Simply Dead

映画の感想文。

映画の必修科目05 モンスター映画100! 映画秘宝3月号!

HIHO_monster100_cover.jpg

 1/23発売のムック「映画秘宝EX 映画の必修科目05 突撃!! モンスター映画100」は、これから映画にドハマりしたい若者に向けて秘宝的マストの作品を力の限り紹介する「映画の必修科目」シリーズの第5弾。今回はみんな大好きモンスター映画の特集です。巨大生物、オカルト、SF、ファンタジーなど、多彩なジャンルで大暴れする怪物の皆さんが一堂に会した、にぎやかで楽しい一冊になっております。もちろん秘宝セレクションなので「えっ、そんなヤツまで?」と思うような異色タイトルも盛りだくさん!(詳しい内容はこちら

 ぼくは今回、作品レビュー14本、コラム1本、インタビュー1本を担当しました。レビューで書かせてもらったのは、『狼男アメリカン』 『ポゼッション』 『北京原人の逆襲』 『空の大怪獣Q』 『放射能Ⅹ』 『モンスター・パニック』 『悪魔の毒々モンスター』 『巨大生物の島』 『ジェヴォーダンの獣』 『吸血ゾンビ』 『霊幻道士2/キョンシーの息子たち!』 『ブレインデッド』 『ジャバーウォッキー』 『モンキーボーン』。この並びだけで本書の取り上げている作品の幅がなんとなく分かるかと思います。コラムでは「狩ってよし! 喰われてよし!? 映画史上最強の凄腕モンスターハンター10傑!」というお題で、『吸血鬼ドラキュラ』のヘルシング教授や『ジョーズ』のクイント船長、『ベオウルフ 呪われた勇者』のベオウルフさんや『アナコンダ』のジョン・ヴォイトといった豪傑どもの仕事(と喰われっぷり)を讃えております。インタビューでは『アタック・ザ・ブロック』のジョー・コーニッシュ監督に、大好きなモンスター映画について大いに語っていただきました。

 ほかにも、コラム「モンスター映画の歴史」「モンスター映画偉人伝」「ドラキュラ映画の世界!」「Z級モンスター大集合」「Gの遺伝子 ~世界に影響を与えた日本のモンスター映画~」など、読みどころ満載。各ライターさんの偏愛が炸裂したレビューも必読です!

HIHO_201303_cover.jpg

 1/21発売の「映画秘宝 2013年3月号」では、毎年恒例のベスト&トホホ10に参加させていただきました。昨年末にもフライングで発表してしまいましたが、ぼくの上位ベスト2は『KOTOKO』と『セデック・バレ』。総合ベスト10には『サニー 永遠の仲間たち』だけかすっていました(『この空の花』か『クロニクル』もくると思ったんだけどなあー)。驚きの2012年度秘宝ベストワンは『ザ・レイド』! 今、インドネシア映画がアツいということに他なりません! トホホ1位は『ダークナイト ライジング』。まさに堂々の王座君臨!

 それから、ファビュラス・バーカー・ボーイズの御二方によるベスト&トホホ講評で、『アルゴ』劇中に登場するでっちあげSFのイメージボードはジャック・カービーの画だとおっしゃられていました。先月号で書いた『テッド』トリビアで、その史実を踏まえないで思いっきり「まるっきり『フラッシュ・ゴードン』風のイメージボード」とか書いてしまい、反省しきり……。日々、フラッシュ・ゴードン脳(というかマイク・ホッジス脳)で生活している弊害がここに……。

 洋画最前線コーナーでは、アン・リー監督の『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』のレビューも書かせてもらいました。これ、ホントに面白いです。観る前までは「こんな話で映画1本、ちゃんと成立するんかい」とか思ってたんですが、さすがアン・リー。見事なサバイバル・ファンタジーに仕上がっていました。3D映像も面白いので、ぜひ劇場でご覧ください。

スポンサーサイト

「TRASH-UP!! vol.14」発売中!

  トラッシュカルチャーマガジン「TRASH-UP!! vol.14」が現在絶賛発売中! 表紙は『デッド寿司』主演の武田梨奈さんと、アイドルグループ・BiSの両A面。ぼくは今回「インドネシアン・ホラー最前線」と「釜山国際映画祭レポート」というふたつの記事を書きました。

trash-up_vol14_cover.jpg

TRASH-UP!! vol.14
定価:1050円(税込)
A4サイズ/272ページ
COVER 1:武田梨奈 COVER 2:BiS
[TRASH-UP!! 取扱店リスト]
[Amazon]

【映画サイド特集1:アイドルとトラッシュ映画】
『デッド寿司』武田梨奈インタビュー
『ゾンビデオ』矢島舞美&中島早貴(℃-ute)インタビュー
IDOL IN TRASH MOVIE REVIEW
PLAY BACK 80s TRASH MOVIE 松原弘一良(MOBSPROOF)
アイドル映画量産マシン・及川中の作品たち タダーヲ
アイドルアニメの歴史 餓鬼だらく

【映画サイド特集2:トロマの逆襲2013】
トロマと私の四半世紀 江戸木純
トロマ作品レビュー
ロイド・カウフマン物語 宮路良平

【PICK UP】
インドネシア・ホラー最前線 岡本敦史
よくわかるヤンキーVシネの歴史 ~2000年代篇~ 餓鬼だらく
第17回釜山国際映画祭レポート 岡本敦史
映画と総会屋 社長一代で消えた東活秘史 高鳥都

