Simply Dead

映画の感想文。

『ラジオスター』(2006)

『ラジオスター』
原題:라디오 스타(2006)
英語題:Radio Star

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 号泣。イ・ジュニク監督が大ヒット作『王の男』(2005)のあとに撮り上げたヒューマンコメディの小品。のちの『楽しき人生』(2007)『あなたは遠いところに』(2008)へと続いていく“音楽映画三部作”の第1作である。今やすっかり落ちぶれてしまった元人気歌手が、ひょんなことから地方のラジオ局でDJをすることになり、長年連れ添ってきたマネージャーに説得されて渋々引き受けるのだが……という物語。個人的には、近年これほど見事に泣かされた映画はなかったというくらい、ムチャクチャ感動した。

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〈おはなし〉
 80年代にロックバラードの名曲「雨のあなた」をヒットさせ、歌謡大賞にまで輝いたものの、その後は泣かず飛ばずの歌手チェ・ゴン(パク・チュンフン)。今では喫茶店のステージで弾き語りをするなど、小さな営業で糊口をしのいでいる。20年来の付き合いであるマネージャーのパク・ミンス(アン・ソンギ)は、私生活を投げ打ってまで健気に彼を支えてきたが、もはや限界寸前。自分の妻にも苦労をかけ通しで、まともに顔も会わせられない有り様だ。そんな時、チェ・ゴンが客相手に揉め事を起こし、留置場に入れられてしまう。保釈金を工面するため奔走するミンスは、知り合いの放送局長から「昼間のローカルラジオ番組のパーソナリティをやってくれるなら、金を都合してやる」と言われる。チェ・ゴンは冴えない仕事内容に気乗りしなかったが、ミンスの熱心な説得によって嫌々ながら引き受けることに。

 チェ・ゴンたちは平凡な地方都市ヨンウォルにやってくる。小さなラジオ中継局の埃だらけのスタジオから放送された第1回目のオンエアは、やる気のないチェ・ゴンが進行を無視してロクに喋りもせず、さんざんな結果に。女性ディレクターのソクヨン(チェ・ジョンユン)の怒りもそっちのけで、彼はそれからもデタラメな放送を繰り返す。しかし、そんな番組でも、地元でバンドをやっている若者たちや喫茶店のウエイトレスといった固定ファンを掴んでいき、あるきっかけからリスナー参加型の番組として活気を帯び始める。過去の放送分を勝手にネット配信するファンサイトまで作られたりして、番組はじわじわと人気を獲得していく。

 かつての栄光に比べればとても小さな成功だけれども、チェ・ゴンが再びやる気を取り戻していく姿に、ミンスは大きな喜びを感じていた。番組の人気はついにソウルに飛び火し、期間限定だった放送もソウルに拠点を移して延長しようという話まで持ち上がる。そんな時、ミンスに大手レコード会社から接触が。チェ・ゴンを大々的に再デビューさせようというのだ。しかし、そこにはミンスがマネージャーの座を退くという条件があった……。

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 韓国では国民的大ヒットを記録した『王の男』で注目を集めたイ・ジュニク監督。その彼が次に手がけた本作『ラジオスター』は、驚くほどこぢんまりとした人間ドラマだった。劇的なスペクタクル演出で観客を酔わせた前作とは打って変わって、別人の仕事かと思うような物静かな語り口で、中年男2人の冴えない日常を淡々と切り取っていく。そんな地味すぎるほど質素で簡潔な演出にも関わらず、観客の心を巧みに引き込んでいく手腕は、やはり見事としか言いようがない。

 ラジオ番組の仕事にありついた主人公たちが、地方都市の平凡な町並みをうろつきながら市井の人々と出会うくだりも、実に肩の力の抜けたタッチで衒いなく描かれる。後々この出会いが伏線になっていくんだろうな、というのが自然に分かる程度の、ちょうどいいバランス感覚というか。ちょっとラフな感じがするくらい、気負いのない撮り方も心地好い。『王の男』のタッチとは真逆のものだ。

 前半はそんな風に「こういうユルい演出も巧いもんだなー」と油断した状態で画面を眺めていられるが、もう中盤から後半にかけては涙腺決壊。顔面グシャグシャになるまで泣かされてしまうという、非常に恐ろしい映画である。別に、何も特別なことをやっているわけではない。大体、物語的には予想できる事柄が起こっていくだけなのに、とにかく泣ける。ひたすらシンプルかつ必要最低限の演出でありながら、見せ方がものすごく巧いので、まんまと感動させられてしまうのだ。これは実際に作品を観てもらう以外、説明がつかない。

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 栄光の呪縛に捕われたロック歌手チェ・ゴンを演じるのは、パク・チュンフン。そして、女房役として献身的に尽くしてきたマネージャーのミンスを演じるのは、アン・ソンギ。少しでも韓国映画に詳しい方ならお分かりの通り、2人は名作『チルスとマンス』(1988)を筆頭に、『トゥー・カップス』(1993)と『NOWHERE 情け容赦なし』(1999)というヒット作でコンビを組んできた大スター同士。80?90年代、つまり『シュリ』(1999)の登場でモードが一変する前の韓国映画界を牽引してきた人気俳優たちが、久々に共演を果たした作品がこの『ラジオスター』なのだ。彼らが同じ画面内に映っているのを観るだけで、もう言うに言われぬ感慨がこみ上げてくる人もいるだろう。

