縮版がリリースされてしまったが、日本ではオリジナル・ディレクターズカットのまま、小栗旬・山寺宏一・朴ロ美・林原めぐみなど豪華声優陣を起用したバージョンで公開された。豪華版DVDには、スタッフ・キャストのインタビューを収録した特典ディスク、絵コンテブックを封入。本編ディスクのみの通常版も同時発売。(ジェネオン)

『マイ・サマー・オブ・ラブ』(2004)
英国ヨークシャーを舞台に、階級の違う2人の少女の幻想と友情と裏切りが描かれる。英国アカデミー賞を始め、数々の映画賞を受賞したセンセーショナルな青春映画。主演は『プラダを着た悪魔』の同僚役で世界的に注目されたエミリー・ブラントと、『レンブラントの夜警』のナタリー・プレス。(アットエンタテインメント)


●2008.12.8発売
『トラ・トラ・トラ!』コレクターズ・ボックス(1970)
リチャード・フライシャー、舛田利雄、深作欣二が共同監督を務めた戦争スペクタクル大作が、3枚組のコレクターズ・エディションで登場。HDニューマスター版の劇場公開版本編、渥美清の出演シーンを含んだ日本公開版、メイキングドキュメンタリーなどを収録。ただし日本公開版はTVサイズのトリミング版とのこと。残念。プレスシートやメイキング写真集の縮刷版も封入。(20世紀フォックス)


●2008.12.10発売
『ダークナイト』特別版(2008)
今年いちばん多く劇場へ足を運んだ作品(通算4回)。それくらい、スクリーンで観るのが本当に楽しい映画だった。もちろんDVDも買うけど、やっぱり映画館で観てナンボの傑作だと思うので、再上映の機会があったらまた行きたいし、どうせならIMAXで観たい! Blu-ray版も同時発売。作品の感想はこちら。(ワーナーホームビデオ)

『続・拳撃/悪客』(1972)
キックボクサーの兄とその弟の絆をアクションいっぱいに描いたヒット作『フィストバトル/拳撃』のスタッフ・キャストが再結集した続編。監督は香港男性アクション路線を切り拓いた巨匠チャン・チェ。主演は前作に引き続きティ・ロン、デイヴィッド・チャン。アクションスター倉田保昭が初めて香港映画に出演した記念碑的作品としても知られている。(キングレコード)

『四騎士』(1972)
チャン・チェ監督による戦争アクション巨編。デイヴィッド・チャン、ティ・ロン、チェン・クアンタイ、倉田保昭といったお馴染みのメンバーが集い、朝鮮戦争後のソウルを舞台に大暴れ。実際に韓国ロケを敢行し、韓国軍の全面協力を得て製作された。(キングレコード)

『復讐武侠客』(1971)
デイヴィッド・チャン&ティ・ロン主演、チャン・チェ監督という黄金トリオで作られた武侠アクションの一編。宋時代末期、隣国に捕えられた主君を救うべく、命がけの戦いを挑む男たちの姿を描く。『怒れるドラゴン 不死身の四天王』のチェン・シンも出演。(キングレコード)

『多情剣客無情剣』(1977)
ヒット作『マジック・ブレード』で香港映画界に新風を吹き込んだ、チュー・ユアン監督とティ・ロンのコンビによる武侠アクションの傑作。原作は古龍による同名小説。凄腕ながら繊細な心を持つさすらいの剣士が、旅の途中で出会った正義感の強い青年とともに、町を牛耳る盗賊一味に戦いを挑む。(キングレコード)

『武侠怪盗英雄剣』(1977)
前作『多情剣客無情剣』に続き、古龍のベストセラー武侠小説「楚留香」をチュー・ユアン監督とティ・ロン主演で映画化。天下の大泥棒とその仲間たちが、身に覚えのない盗みの疑いを晴らすために、真犯人を捜して大活躍する姿を描いた中華版「ルパン三世」。共演は『ドラゴン怒りの鉄拳』のノラ・ミャオ。(キングレコード)