●NEW TRASH MOVIE REVIEW

【音楽サイド特集1:BiS】
グラビア
BiSとは何者なのか? 西澤裕郎/宗像明将/山田秀樹/野宮大輔/飯田仁一郎/ヤノアリト
BiS年表
DISC REVIEW
全PV解説
BiS公開インタビュー@OTOTOY
対談 プー・ルイ×渡辺淳之介(BiSマネージャー)
対談 ヒラノノゾミ×松隈ケンタ(BiSサウンドプロデューサー)
インタビュー テラシマユフ
対談 ワキサカユリカ×ミチバヤシリオ
研究員座談会

【音楽サイド特集2:TRASH-UP!!のアイドル特集】
アリス十番/いずこねこ/Starmarie/ねがいごと
多国籍軍/青SHUN学園/はっぴー超じぇねレ~ション
Especia/GALDOLL/lyrical school
BELLRING少女ハート/Cover’s Doll/ゆるめるモ!

【インタビュー】
谷ぐち順(Less Than TV)
小島ケイタニーラブ

●MUSIC REVIEW

【ART】
ミクラフレシアの
「THE MAD MAD MAD KNITTING LABORATORY」

【COMIC】
呪みちる
石井モタコ(オシリペンペンズ)
ai7n
ぽんぽんにないない
さとうあやか

【詩】
榎本櫻湖
広瀬大志
伊藤浩子

【COLUMN】
新連載1 大内ライダー 吶喊します!科楽特奏録
新連載2 ナマニクのいっとけ!未公開ホラー映画
すてきなアート系映像作家列伝 荒牧夕子
レインボー祐太 脱力ホラー映画の世界
miss Donutの「Rock 'n’ Rookie」
DOOM!の「10年以下の懲役、または1000万円以下の罰金、もしくはその両方が科せられてたまるものか!!」
ダンボール・バットAMIの義味異死絵瑠多亜
怪奇漫画で食す“アレ”を徹底研究 あのマンガ(の蟲)メシが食べたい! ムシモアゼルギリコ
ちょっと聞いてよ! YOU GOT A RADIO!
フレネシ&ショック太郎 世の中はシックシック
イライザ・ロイヤル おんなの因果道:女王編
Wiilie Whopperのベレーザ!ブラジル
夢見るちから 神谷一義(オフノート)
アクセル長尾的ワールドミュージックガイド
バウス日記

▼「インドネシアン・ホラー最前線」で取り上げた作品の予告編。ジョコ・アンワル監督作品『禁断の扉』(2009)


▼ジョコ・アンワル監督作品『Modus Anomali』(2011)予告編


▼モー・ブラザーズ監督作品『マカブル 永遠の血族』(2009)予告編


▼リザル・マントヴァーニ監督作品『Kuntilanak 2』(2007)予告編


▼リザル・マントヴァーニ監督作品『Air Terjun Pengantin』(2009)予告編


▼ブライアン・ユズナ製作のホラー・オムニバス『Takut: Faces of fear』(2008)予告編


▼ヌリ・ダリア監督作品『Nenek Gayung』(2012)予告編


 「インドネシアン・ホラー最前線」では、年間20〜30本ペースで作られているというインドネシアのホラー映画について調べてみました。きっかけは今年の釜山国際映画祭で観たジョコ・アンワル監督の『Modus Anomali』があまりに凄かったから。スプラッター映画ファンの間で大きな話題を呼んでいる『マカブル 永遠の血族』のモー・ブラザーズ、大ヒット作『呪歌(Kuntilanak)』でホラーブームの立役者となったリザル・マントヴァーニ、そして『Kala』『禁断の扉』とインパクト絶大な傑作・怪作を放ち続けている鬼才ジョコ・アンワルの作品を中心に、注目のインドネシアン・ホラーを紹介しています。まだまだ調べたりないので、今後も続けて掘り下げていきたいと思ってます。

 「釜山国際映画祭レポート」は、昨年10月に行ってきた映画祭の旅日記みたいな軽めの記事です。往年の名優シン・ヨンギュンの特集上映や、人気ロックバンド「サヌリム」のリーダーであるキムチャンワンが主演したサイコホラー『ドクター』などを観てきました。なかなか楽しかったので、今年もまた行ってみたいです。

 ほかにも読み応えある記事が満載。特に「トロマの逆襲2013」がアツい! アツすぎる!! 江戸木純さんにしか書けないトロマ・メモリー「トロマと私の四半世紀」をはじめ、作品レビューも充実。中でもHIGH BURN VIDEOの宮路良平くんが大活躍! とんでもなく気合いの入った一大トリビュート特集となっております。今春の『悪魔の毒々モンスター』リバイバル上映も楽しみ!

 ほかにも、Vシネ・ウォッチャー餓鬼だらく兄ィ入魂の力作「よくわかるヤンキーVシネの歴史 ~2000年代篇~」、高鳥都が日本映画界の知られざる暗部に迫った「映画と総会屋 社長一代で消えた東活秘史」、各ライター陣の偏愛ほとばしる「アイドルとトラッシュ映画」、期待の新連載・ナマニクさんの「いっとけ!未公開ホラー映画」など、相変わらずの濃密さ。それにしても、BiSさんのインタビューとか見ると、映画班は平和だなぁ……とか思ったりしました。アイドルファンもホラー映画ファンも、ぜひ一家に一冊!


FC2Ad