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 自分を捨てて柔軟に立ち回ることが人生の知恵であり、軽薄そうに見えてその実、相当な苦労人であるマネージャーのミンス。そのキャラクターは、演じる俳優アン・ソンギのイメージとも、どこか重なる。文芸作からアクションコメディまで、どんな作品にも分け隔てなく出演し、約30年間も韓国映画界を代表する俳優であり続けている彼の存在は、安心感を誘うと同時に凄みを感じさせる。本作では味わい深いユーモラスな芝居によって、観客に共感と安堵を与えつつ、その裏にはたゆまぬ苦労があることを、パク・ミンスという男の物語として教えてくれる。

 そして、あまりにも前時代を象徴するスターであったがために、今は居場所を見失っているチェ・ゴン。その人物像も、やはり現在の韓国映画界におけるパク・チュンフンの微妙な立ち位置をなんとなく反映しているように思える。だからこそ、彼が演じる「脱却と再生のドラマ」は、非常に感動的なのかもしれない。パク・チュンフンが本作で見せる、不器用ながらも繊細な男の表情は、彼の役者としての魅力と実力を鮮やかに思い起こさせてくれる。

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 脇役のキャラクター陣もいちいち魅力的だ。地方局に左遷され、チェ・ゴンのわがままに振り回される女性ラジオディレクターを演じるのは、チェ・ジョンユン。主人公たちの再生に感化されるように、物語が進むにつれてどんどん輝きを増していくキャラクターを見事に演じている。放送技師役のチョン・ソギョン、ソウル本部局長役のユン・ジュサン、支局長役のチョン・ギュスといった名バイブレイヤーたちの好演も印象的。物語のキーパーソンとなるタバン・アガシ(喫茶店のウエイトレス)に扮するハン・ヨウンも、コメディエンヌの佇まいを湛えつつ、観客の涙腺をバーストさせる役割を見事に果たす。

 平和な町でパンク衝動を持て余しているバンド“イーストリバー”の面々は、実際に韓国パンクロック・シーンを担う人気バンド“ノーブレイン”が演じている(いつぞやのフジロックで、昔の日本軍旗をひっちゃぶくパフォーマンスを披露して話題を呼んだ)。映画の中ではバカまるだしのボンクラ連中として描かれているが、演奏シーンで見せるカッコよさはさすがのもの。いかにもダメそうな奴らが実は……という展開は、たぶん『ハイ・フィデリティ』(2000)のジャック・ブラックのくだりを意識してると思われる。

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 音楽といえば、劇中で効果的に使われているのが“韓国ロックのゴッドファーザー”ことシン・ジュンヒョンの代表曲「美人」。一度聴いたら忘れられない独特のギターリフを、中盤のとある場面でアン・ソンギが嬉しそうに口ずさむ。それに対してパク・チュンフンが「怪しい奴め」とからかうという、何気なくも味わいのあるシーンでまず登場。そして、再びアン・ソンギが「美人」のメロディーを口ずさむ場面が、本作最高のクライマックスになるのだ。韓国音楽界の偉人、シン・ジュンヒョン先生へのリスペクト溢れる描写には、音楽通も思わず胸が熱くなるだろう。また、ラジオの公開録音シーンでノーブレインが演奏する「美しき江山」も、シン・ジュンヒョン先生の作詞・作曲によるヒットナンバー。パンクロック・バージョンで歌われる名曲もなかなか味わい深い。

 チェ・ゴン最初で最後のヒット曲として流れるバラード「雨のあなた」も、シンプルながら“名曲”としての説得力を持つ、素敵なナンバーだ。パク・チュンフンが力強く歌い上げるサビには思わずホロッときてしまう。音楽監督を務めたパン・ジュンソクは、『楽しき人生』『あなたは遠いところに』にも続けて参加し、出演者の音楽指導にもあたった功労者。70年代の韓国ロックシーンを描いた『GOGO70s』(2008)の音楽監督も手がけている。

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 イ・ジュニク監督は“音楽映画三部作”を作った理由として、「今の韓国の若者たちは、欧米の70?80年代の音楽は好んでよく聴くが、同じ頃に作られた自国の音楽は全くといっていいほど知らない。それは本当に不幸なことだと思う。だから、映画を通して彼らが先輩たちの音楽に触れ、共感し、もっと楽しんでくれたらと思ったんだ」と語る。そして、大作『王の男』で成功した後に『ラジオスター』のような小規模な作品を撮った理由として、「お話の大小ではなく、そこに真に迫る切実さがあるかどうかが大事。それさえあれば人を感動させることができるから」と答えている。