●2008.12.12発売
『赤い風船』&『白い馬』デジタルニューマスター2枚組初回限定生産スーベニア・ボックス
フランスの名匠、アルベール・ラモリス監督による珠玉の傑作短編『赤い風船』(1956)と『白い馬』(1953)のカップリングDVD。2007年にカンヌ映画祭で披露されたデジタルリマスター版本編のほか、各作品のドキュメンタリー、ピクチャーブック、ポストカード等を収録した2枚組。(角川エンタテインメント)


●2008.12.17発売
『風、スローダウン』Deluxe Version(1991)
タレント島田紳助が原案・監督・脚本を手がけた青春映画の佳作。大阪を舞台に、4人の若者の青春と挫折を爽やかに描く。主演は、のちに吉本新喜劇の座長も務めた石田靖、同じく吉本興業の長原成樹、そして西川きよしの長男・西川忠志。『ガキ帝国』の井筒和幸監督が監修として名を連ねている。2枚組のDeluxe Versionには特典ディスクにメイキングビデオ「正しい青春映画のつくり方」を収録。通常版も同時発売。(ラインコミュニケーションズ)


●2008.12.17発売
「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」限定保存版
1927?28年にかけて、ウォルト・ディズニーがユニバーサルのために製作した短編アニメ「オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット」が初ソフト化。サイレントの本編に新たに音楽を付加した13エピソードのほか、その前後に製作された「アリス・コメディ」シリーズや、ミッキー・マウスの初期作品なども収録。2枚組デジパック、カラーブックレット付。同じく“ウォルト・ディズニー・トレジャーズ限定保存版”シリーズとして『ミッキー・マウス/B&Wエピソード Vol.1』も同時発売。(ウォルト・ディズニー)


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●2008.12.19発売
『子連れ狼』DVD-BOX 二河白道の巻
小池一雄・小島剛夕の劇画『子連れ狼』を若山富三郎主演で映画化した、大ヒット時代劇アクション・シリーズがついにDVD化。今回のDVD-BOXには、1972年に立て続けに公開されたシリーズ前半の3作『子を貸し腕貸しつかまつる』(1月封切)、『三途の川の乳母車』(4月封切)、『死に風に向かう乳母車』(9月封切)を収録。監督は全て鬼才・三隅研次。特典ディスク付きの4枚組。(東宝)

『子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる』(1972)
若山富三郎主演『子連れ狼』シリーズの記念すべき第1作。柳生烈堂(伊藤雄之助、怪演!)の陰謀により妻と一族を殺された公儀介錯人・拝一刀は、幼子の大五郎と共に冥府魔道の旅に出る。TV版で一刀を演じた萬屋錦之助への対抗意識バリバリで臨んだという若山富三郎が見せる渾身の演技、見事な殺陣がなんといっても見どころ。『シグルイ』も『無限の住人』も実写映画化が期待できない今、劇画をそのまま映像化しえた時代の熱気とパワーには、ただひたすら圧倒されるのみ。(東宝)

『子連れ狼 三途の川の乳母車』(1972)
三隅研次監督の静謐な血と暴力の美学が極まった傑作。世界の映画人に影響を与えた本作の人体破壊スプラッター描写を観ずして、日本映画は語れない。明石柳生の女当主・鞘香(松尾嘉代)率いる別式女たちによる人間解体、乳母車を突き破る仕込み大根(!)、弁天来三兄弟との砂丘での対決など、言語を絶する見せ場が目白押し。アメリカではロジャー・コーマンが前作とゴッチャに再編集して『Shogun Assassin』のタイトルで公開し、大ヒットを記録した。(東宝)

『子連れ狼 死に風に向かう乳母車』(1972)
三隅研次監督の手がけた『子連れ狼』の中では最もタイトにまとまった傑作の1本。女衒の元締・酉蔵(浜木綿子)から刺客の依頼を受けた拝一刀は、天領代官・猿渡玄番(山形勲)率いる数百の敵と戦うことに……。乳母車マシンガンなど荒唐無稽な見せ場もありつつ、真の武士道を追い求める渡り徒士・官兵衛(加藤剛、名演!)と拝一刀の交流、そして宿命的な対決に至るドラマが魅力的。ラストの生首視点カメラは『鬼が来た!』の元ネタ?(東宝)

