ビデオ[NTSC/JAPAN]

クロックワークスから発売された国内版ビデオ(字幕版・吹替版の2タイプ)。TVサイズ収録、ステレオ音声。写真は字幕版です。
アメリカで起死回生のヒットを飛ばす前にリリースされたため、地味な宣伝展開しかできず、よくあるB級サスペンス的な扱いで世に出てしまい、今ではレンタル店でもあまり見当たりません。ひと山いくらのワゴンセールで見つけられたらラッキーかも……というくらい地味です。かろうじて都立大学の「パオ」という店には1本、置いてありました。
吹替版は、字幕版よりもっと見つけにくいと思いますが、なかなかの逸品。主人公ジャックの声を演じるのは、最近では「バンキシャ!」のナレーターでおなじみの大塚芳忠。クライヴ・オーウェンの実際の演技とはキャラが違いますが、これはこれで面白いです。こういう渋い作品は、声優さんも演じてて楽しいんじゃないでしょうか。
『ルール・オブ・デス/カジノの死角』
DVD[PAL/REGION 2/UK]

イギリスで発売されたPAL盤DVD。オリジナル・ヴィスタサイズ収録(スクイーズ)、ドルビーデジタル。画質・音質ともに非常にクリアー。
英国盤だけのオリジナル特典として、マイク・ホッジス監督のオーディオコメンタリー、英国再公開時の劇場予告編を収録。クライヴ・オーウェンという役者の虜になった人、そして『Croupier』という作品に魅入られた人なら、マストアイテム。
・DVD Fantasium
http://www.fantasium.com/detail.phtml?ID=MYS37742
『ブラザー・ハート』
DVD[NTSC/REGION 2/JAPAN]

パラマウント・ホーム・エンターテインメント・ジャパンから発売された国内版DVD。初リリースは2005年12月。米・Paramount社から発売されたDVDの移植盤で、内容も同様。本編のみ、オリジナル・ヴィスタサイズ収録(スクイーズ)、ドルビーデジタル。画質も音質も明瞭ですが、特典ゼロというのがやや物足りない感じ。
さらに、初リリースから1年経たないうちに、廉価版が発売。レンタルでもあまり出回っていなかった作品だけに(クライヴ・オーウェンの主演作にもかかわらず、発売当時はTSUTAYA都内主要店でさえ全スルー)、興味はあったけど手の出なかった人にとっては朗報でしょう。最近は都内の主要なTSUTAYAにも置いてあるみたい。あと、目白のヴイ・レックスっていう店にもあります(ここはクラシック・ムービーの品揃えが凄いです)。
・Amazon.co.jp
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000FBFROI/
『ブラザー・ハート』
DVD[PAL/REGION 2/UK]

『フラッシュ・ゴードン』の豪華盤もリリースした英・Momentum Pictures社から発売された、特典豊富なDVD。本編はオリジナル・ヴィスタサイズ収録(スクイーズ)、ドルビーデジタル・5.1chサラウンド。マイク・ホッジス監督と脚本のトレヴァー・プレストンによる音声解説、監督やキャストたちのコメントも含んだBBC製作のメイキング・ドキュメンタリー“Mike Hodges and I'll sleep when I'm dead”、さらに2つの削除シーンも収録。どうせなら日本版DVDもこちらの仕様を踏襲してほしかった……。
削除シーンに収録されているのは、ナイトクラブを訪れたミクサーが、親友デイヴィの死を女性歌手に慰められるシーン。そして、主人公ウィルが弟の仇であるボードの勤める自動車販売店の前にたたずむショット。メイキングでは、てきぱきと現場を仕切っていくホッジスの演出スタイルを映像で目にすることができます。現役の人は幾つになっても元気ですね。
・DVD Fantasium
http://www.fantasium.com/detail.phtml?ID=MYS32648
それにしても、この2本は邦題がヒドイ。特に『ブラザー・ハート』って最初聞いたときは「どんだけ最大公約数だ馬鹿野郎」と思いましたが、このタイトルで一般に流布してしまったのだから仕方ありません。絶対損してるよな…
でも『PULP』=「悪の紳士録」ってタイトルだけは認めません。どうせソフト化もされてないし、誰も知らないんだから。

