Simply Dead

映画の感想文。

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欲しいDVDリスト・海外編[07年12?08年1月]

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 全部は買えないけど何枚かは必ず買ってしまう、魔の欲しいものリストのお時間です。前回の国内編に続き、今回は年末年始にリリースされる海外盤をチェック。マニア的にはダリオ・アルジェント監督の『四匹の蠅』公式リリースがちょっとした事件ですね。『ゾディアック』ディレクターズ・カットは日本版が出てくれればいいんですけど……。(各商品タイトルのリンク先は、各国のオンラインショップ。一部リンクなし)

●発売中
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『四匹の蠅』Vier Fliegen Auf Grauem Samt/Four Flies On Grey Velvet(1971)
ドイツ盤(PAL)。ダリオ・アルジェント監督が初期に手がけたジャーロ。誤って人を殺してしまったミュージシャンが、奇怪な連続殺人に巻き込まれていく。主演はマイケル・ブランドンとミムジー・ファーマー。権利関係が複雑で、なかなかオフィシャルなかたちで世に出なかった幻の一作が、ついに公式リリース。(Retro Film)

『ザ・シンプソンズ MOVIE』The Simpsons Movie(2007)
米国盤。現在、日本でも公開中の劇場版『ザ・シンプソンズ』が、アメリカでは早くもDVDで登場。ワイドスクリーンの本編の他、削除シーン、プロモ映像、音声解説2種(その1:ジェームズ・L・ブルックス、マット・グレーニング、リチャード・サカイ、アル・ジーン、マイク・スカリー、デイヴィッド・シルヴァーマン、ダン・カステラネタ、ヤードリー・スミス/その2:デイヴィッド・シルヴァーマン、マイク・B・アンダーソン、スティーヴン・ディーン・ムーア、リッチ・ムーア)を収録。デイヴィッド・マーキンがコメンタリー不参加なのが個人的には残念。(Fox)

『断絶』Two-Lane Blacktop: Criterion Collection(1971)
米国盤。先日、日本でもめでたくリリースされたモンテ・ヘルマン監督の名作が、2枚組のクライテリオン・コレクションとして登場。高画質リマスター本編に加え、2本の新録オーディオコメンタリー、幻のスクリーンテスト映像、ドキュメンタリー、オリジナル脚本などをパッケージしたコレクターズ・アイテム。(Criterion)

Criterion Collection Director Series - Robert Altman(Amazon.com Exclusive)
米国盤。クライテリオンから発売されたロバート・アルトマン監督作品のお得な4本セット。Amazon.com限定リリース。『三人の女』『ショート・カッツ』『名誉ある撤退』『Tanner '88』という渋い取り合わせ。(Criterion)

『Rob Zombie's Halloween: Unrated Director's Cut』(2007)
米国盤。ロブ・ゾンビ監督による渾身の『ハロウィン』リメイク。全米公開版は110分で、無審査ディレクターズカット版は121分。日本公開版はどっちだ! ていうか、ちゃんと公開するのか?(Weinstein Company)

『Marketa Lazarova』(1967)
英国盤(PAL)。20世紀チェコ映画の最高傑作と謳われる173分の大作。二つの騎士一門が繰り広げる非情な戦いと、死よりも強い愛を描く壮大な叙事詩的ロマン。監督はフランチシェク・ヴラーチル。(Secondrun)

『鐵三角』(2007)
香港盤。ツイ・ハーク、リンゴ・ラム、ジョニー・トーの3監督がリレー形式で演出を務めた話題作。隠し金を探し当てようとする3人の男たちの運命は……?(Mega Star)


●2007.12.26発売
『Eastern Promises』(2007)
米国盤。デイヴィッド・クローネンバーグ監督の最新バイオレンス・スリラー。病院で出産後に死んだ14歳の少女。遺品はロシア語で書かれた日記だった。ナオミ・ワッツ扮する助産婦は、遺された赤ん坊のためにそれを翻訳しようとするが、そこにはロシアン・マフィアの内情を暴く危険な内容が記されていた──。マフィアの配下を演じるヴィゴ・モーテンセンが無茶苦茶かっこいい。HD-DVDも同時リリース。(Universal)


●2008.1.1発売
『Shoot 'em Up』(2007)
米国盤。クライヴ・オーウェン主演の大馬鹿ガンアクション映画。リアリティ無視のアクロバティックな銃撃戦が延々繰り広げられるボンクラ活劇。こんなもんに出てる暇があったらマイク・ホッジス監督と新作やってくれよ、と言いたくなる気持ちはやまやまだけど、でも観たい。Blu-rayも同時リリース。(New Line)


●2008.1.8発売
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『ゾディアック』Zodiac: Director's Cut(2007)
米国盤。デイヴィッド・フィンチャー監督の傑作実録ドラマ『ゾディアック』のディレクターズ・カット版。劇場公開版より5分ほど長い本編に加え、音声解説やメイキングなど、特典満載の2枚組。HD-DVDも同時リリース。(Paramount)

『愛すれど心さびしく』The Heart is A Lonely Hunter(1968)
米国盤。アラン・アーキンが聾唖の青年を演じた、名作中の名作がようやくDVD化。原作は『悲しき酒場のバラード』の女性作家カーソン・マッカラーズ。ヒロインを演じるソンドラ・ロックもいい。(Warner)

『The Ritz』(1976)
米国盤。リチャード・レスター監督による、ブロードウェイ舞台劇が原作のコメディ。ゲイの公衆浴場で繰り広げられるドタバタ群像劇。初DVD化。(Warner)