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『遊星からの物体X』TV吹替版つき2枚組(1982)
ジョン・カーペンター監督の傑作『遊星からの物体X』が、TV「ゴールデン洋画劇場」で放映された吹替版ディスクを併録した2枚組エディションで再リリース。吹替版キャストは、カート・ラッセルが津嘉山正種、A・ウィルフォード・ブリムリーが富田耕生、ジョエル・ポリスが納谷悟朗。本編ディスクは既発売版と同じ。その他、『激突!』『アメリカン・グラフィティ』『ストリート・オブ・ファイヤー』『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3』『大空港』『大地震』『フィールド・オブ・ドリームズ』も同仕様で発売される。ポイントは、吹替版の方はTV放映時そのままの尺で収録されること(一部の作品を除く)。洋画劇場世代のノスタルジーをくすぐって二度買いさせようという商魂まるだし。売れるんだろうなあ。(ユニバーサル・ピクチャーズ)

『世にも不思議なアメージング・ストーリー』シーズン1 DVD-BOX
スティーヴン・スピルバーグ製作のTVアンソロジーシリーズがDVD-BOX化。参加監督にはスピルバーグを始め、クリント・イーストウッド、ボブ・クラーク、ポール・バーテル、マーティン・スコセッシ、ジョー・ダンテ、ティモシー・ハットンなど錚々たる面子が名を連ねる。初ソフト化となるエピソードを多く含んだ、全24話収録の8枚組。(ユニバーサル・ピクチャーズ)

『テネイシャスD 運命のピックをさがせ!』プレミアム・エディション(2007)
下品かつピュアきわまりないロックキチガイのジャック・ブラックと、華がないにもほどがある相棒ギタリストのカイル・ガスによるユニット“テネイシャス(=頑強な)D(=チン○)”が、ロックの覇者となるべく繰り広げる珍道中を描いた脱力コメディ。傑作ではないけど憎めない佳作。かつてジャック・ブラックが所属していた劇団の座長ティム・ロビンスの怪演、ベン・スティラーやミートローフの特別出演も見どころ。3枚組のコレクターズBOXも同時発売。(ジェネオン)

『エージェント・ゾーハン』(2008)
人気コメディ俳優アダム・サンドラーの最新主演作が、日本ではあえなくDVDスルー。多くの敵に恐れられるモサドの凄腕エージェントが、美容師になる夢を叶えるためにニューヨークへやってくる。華麗なハサミさばきでご婦人たちから人気を得る彼だったが、そこに昔の敵が現れ……。監督は『ビッグ・ダディ』『チャック&ラリー』でも組んだデニス・デューガン。共演はジョン・タトゥーロ、エマニュエル・シューキーほか。(ソニーピクチャーズ)

『アクロス・ザ・ユニバース』デラックス・コレクターズ・エディション(2007)
激動の60年代、英国リヴァプールからアメリカに留学した青年が出会う友情と恋の物語を、ザ・ビートルズの名曲33曲と共に描いた異色ミュージカル。監督は舞台演出家としても活躍する『フリーダ』のジュリー・テイモア。主演は『ラスベガスをぶっつぶせ!』のジム・スタージェス、『サーティーン』のエヴァン・レイチェル・ウッド。(ソニーピクチャーズ)


●2008.12.20発売
『肉屋』(1969)
フランスの片田舎で小学校教師として働く女性エレーヌは、帰還兵で今は肉屋を営む男性ポポールと知り合い、次第に親密な間柄になっていく。そんなある日、村で殺人事件が起こり……。フランスの鬼才クロード・シャブロル監督による傑作スリラー。自然豊かな田舎の情景を美しく捉えた映像の裏に流れる、アンニュイで背徳的なムードがたまらない。主演はシャブロルの当時の妻であり、数多くの作品で組んでいるステファーヌ・オードラン。共演は『ウィークエンド』『狼どもの報酬』などに主演した、フランスの渡瀬恒彦ことジャン・ヤンヌ。(紀伊國屋書店)

