原題:Talladega Nights: The Ballad of Ricky Bobby(2006)

人気コメディ俳優、ウィル・フェレル主演の全米大ヒット作が、日本では案の定DVDスルー。実際観ると未公開も無理ないか、と思える内容。この手のホワイトトラッシュのバカさ加減を笑うコメディを受け入れる土壌が日本にはまだないだろうし、バカに2時間付き合える体力や度量が今の観客にあるかというと難しい。
個人的にも正直、辟易した。同じチームが作った『俺たちニュースキャスター』(2004)も似たような映画だったと思うけど、全体に余計なギャグが多すぎて、飽きる。集中して観たいクライマックスにまで大して面白くもないギャグを突っ込まれると「もういいよ」という気分になってくる。DVDの特典映像みたいな小ネタまで見せられて121分は長すぎ。ウィル・フェレルのキャラもいつもと同じだし。ちょっと期待してたんだけど、やっぱりこういう映画が予告編以上に面白くなるってことはないんだな。
あと、暴力的なギャグや際どいジョークを連発していながら、ドラマ的には極めて生ぬるいことしかしていないのにも腹が立った。ジョン・C・ライリー扮する主人公の元相棒は、どう考えてもクライマックスで死ぬべきだろう。ギャグでもいいから。
DVD特典の監督のオーディオコメンタリーを聞くと「こいつ、つまんねえ人間だな」というのがよく分かる。
監督/アダム・マッケイ
脚本/ウィル・フェレル、アダム・マッケイ
撮影/オリヴァー・ウッド
音楽/アレックス・ワーマン
出演/ウィル・フェレル、ジョン・C・ライリー、サシャ・バロン・コーエン、ゲイリー・コール、マイケル・クラーク・ダンカン
▼ホント、つまんない。
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