 その言葉どおり、『ラジオスター』はとても小さな映画だが、観終わってからも全てのカットが愛おしく思い出されてくるような秀作だ。“音楽映画三部作”の他の2作と併せて、いろんな人に観てほしい。

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『死生決断』(2006)

『死生決断』
原題:사생결단(2006)
英語題:Bloody Tie

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 韓国映画界でひときわ異彩を放つ2人の個性派俳優、リュ・スンボムとファン・ジョンミンが競演したノワールアクションの力作。港湾都市・釜山を舞台に、ドラッグディーラーと悪徳刑事が繰り広げる仁義なき駆け引きをパワフルに描く。監督は『GOGO70s』(2008)のチェ・ホ。70年代東映アクションを思わせる過剰に男くさいピカレスクドラマと、スタイリッシュな映像演出を組み合わせ、がむしゃらなパワーと疾走感溢れる画面を作り上げている。実際、チェ・ホ監督は深作欣二の『仁義の墓場』(1975)のファンらしい。はっきり言って作りは粗いが、その荒々しさが魅力の作品でもある。英語題は“Bloody Tie”だが、どうせつけるなら“Live and Die in Pusan”とかの方がいい。

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〈おはなし〉
 IMF危機によって最悪の経済不況に陥った2002年ごろの韓国。そんな世相とは裏腹に、ドラッグディーラーのサンド(リュ・スンボム)は羽振りのいい生活を満喫していた。が、町の麻薬ルートを牛耳る大物逮捕の執念に取りつかれたト刑事(ファン・ジョンミン)に目をつけられ、サンドの享楽の日々も終わりを告げることに。ト刑事の強引な脅迫に折れ、渋々おとり捜査に協力するサンドだったが、逮捕劇は失敗に終わり、サンドは代わりに8ヶ月の懲役をくらってしまう。

 出所したサンドは再びト刑事から協力を乞われるが、当然ながらそう簡単には話に乗ろうとしない。そこで、サンドは情報屋になる代わり、町で最高のドラッグディーラーとして返り咲けるよう、ト刑事に資金提供と全面協力を約束させる。すべては大物逮捕のためと、目をつぶって悪人と手を組むト刑事。

 暴走刑事の後ろ盾をつけ、着実にのし上がっていくサンド。そこに町の大物チャン・チョルが接触してきて、サンドは麻薬ビジネスの中枢に迫るチャンスを得る。彼はト刑事に、合成麻薬製造のプロ「教授」の取引情報をタレ込むのだが……。

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 登場人物全員が一度は道を踏み外し、欲望や執念にとり憑かれ、再び訪れる人生の岐路で例外なく最悪の選択をする。そんな徹底したノワール主義が貫かれているため、「えっ、なんでそっち行くの!?」と説得力に欠ける場面もないではないが、展開の読めない映画であるのは確かだ。「常に悪い方向へ向かうのが人間の性だ」と言わんばかりの重苦しいストーリー展開ながら、演出はいたって70年代的にファンキーかつハイテンションな刑事アクション調なので、重くも暗くもなりすぎず、なかなか面白い相乗効果を生んでいる。アクションも見応え十分で、映像的にも様々なテクニックを凝らして観る者を飽きさせない。

 また、舞台となる釜山のロケーション撮影も見事。夜の歓楽街、高台にあるスラム、美しい港の光景など、魔性を湛えた町の多彩な表情を魅力的に切り取っている。雨の港で展開するクライマックスの劇的な盛り上がりは、まるで石井隆作品のようだ。

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 コミカルなお調子者キャラ的な役柄の多いリュ・スンボムが、その軽薄さのなかに悲哀を秘めたドラッグディーラーの主人公サンドを好演。まさにハマリ役といえるキャラクターをエネルギッシュに熱演し、俳優としての新たな代表作を見つけたように思える。そして、カメレオン俳優ことファン・ジョンミンの堂に入った悪徳刑事ぶりも小気味良い。感情移入などという行為のバカバカしさを身をもって教えてくれるような、本当にどうしようもない役柄ながら、なぜか憎めない愛らしさを漂わせるのが流石。レイバンのサングラスをかけ、くっさいキメ台詞を吐き捨てるラストシーンのかっこよさときたら!

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 本作はベテラン名脇役キム・ヒラの復帰作でもある。脳梗塞で倒れ、リハビリ生活を送っていた彼を、久々に映画の現場へ立ち戻らせた作品が、この『死生決断』であった。キム・ヒラが演じるのは主人公サンドの叔父テクチョ。元麻薬中毒者で、家族を苦しめた過去に痛切な悔恨の念を抱きながらも、実は……という、ある意味この映画の屈折した人間観を代表するようなキャラクターである。キム・ヒラはかつて『ピョンテとヨンジャ』(1979)や『ママと星とイソギンチャク』(1995)といった作品で見せたユーモラスな佇まいとはまた違う、落ち着いた老優の渋味を釀し出し、人生の敗残者を妙演。台詞回しは少しおぼつかない部分もあるが、麻薬で身を持ち崩したという設定上、不自然ではない。壮絶なアクションシーンにも挑んでおり、リハビリ後の老人をこんなキツイ目に遭わせていいのか? と心配になるくらい。エンドタイトルで一人だけ一枚看板で名前が出るのも納得だ。