『イントレランス』クリティカル・エディション(1916)
D・W・グリフィスの代表作にして、映画史でも類を見ない壮大なスケールで製作された2時間57分の超大作。「キリストの生涯」「古代バビロン」「聖バルテルミーの虐殺」「現代」と、異なる時代の 4 つのエピソードが同時進行し、不寛容(Intolerance)が人類に悲劇をもたらしていくさまが描かれる。(紀伊國屋書店)

『マザー』(1982)
ブルースシンガー&ピアニストとして人気を得た後、信仰の世界に身を投じ、ゴスペル音楽の基礎を作ったトーマス・ドーシィ。そして、娘と共にアメリカ中を回り、ゴスペル音楽の伝道師となったウィリー・メイ・フォード・スミス。この2人を中心に、ゴスペルの歴史を代表的な曲目と共に振り返る、貴重な音楽ドキュメンタリー。他にもバレット・シスターズやオニール・ツインズなどがその圧倒的な歌唱力を披露する。1982年にカリフォルニアのパラマウント劇場で行われたゴスペル・ライブの模様を捉えたドキュメンタリー『ゴスペル』も同時発売。(紀伊國屋書店)


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●2008.12.24発売
『片腕マシンガール』(2007)
日本が世界に誇る異才・井口昇監督がアメリカ資本で撮り上げたスプラッターアクション。ヤクザに切断された片腕にマシンガンを装着した女子高生の復讐譚を、膨大な出血量と景気のいい人体破壊描写満載で過激に描く。寿司・天麩羅・ヤクザ・忍者と、エキゾチック・ジャパンを代表する要素を全て放り込んだシナリオがバカバカしくておかしい。島津健太郎、デモ田中など脇役陣の怪演も見どころ。中でもやはり『おいら女蛮』でも井口監督と名コンビぶりを見せた亜紗美さんが断トツで素晴らしい。やっぱ本物の映画女優だなあ、と感動。次回こそはぜひ彼女主演で新作をお願いしたい。DVDはオーディオコメンタリー、スピンオフ短編「hajiraiマシンガール」、インタビューやメイキングなど特典を満載した2枚組。(日活)


●2008.12.25発売
『レディ・バニッシュ 暗号を歌う女』(1979)
アルフレッド・ヒッチコック監督が『バルカン超特急』として映像化したエセル・リナ・ホワイトの小説を、エリオット・グールドとシヴィル・シェパード主演でリメイクしたコミカルタッチのサスペンス。監督は『告白の罠』のアンソニー・ペイジ。(エムスリイエンタテインメント)

『三十九階段』(1959)
ジョン・バカンのスリラー小説を原作にしたA・ヒッチコック監督作品『三十九夜』のリメイク作品。主演は『不死身の保安官』のケネス・モア。監督は『キッスは殺しのサイン』などを手がけたラルフ・トーマス。(エムスリイエンタテインメント)

『勇者のみ』(1951)
グレゴリー・ペック主演の西部劇。恋敵に危険な任務を押しつけて殺した、という誤解を受けた騎兵隊の大尉。四面楚歌の中、彼は荒くれ隊員たちを率いてアパッチ族と対決する。ギグ・ヤング、ネヴィル・ブランド、ロン・チェイニーJr.といった個性派俳優たちが脇を固める。監督は『放射能X』のゴードン・ダグラス。(ジュネス企画)

『ブラボー砦の脱出』(1953)
南軍の捕虜が収容されているブラボー砦を訪れた一人の女性。その目的は北軍に捕えられた婚約者を脱走させることであった。まんまと彼女に騙され、捕虜の脱走を許してしまった大尉はすかさず追跡を開始するが、そこへインディアンの大群が現れ……。『荒野の七人』の名匠ジョン・スタージェス監督による傑作西部劇。主演はウィリアム・ホールデン、エリノア・パーカー。(ジュネス企画)