『Golden Door』(2007)
米国盤。日本でも今年のイタリア映画祭で上映されたエマヌエーレ・クリアレーゼ監督の秀作『新世界』が、アメリカでもDVDリリース。英米では「マーティン・スコセッシ・プレゼンツ」という冠つき。(Miramax)


●2008.1.22発売
『孤独の報酬』This Sporting Life : Criterion Collection(1963)
米国盤。近年、再評価の気運が高まっているリンゼイ・アンダーソン監督の『孤独の報酬』がクライテリオン・コレクションで登場。デジタルリマスターの本編、原作・脚本のデイヴィッド・スタンリーらによる音声解説、劇場予告編のほか、アンダーソンの友人・知人たちへのインタビュー集『Lindsay Anderson: Lucky Man?』(2004)、アンダーソンが最初に撮った短編ドキュメンタリー『Meet the Pioneers』(1948)、『孤独の報酬』と同じロケ地で撮影された短編『Wakefield Express』(1952)、最後の中編『Is That All There Is?』(1992)などを収録。(Criterion)

『女の館』Blue Eyes Of The Broken Doll: Special Edition(1973)
米国盤。スペインの怪奇映画スター、ポール・ナッシーが主演する猟奇スリラー。三姉妹の住む館に迷い込んだ1人の男。周囲では青い眼の女性ばかり狙った残忍な殺人事件が続発する……。監督は『ザ・ゾンビ 黒騎士のえじき』などでもナッシーと組んでいるカルロス・アウレド。(BCI)


●2008.1.29発売
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『Eugenie De Sade』(1970)
米国盤。スペインの誇る異才監督ジェス・フランコが、夭逝のミューズ、ソリダッド・ミランダを主演に撮り上げた傑作のひとつ。マルキ・ド・サドの小説をモチーフに、孤独なヒロインの肉体と魂の彷徨が綴られる。美しいミランダの物憂げな表情、寒色系の映像が胸に沁みる。新装版での再リリース。(Blue Underground)

『レディ・スタリオン/淫蕩の森』Cecilia(1982)
米国盤。ジェス・フランコ監督がフランスで撮ったソフトポルノ。ビデオ題は『危険な火遊び』。(Blue Underground)

『悪魔の調教師』The Barn of The Naked Dead(1974)
米国盤。アラン・ルドルフ監督が自身のフィルモグラフィから削除した低予算映画が、ついにアメリカで公式DVDリリース。凶悪な救いのなさと妙な哀感が漂う、オリジナルな魅力を持ち得た奇跡的なトラッシュホラー。(Rykodisc)

『Tragic Ceremony』(1972)
米国盤。いつぞやアテネ・フランセ文化センターで『ヨーロッパのある都市の警察のシークレット・ファイルより』のタイトルで上映されたこともある、イタリアン・ホラーの怪作がようやくアメリカでDVD化(いちど発売延期になっていた)。監督はリカルド・フレーダ。主演は『ソランジェ 残酷なメルヘン』のカミール・キートン。(Dark Sky Films)


●2008.1.31発売
『神探』(2007)
香港盤。ワイ・カーファイ&ジョニー・トー監督、ラウ・チンワン主演トリオによる、破天荒な探偵スリラーの快作。東京国際映画祭での上映タイトルは『マッド探偵』。分裂症の元刑事が多重人格の犯人を追うというハチャメチャなストーリー、ほとんどコントのような妄想描写の数々が楽しい。もちろんガンアクションも見どころ。

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コメント

Shoot Em Up日本公開

こんにちは。11月にお伺いしました者です。配給会社ムービーアイがShoot Em Up公開を発表しました(祝)。もちろん馬鹿笑いしに行く予定です。
ところでクライヴ・オーウェンの作品で最も好きなのは、Children of MenとI'll sleep when I'm deadなのですが(Croupierはその次)、I'll sleep~の深さがほとんど一般に理解されていないのが残念でなりません。私的な解釈では、ちょっとテーマは異なりますが、「許されざる者」や「ミスティックリヴァー」と(深さにおいて)同じくらい深く、しかもより簡潔にドカーンと捉えた作品なのですが。多分、ユングの心理学をかじった人ならこの作品の意味、分かるはず。それが表面だけ見られちゃってるのですね。
まあ、それはそれとしまして、Shoot Em Up、リージョン2かPALしか見られない環境なので、日本公開は大変ありがたいです。

  • 2007/12/27(木) 16:59:49 |
  • URL |
  • fan of fan of LFC #4bloWt9Q
  • [ 編集]

おおっ

日本公開、決まりましたか>『Shoot 'em up』。ああいうのは劇場でバカ騒ぎしながら観るのが向いてるので、嬉しいですね。まあ観たら怒りそうな予感もありますけど(笑)。赤ん坊を守るため敵と戦うというストーリーは『Children of Men』のラストと繋がってるのかなぁ、とか思うと台無し感も倍増?

『I'll Sleep When I'm Dead』については、自分のサイトでも長々と紹介しております。
http://deadsimple.web.fc2.com/02_21iwillsleepwheniamdead.html
あんまし深い解釈はしてないかもしれませんが……。僕もあれはとてつもなくヘヴィーな心理ドラマの傑作だと思ってます。英国盤(PAL)はメイキングもコメンタリーも入っててお得ですよ。

  • 2007/12/28(金) 00:56:44 |
  • URL |
  • グランバダ #VWFaYlLU
  • [ 編集]

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