 サンドが想いを寄せる薄幸のヒロイン・ジヨン役のチュ・ジャヒョンが見せる『レクイエム・フォー・ドリーム』(2000)ばりの熱演も印象的。人工物っぽい清楚美人の彼女が、あんなことやこんなことまで……個人的にはあまりピンと来ない女優さんだったけど、さすがに感心した。

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 70年代アクション・ムードに拍車をかけるのが、ファンク感溢れる音楽。映画美術や広告デザインの分野でも活躍しているキム・サンマンが音楽監督をつとめ、日本人ギタリストの長谷川洋平が作曲・編曲で参加している。長谷川陽平は韓国のベテランロックバンド「サヌリム」に憧れるあまり、韓国に渡って最終的に正式メンバーとして加入してしまったという人物で、現地のミュージシャンたちから一目置かれている存在。最近では再結成した伝説のファンクバンド「デビルス」にも参加している(このデビルスの伝記映画が、チェ・ホ監督の次回作『GOGO70s』である)。ちなみに竜雷太と夏圭子の息子さんだそうだ。

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 『死生決断』は、傑作と呼ぶにはあまりに粗削りな仕上がりが惜しいものの、映画ファンのハートを確実に掴む快作だ。ナレーションをする登場人物が映画の途中から増えていくので混乱したり、場面によって映像スタイルが空回りしていたりと、明らかな欠点も少なくないが、監督の類い稀なポテンシャルは間違いなく伝わる。事実、チェ・ホが次に手がけた『GOGO70s』は、素晴らしい青春音楽映画の傑作に仕上がった(この作品については秋発売の「TRASH-UP!! vol.4」でも書く予定)。1本撮るごとに着実に巧くなっていくタイプの作家で、新作が楽しみな監督がこれでまた一人増えた。

・SCRIPTVIDEO
DVD『死生決断』(韓国盤・リージョン3・英語字幕つき)

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『あなたは遠いところに』(2008)

『あなたは遠いところに』
原題:님은 먼곳에(2008)
英語題:Sunny

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 傑作。『楽しき人生』(2007)のイ・ジュニク監督による“音楽映画三部作”の最終章で、1970年代初頭のベトナム戦争を背景にした力作ドラマである。タイトルの由来は、70年代に活躍した韓国の有名な女性歌手キム・チュジャのヒットナンバーから。劇中では他に彼女の代表曲「遅くなる前に」「ベトナム帰りのキム上司」などが歌われ、CCRの「Susie Q」やアイルランド民謡「Oh, Danny Boy」なども効果的に使われている。

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〈おはなし〉
 1971年。田舎の農家に嫁いだ女性スニ(スエ)は、夫(オム・テウン)が兵役中のため、義母とふたり暮らし。義母は家系を絶やさないことにしか興味がなく、毎月スニに夫との面会と外泊を強いるが、夫はスニに対して冷淡な態度をとるばかり。彼女にとって楽しみといえば、農家のおばさんたちの前でキム・チュジャの曲を歌うことぐらいだった。

 そんなある時、いつものように夫と面会したスニは、突然「俺のことを愛しているか」と問われ、答えに窮する。夫は数日前、ソウルにいる愛人から手紙で別れを告げられていた。「お前なんかに、愛の何が分かるってんだ」と、彼は吐き捨てるように言う。……翌月、また兵舎へ面会に訪れたスニは、夫が何も言わずにベトナムの戦場へ向かったと知らされ、愕然とする。義母はパニックに陥り、自分もベトナムへ行くと言って聞かない。スニはそれを押しとどめるうち、自分が代わりに行くと言ってしまう。

 とりあえず渡航手段を探そうと町へ出てみたものの、激戦下のベトナムに一般人が入国できるわけもなく、スニは途方に暮れる。そんな彼女の前に、金を稼ぐためサイゴンへ行こうとしていたバンドマンのジョンマン(チョン・ジニョン)という男が現れる。スニは彼の率いるバンドの臨時歌手としてスカウトされ、「サニー」という芸名をもらい、バンドメンバーと共にベトナムへと旅立つことになった。その先に、波瀾万丈のドラマが待ち受けているとも知らず……。

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 ベトナムへ旅立ってしまった兵士の夫を追い、自らも異国の戦地に身を投じる妻……という、大雑把なあらすじだけ書くとまるで夫婦愛の尊さを謳った美談のようだが、実際はそんなに簡単なメロドラマではない。夫には愛人がいて、妻も彼の裏切りを知っている。互いの仲は冷えきっているにも関わらず、それでも彼女が遠い異国に旅立つ理由はなぜか。一人息子を失いたくない姑への気遣いもあるが、何より冷淡な夫から浴びせられた言葉がその心に大きな楔を打ち込んだからだった。「お前に“愛”の何が分かる?」。結婚生活を裏切った男の口から図々しくも放たれたその一言は、しかし確実に彼女の足元をぐらつかせる。その答えを得るために、ヒロイン・スニは「異国のあなた」を追い、遠大なオデュッセイアが幕を開けるのだ。