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●2008.12.26発売
『アメリカン・クライム』(2007)
ジャック・ケッチャムの問題小説『隣の家の少女』のモデルにもなった、1965年のインディアナ少女虐待死事件を映画化した作品。犠牲者となった少女シルヴィアを演じるのは、『JUNO/ジュノ』のエレン・ペイジ。彼女を監禁し、虐待の限りを尽くした鬼女ガートルード・バニシェフスキーに扮したのは、『イントゥ・ザ・ワイルド』のキャスリン・キーナー。監督はインディアナ州出身で、アン・ハサウェイ主演のおとぎ話ファンタジー『Ella Enchanted』などを手がけたトミー・オヘイヴァー。(アルバトロス)

『魚からダイオキシン!!』(1992)
内田裕也が企画・脚本・主演を務め、宇崎竜童が監督を手がけた傑作が再リリース。都知事選立候補の過程を追ったドキュメンタリー風の前半から、後半では『餌食』のリメイクへとシフトし、クライマックスは軍艦島で大爆発! 『餌食』のラストに納得いってなかった裕也さんの思いが炸裂したエンディングがカッコイイ。『さらば相棒』と共に、宇崎竜童の演出はもっと評価されてもいいような気がする。長田勇市の撮影、大野克夫の音楽も素晴らしい。のちに義理の親子となった本木雅弘との初共演作でもある。(ジーダス)

『カポネ大いに泣く』(1985)
鈴木清順監督による破天荒なコメディ活劇の怪作が、待望の初DVD化。浪曲師の順之助(萩原健一)と芸者の小染(田中裕子)はひょんなことからアメリカに渡り、禁酒法下のシカゴへ辿り着く。そこで2人は日本人ボスのガン鉄(沢田研二)や、夜の大統領アル・カポネ(チャック・ウィルソン)を巻き込んで、八方破れの大活躍を繰り広げたり、繰り広げなかったり……。脚本は大和屋竺、木村威夫、鈴木岬一。オリジナル・ネガから新たに作成したローコントラスト・ポジを素材に、藤沢順一カメラマン監修のもとテレシネを行ったHDニューマスター版。(ジェネオン)

『おんな極悪帖』(1970)
谷崎潤一郎の原作を安田道代主演で映画化したエロス時代劇。娼婦から大名の妾になり、下屋敷を支配するようになったお銀が、息子に家を継がせるため本妻を殺害しようと企てる。監督は『泥棒番付』『尼くずれ』など歯切れのいい演出に定評のある池広一夫。田村正和、佐藤慶、岸田森といった面々が脇を固める。(角川エンタテインメント)

『おんな牢秘図』(1970)
女だけが流刑される孤島を舞台に、役人にいたぶられながら脱走を目論む女囚たちの姿を描く、大映京都の「秘録」シリーズ番外編。出演は北島マヤ、笠原玲子、桜井浩子ほか。流刑地の恐るべき実態を目の当たりにする新入りの下級役人を田村正和が演じる。大映テレビで活躍した国原俊明の監督デビュー作。(角川エンタテインメント)

『ブレイブ・ソルジャーズ』(2007)
2003年、イラク南部ナシリアで自爆テロの犠牲となったイタリア治安維持部隊の隊員たち。その知られざる活躍と功績に迫った実録アクションドラマ。ホラーファンタジーの傑作『デモンズ'95』で知られるミケーレ・ソアヴィ監督による、202分の長尺TVムービー。(ジェネオン)

『ケンカの技術』(2006)
いつも不良グループからボコられてばかりの高校生が、ある日ひょんなことから知り合った謎の中年男から“ケンカの極意”を叩き込まれることになる。韓国映画らしい手加減抜きのバイオレンス描写満載の青春アクションコメディ。主人公にケンカ道を伝授する中年男に扮するのは、シン・ハギュン主演の怪作『地球を守れ!』で酷い目に遭いまくる社長を演じていたペク・ユンシク。(AMUSE)


