Simply Dead

映画の感想文。

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映画秘宝4月号!(『ゼロ・ダーク・サーティ』徹底解明、『メッセンジャー』etc.)

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 本日2/21発売の「映画秘宝 2013年 4月号」は、菅原文太兄ィ演じる広能昌三が表紙を飾る『仁義なき戦い』大特集号。梅宮辰夫&千葉真一が語る衝撃エピソード、杉作J太郎が語る悪役キャラクター大辞典など、東映実録やくざ映画ファン垂涎の内容。タランティーノ最新作『ジャンゴ 繋がれざる者』大予習大会、佐藤允・大島渚の追悼記事などもあります。

 ぼくは今回、3つほど記事を書かせてもらいました。まず、キャスリン・ビグロー監督入魂の力作『ゼロ・ダーク・サーティ』徹底解明という6ページにおよぶ特集記事で、しょっぱなの作品レビューを担当しました。ビグローが惹かれてやまないキャラクター像の集大成ともいえる主人公=ビン・ラディンを追いつめるCIA女性分析官マヤの描き方について、監督の過去作品とも絡めつつ書きました。他の執筆陣の方々が硬派な感じで攻めている中、比較的柔らかめのテキストになっております。キシオカタカシさん渾身のビグロー論は必読!

 そして、洋画最前線コーナーでは、ベン・フォスター&ウディ・ハレルソン主演の異色戦争ドラマ『メッセンジャー』のレビューを担当。2009年の作品ですが日本ではしばらくオクラ入りになっていた、隠れた秀作です(映画秘宝2011年12月号の記事「アメリカ闇社会映画NOW」でも取り上げました)。戦死した兵士の遺族に訃報を告げる“メッセンジャー”の任務を任された、イラク帰りの青年兵士の苦悩と再起を描いた、小品ながら心にズシリと残る一編。監督はこれが長編デビュー作となったオーレン・ムーヴァーマン。第2作の『ランパート/汚れた刑事』より、こっちのほうが全然いいです。ぜひお見逃しなきよう。

 もうひとつは、リュック・ベッソンが原案・製作・共同脚本を手がけた『ブラインドマン その調律は暗殺の調べ』。表向きはピアノの調律師として暮らす盲目の暗殺者と、妻を失ってから人生に絶望したベテラン中年刑事が対決するアクションスリラー。もちろんベッソン印なのでシナリオ的にはツッコミどころ満載ですが、監督を『アイズ』のザヴィエ・パリュが手がけていて、なかなかタイトでスピーディーな快作に仕上がっています。二番館で出会うと嬉しい拾い物といった感じ。主演のジャック・ガンブラン、ランベール・ウィルソンがそれぞれの役を楽しみながら演じているので、ファンはぜひ劇場へ!

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