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 スニ自身、なぜ自分がそこまでして夫に会おうとするのか、理性や言葉では分かっていないように見える。恨み言のひとつもぶつけようというのか、ほんのわずかでも残った愛情を証明しようというのか。愛とも憎しみともつかぬ感情を抱きながら、ただ彼にもういちど会わなければならないというオブセッションが彼女を衝き動かす。理屈抜きの信念でとことん突き進む純粋さと逞しさを持ったヒロイン像を、主演女優のスエはこれ以上ない説得力で演じていると思う。韓国での公開時にも「ヒロインの行動理由が分からず、感情移入できなかった」という批評があったようだが、分かりやすい感情を描くだけが映画ではない。彼女の胸中にある言葉にならない感情とは何なのか、それが観客の興味を引っ張る最大のミステリーでもある。

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 夫が地獄のような戦場を這いずり回る間、スニは慰問バンドの歌手として、ろくでなしのバンマス・ジョンマンに引きずり回されながら、戦争の様々な断面を客観的に見ていくことになる。その視点の新鮮さが、この映画の大きな魅力だ。一般人の目で描かれる戦争映画が依然として少ない中、本作のような作品は貴重である。そして歌謡映画+戦争ドラマといえば、マーク・ライデル監督の佳作『フォー・ザ・ボーイズ』(1991)などがあったが、こちらはより生々しい戦地の空気と、いかがわしいショービズ稼業の不良性に肉薄している。

 また、田舎出の素朴なヒロインがセクシーに変身し、兵士たちに希望を与えるスターとして輝き始める姿も、当然ながらすこぶる魅力的だ。舞台衣装を忘れてきてしまったので、急遽、軍服コスプレで出てくるという展開は「分かってるな?」という感じ。ステージの熱狂と歓喜のなかで、自己を解放していくスニの姿は、彼女の求める“愛とは何か”という問いの答えを、身をもって体現していく過程にも見えて感動的である。

 もちろん綺麗事ばかりではない。死と隣り合わせにある戦場に身を置いている以上、彼女もまた戦争の部外者ではいられなくなる。中盤、バンドメンバーたちは思いがけない極限状況に追い込まれ、戦場の恐怖と真実を知ってしまう。もうかつての自分たちには戻れない……そのことを、スニが米兵たちの前で歌う「Susie Q」1曲で鮮やかに表現する演出が実に見事だ。

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 そして、ある目的のために米兵相手に甘んじて屈辱を受け入れる彼女の姿は、六・二五動乱(朝鮮戦争)以来、アメリカの反共闘争に利用され続けてきた一面を持つ韓国という国の明らかなメタファーである。このシーンにこめられた痛切な憂いは凄まじい。ここまで自国の痛ましい姿を深々とえぐってみせるのも、韓国映画らしいパワーだと思う。

 それらの行程を経て訪れる物語の結末は、まさに万感迫る圧巻のクライマックスだ。イ・ジュニク監督はそこでも説明を避け、ただ言葉にならないエモーションを「画」として映し出し、映画を終える。おそらくは全てのイメージの出発点となったであろう、印象深いラストカットを残して。

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 イ・ジュニク監督の卓抜したストーリーテリングの力は、本作でも健在だ。ひたすら無駄を配し、抑制のきいた静かな語り口で淡々とシーンを積み重ねながら、感動的なクライマックスへと巧みに導いていってしまう。重みと深みを湛えたメッセージも、声高でないからこそ胸に響く。それでいて茶目っ気に溢れ、ユーモラスな場面で観客を楽しませることも忘れない。このバランス感覚は韓国の職人監督としては珍しいというか、ややイーストウッド的なストイシズムまで感じさせる熟練ぶりである。

 『あなたは遠いところに』では、単なるメロドラマの枠を超えた根源的な“愛の物語”を、オデュッセイア的な戦場のロードムービーとして展開させ、痛烈な韓国史観も交えつつ、ラブストーリーとして見事に閉じてみせる。きわめてシンプルなかたちでありつつも、他の映画とは一線を画した構造と語り口がとても魅力的な傑作なのだ。イ・ジュニク監督は、イ・チャンドン、ポン・ジュノと並んで、現在の韓国映画界を代表する名匠と呼んでいいと思う。

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 主演女優スエは、素朴な田舎娘からセクシーな歌手へと変身するヒロイン像をコントラスト豊かに体現しながら、内面的には一本筋の通ったキャラクターをしっかりと演じきった。一見おとなしそうに見えながら、簡潔な言葉をやや低めのトーンで話す台詞回しが、彼女の誰にも媚びない気の強さを端的に表していて効果的。ステージシーンでの変身ぶりも魅力的で、特に終盤の「Susie Q」熱唱シーンは圧巻である。