<2009年1月以降リリースの注目タイトル>

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●2009.1.1発売
『シークレット・サンシャイン』特別版(エスピーオー)
『クライマーズ・ハイ』デラックス・コレクターズ・エディション(ソニーピクチャーズ)

●2009.1.7発売
『屋敷女』アンレイテッド版(キングレコード)
『独白するユニバーサル横メルカトル Egg Man』(ポニーキャニオン)
『告発のとき』(ポニーキャニオン)
『ターミネーター/サラ・コナー・クロニクルズ《ファースト・シーズン》』Vol.1(ワーナーホームビデオ)
『レールズ&タイズ』(ワーナーホームビデオ)
『ヒーロー・オブ・クンフー 裸足の洪家拳』(キングレコード)
『新・嵐を呼ぶドラゴン』(キングレコード)
『冷血十三鷹』(キングレコード)
『洪家拳対詠春拳』(キングレコード)

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●2009.1.9発売
『悲しみが乾くまで』スペシャル・エディション(角川エンタテインメント)
『ハプニング』特別編(20世紀フォックス)
『シティ・オブ・メン』スペシャル・エディション(ポニーキャニオン)

●2009.1.21発売
『ターミネーター/サラ・コナー・クロニクルズ《ファースト・シーズン》』DVD-BOX(Vol.2?5)(ワーナーホームビデオ)
『ターミネーター/サラ・コナー・クロニクルズ《ファースト・シーズン》』Blu-ray BOX(ワーナーホームビデオ)
『歩いても 歩いても』(バンダイビジュアル)
『花と嵐とギャング』(東映)
『顔役(石井輝男)』(東映)
『異常性愛記録 ハレンチ』(東映)
『実録三億円事件 時効成立』(東映)
『大脱獄(石井輝男)』(東映)
『暴力戦士』(東映)
「ミッキーマウス B&Wエピソード VOL.2」限定保存版(ウォルト・ディズニー)

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●2009.1.23発売
『国際諜報局』プレミアム・エディション(ジェネオン)
『アウェイ・フロム・ハー 君を想う』デラックス版(ジェネオン)
『ディクシー・チックス シャラップ・アンド・シング』(ジェネオン)
『ヒッチハイク』ヘア無修正ニューマスター版(ジェネオン)
『Mr.ボディガード/学園生活は命がけ!』(パラマウント)
『愛の伝道師 ラブ・グル』(パラマウント)
『12人の怒れる男』(東宝)
『BUG/バグ』(AMUSE)
『魔 デビルズ・オーメン』(角川エンタテインメント)
『邪 ゴースト・オーメン』(角川エンタテインメント)

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●2009.1.28発売
『劇場版 空の境界 ─矛盾螺旋─』【完全生産限定版】(アニプレックス)
『劇場版 空の境界 ─矛盾螺旋─』【通常版】(アニプレックス)
『レッドベルト 傷だらけのファイター』コレクターズ・エディション(ソニーピクチャーズ)
『俺たちステップ・ブラザーズ〈義兄弟〉』コレクターズ・エディション(ソニーピクチャーズ)
『江戸川乱歩の陰獣』(松竹)

●2009.1.30発売
『新シャーロックホームズ/おかしな弟の大冒険』(20世紀フォックス)
『爆笑! 世紀のスター誕生』(20世紀フォックス)
『大陸横断超特急』(20世紀フォックス)
『ビッグ・ボス』(20世紀フォックス)
『ブラック・シーザー』(20世紀フォックス)

●2009.1.31発売
『不貞の女』(紀伊國屋書店)

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●2009.2.6発売
『フロンティア』スペシャル・エディション(角川エンタテインメント)

●2009.2.13発売
『赤い影』(ユニバーサル)

●2009.2.21発売
『ランボー 最後の戦場』コレクターズ・エディション(ポニーキャニオン)

●2009.2.22発売
『女番長ゲリラ』(東映)
『女番長』(東映)
『女番長 感化院脱走』(東映)
『女番長 タイマン勝負』(東映)
『女番長 玉突き遊び』(東映)

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