 そして、前作『楽しき人生』から引き続いての登板となる性格俳優チョン・ジニョンが、やはり今回も素晴らしい。どうしようもないろくでなしのバンドマスター・ジョンマン役を絶妙に演じており、情けない弱さをもったワルが似合う役者って素敵だなーと、本作の彼を観るとつくづく思う。『楽しき人生』では中年バンドのギター担当だったが、今回は楽器をサックスに持ちかえ、見事な演奏を聞かせてくれる。他のバンドメンバーもそれぞれ個性が立っていて、忘れがたい印象を残す。中でも、無口なギタリスト役のチュ・ジンモ(『霜花店』の美形俳優とは別人)が、あまりに“それっぽい”佇まいで笑ってしまった。

 スニの夫に扮するオム・テウンもいい。出番は少ないながら、しっかりと存在感のある芝居で物語のキーパーソンを見事に演じている。彼を目の敵にしながら、戦友として絆を紡いでいく同僚兵士パク・ユノの好演も印象的だ。イ・ジュニク作品の常連で“音楽映画三部作”全てに顔を出している名脇役シン・ジョングンの登場も嬉しい。

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 迫力に満ちた戦闘シーンや、70年代のサイゴンシティを再現したロケセットなど、映像的な見どころも多い。ベトナムを舞台にした場面は、タイで3ヶ月にわたるロケ撮影を敢行。戦場シーンの撮影ではタイ政府軍の全面支援を受け、数百人の現役軍人がエキストラとして参加しているという。銃器や手榴弾などのプロップ(小道具)も、韓国からタイ国内には持ち込めなかったため、現地軍の協力で撮影用に改造した実物を大量に使用。機関銃の射撃音などもタイで録音した「本物」のサウンドエフェクトで、かえってリアリティが増したという。監督曰く、「実際の製作費は70億ウォンだけど、画面を見ると200億ウォンぐらいかかった大作に見えると思うよ」。

 ちなみにイ・ジュニク監督は少ない予算で迫力のある画面を作る手腕に定評があり、それらのスペクタクルシーンも必要最低限のショット数とフレームで構成されている。よく見るとかなり経済効率のいい撮り方をしているのが分かるはずだ。個人的には、そういうところも好きな部分だったりする。

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 『あなたは遠いところに』は11月から開催される「韓流シネマフェスティバル2009」で上映される。全ラインナップの中でもずば抜けて優れた作品だと思うし、絶対に劇場のスクリーンで観た方がいい映画なので、ぜひお見逃しなきよう。

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DVD『あなたは遠いところに』

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欲しいDVDリスト・国内編[2009.8+α]

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 8月1日から公開される竹中直人監督のホラーコメディ『山形スクリーム』は、最初の10分くらいで思わず「ものすげーヒデーッ!!」と竹中ギャグ調に叫びだしたくなる壮絶な映画ですが、観ているうちにだんだん楽しくなってくるという奇跡のような1本です。特に後半は暴走する竹中演出に拮抗するかのように、ホラー映画ファンなら「正しい!」と思える展開が積まれていく心地好さがあります。脚本の継田さん、いい仕事してます。かつて味わったことのない未曾有の破壊的映画体験をしたい方は、ぜひお近くの劇場へ!

 というわけで、恒例の欲しいものリスト・国内編のお時間です。8月はルチオ・フルチ監督の『サンゲリア』、ショーン・S・カニンガム監督の『13日の金曜日』といった人気作が別仕様で再リリース。東映お色気学園アクション『恐怖女子高校』シリーズや、エドウィージュ・フェネシュ主演の艶笑喜劇『青い経験』シリーズの一挙リリースも、特定のファン層には嬉しいニュース。個人的には海外TVコメディ『アルフ』の国内初ソフト化がものすごい快挙だと思います。新作では、70年代の韓国ロックシーンを描いた青春映画『GOGO70s』、全編ニューヨーク・ロケを敢行したインド映画の大ヒット作『たとえ明日が来なくても』、ジョン・ウー節が冴え渡る歴史アクション超大作の完結編『レッドクリフ PartII』といった作品が登場。夏はホラーだろ! という真っ当な嗜好を持った方には、ジャック・ケッチャム原作の傑作バイオレンス『THE LOST ─失われた黒い夏─』、オーストラリア版『悪魔のいけにえ』と謳われる『ウルフクリーク 猟奇殺人谷』がおすすめ。各商品タイトルのリンク先は、Amazon.co.jp


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●2009.8.5発売
『狩人の夜』(1955)
デイヴィス・グラッブの小説をもとに名優チャールズ・ロートンが生涯唯一の監督を手がけた、カルトムービーの代名詞的傑作が待望の再リリース。両手に「LOVE」「HATE」の刺青を彫った“悪の申し子”伝道師ハリーを演じるロバート・ミッチャムの存在感が圧倒的。名撮影監督スタンリー・コルテズによる悪夢的な美しさを湛えた映像も忘れがたい。でも、ジャケが良くないよなあ……。(20世紀フォックス)

『サンゲリア』パーフェクト・コレクション(1980)
イタリアン・スプラッターホラーの鬼才、ルチオ・フルチ監督の代表作を「パーフェクト・コレクション」と銘打って再リリース。82年のTV放映時の日本語吹き替え音声、関係者インタビュー、オーディオコメンタリー、予告編集、スチールギャラリーなどを収録。「TRASH-UP!!」でもおなじみ伊東美和さんと山崎圭司さんの解説つきブックレット(12P)、公開当時の試写状レプリカも同梱。(キングレコード)

『危険な遊戯 ハマースミスの6日間』(1990)
第二次世界大戦下のロンドン。米軍の脱走兵“シカゴ・ジョー”ことリッキーと、女優を目指すショーガールのジョージナは、スリルと刺激を求めて享楽的な日々を送っていた。やがてふたりは犯罪の道へと突き進む……。実話をもとにした社会派クライムドラマ。主演はキーファー・サザーランドとエミリー・ロイド。監督は『ペーパーハウス/霊少女』のバーナード・ローズ。初DVD化。K・サザーランドが初監督を務めた刑務所ドラマ『要塞監獄/プリズナー107(LAST LIGHT)』も同日リリース。(キングレコード)

『半魚人の逆襲』(1954)
50年代モンスター映画の代表作『大アマゾンの半魚人』の続編。南米のアマゾン奥地に生息していた半魚人が、フロリダの研究所へと連れて行かれ、そこで女性科学者に恋心を抱いてしまう……。 監督を務めたのは前作同様ジャック・アーノルド。若かりし日のクリント・イーストウッドが端役で出演し、映画デビューを飾った作品でもある。初DVD化。(キングレコード)

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『ガンファイター』(1961)
メキシコからカリフォルニアへ、千頭の牛を引き連れて新天地へと向かおうとする退役軍人ブレッケンリッジ。旅の手伝いを探していた彼の前に現れたのは、因縁深いふたりの男だった……。名匠ロバート・アルドリッチ監督と、赤狩りでハリウッドを追われた反骨の脚本家ダルトン・トランボが組んだ西部劇。主演はロック・ハドソン、カーク・ダグラス。初DVD化。(キングレコード)

『レッドクリフ PartII ─未来への最終決戦─』コレクターズ・エディション(2009)
ジョン・ウー監督が「三国志」の“赤壁の戦い”を映画化した渾身の超大作、その第2部が早くもリリース。第1部よりも遊びが多く、特に前半はやたらヴィッキー・チャオがフィーチャーされてたり、「もう、ウーったら!」とファンが身悶えするような展開が満載。個人的には後半の派手なバトルよりそういう場面の方が面白かった。DVDは3枚組のコレクターズ・エディションのほか、2枚組のスタンダード・エディションBlu-ray版も同時発売。第1部とセットのツインパックもあり。(avex)

『ディレクターズカット ウッドストック 愛と平和と音楽の3日間』40周年記念アルティメット・コレクターズ・エディション(1970)
音楽史に残る伝説的祭典“ウッドストック”の模様を記録したドキュメンタリーの名作が、40周年記念バージョンで登場。新たにリマスターされたディレクターズカット版本編に加え、約170分に及ぶライブ映像、ウッドストックの裏側に迫った2時間のドキュメンタリー、助監督と編集を務めたマーティン・スコセッシら当時のスタッフへのインタビューなどを収録した4枚組。Blu-ray版も同時発売。(ワーナーホームビデオ)

『アッカトーネ』(1961)
鬼才ピエル・パオロ・パゾリーニの長編監督第1作がニューマスター版で再登場。ヒモ暮らしをしている貧しい若者アッカトーネを主人公に、貧民街に生きる人々の荒んだ生態を冷徹に見つめた問題作。また、パゾリーニがセックス・恋愛・結婚観などについて様々な人にインタビューをおこなったドキュメンタリー『愛の集会』(1964)、イエス・キリストの人間像と彼の生きた時代を生々しく描く『奇跡の丘』(1964)も、ニューマスター版で同時発売。(エスピーオー)

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『いのちの戦場 ─アルジェリア1959─』(2007)
1959年、アフリカ北部のアルジェリアに赴任してきた仏軍中尉テリアンは、フランスからの独立を求めるゲリラ「フェラガ」との戦闘指揮を命じられる。だが、仏軍による捕虜への拷問や民間人への虐殺行為を目の当たりにし、次第に精神のバランスを崩していく……。ブノワ・マジメルが企画立案し、自ら主演を務めた戦争ドラマ。フランスではいまだにタブーとされているアルジェリア戦争の実態に迫った意欲作。共演は『Enfermes Dehors』のアルベール・デュポンテル。監督は『スズメバチ』のフローラン・シリ。原題の“L'Ennemi Intime”は「己の内なる敵」の意。(アルバトロス)

『レイクビュー・テラス 危険な隣人』(2008)
L.A.の住宅地に越してきた白人と黒人のカップル。幸福な新生活もつかの間、隣に住む黒人警官が執拗な嫌がらせを始める。彼は白人を病的なまでに忌み嫌い、白人と結婚するような“裏切り者”にも激しい憎悪を抱いていた……。人種問題をテーマにしたサスペンススリラー。監督はイヤな話を撮らせれば右に出る者のない劇作家ニール・ラビュート。サイコな警官役を演じるのはサミュエル・L・ジャクソン。Blu-ray版も同時発売。(ソニーピクチャーズ)

『さすらいのガンマン』スペシャル・エディション(1966)
妻や仲間を虐殺されたナバホ族の青年ジョーの復讐劇を描いた、セルジオ・コルブッチ監督によるマカロニウエスタン。実際にネイティヴ・アメリカンの血をひくバート・レイノルズが主人公ナバホ・ジョーを演じ、本格的映画デビューを飾った。デジタルニューマスター版の本編に、日本語吹き替え音声も加えたスペシャル・エディションで再発売。また、トーマス・ハンター主演の『帰って来たガンマン』(1966)、アンソニー・ステファン主演の『皆殺しのガンファイター』(1969)も同じくスペシャル・エディションで同時リリース。(エスピーオー)

『怪談バラバラ幽霊』(1968)
遺産争いがもとで殺され、バラバラにされてしまった女の幽霊が復讐を開始する……。おどろおどろしい魅力に溢れた大蔵怪談映画の1本が、低価格で再発売。財産目当てのために轢殺された若妻が生首の怨霊となって襲いかかる『生首情痴事件』(1967)、沖縄と中国に古くから伝わる怪談を現代に蘇らせた珍品2本立てホラー『沖縄怪談 逆吊り幽霊/支那怪談 死棺破り』(1962)も、廉価版で再登場。(ファーストディストリビューション)


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●2009.8.7発売
『GOGO70s』(2008)
1970年代、軍事政権の下で抑圧された青春を送っていた韓国の若者たち。基地村のクラブで米兵相手に嫌々ながらカントリーを演奏していた青年サンギュは、とあるバンドでギターを弾いていた男マンシクのソウルフルなサウンドに衝撃を受け、一緒にバンドを結成。夜間通行禁止令が発布され、若者文化への取り締まりが激しさを増す中、サンギュたちはシークレットライブを敢行する……。 「TRASH-UP!! vol.3」の韓国ロック特集にも登場した実在のロックバンド“デビルス”の伝記映画。激しい弾圧を受けながらも、涙を流し声を枯らして歌い続けた若者たちの青春模様を綴る。韓国におけるディスコカルチャーやロックシーンの萌芽を描いた作品としても興味深い。主演は『タチャ イカサマ師』のチョ・スンウ。(ファインフィルムズ)

『Miss 杜十娘』(2003)
自分に相応しい素敵な男性との出会いを夢みる高級売春婦の杜。そんな彼女の前に、魅力的で聡明な学者・李甲が現れる。たちまち恋に落ちるふたりだったが、疑り深い杜は彼の愛が本物かどうかを確かめるため、あの手この手で李甲をテストし始める……。人気女優ミッシェル・リーと『ワンナイト・イン・モンコック』のダニエル・ウーが共演した古装片コメディ。(アートポート)

『家族の四季 愛すれど遠く離れて』(2001)
大富豪ラーイチャンドは長男ラーフルに相応しい結婚相手を決めるが、ラーフルは別の女性アンジャリーとの愛を選んだ。心張り裂ける思いで家を捨てたラーフルは、恋人と共にロンドンへ。弟のローハンはなんとか家族の絆を取り戻そうと、兄たちの後を追う。実はラーフルが家族とは血の繋がっていない養子であると知りながら……。インド、イギリス、ロンドンを股にかけ、世代を超えた家族の絆を感動的に描いた大河ドラマ。シャー・ルク・カーン、アミターブ・バッチャンら、インド映画界を代表する豪華キャストが出演。監督はインド映画の若きカリスマと評されるカラン・ジョーハル。(アップリンク)

『たとえ明日が来なくても』(2003)
父を亡くしたニューヨーク在住のナイナーは、母と祖母のケンカや家の借金といった悩みを抱え、すっかり笑顔を忘れていた。そんなある日、近所に陽気な若者アマンが越してくる。ナイナーは彼の悪戯に怒りながらも愛情を抱き始めるが、なぜかアマンはナイナーと同級生のローヒトを結びつけようとするのだった……。全編ニューヨーク・ロケを敢行し、インド的な人情味溢れるストーリーで大ヒットを記録した感動作。主演はシャー・ルク・カーン、プリティ・ジンター、サイフ・アリー・カーン。(アップリンク)

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『恐怖女子高校 女暴力教室』(1972)
札付き女子高生たちの赤裸々な生態とバトルを描いた『恐怖女子高校』シリーズ第1弾。ズベ公揃いの学園に転校してきた尾野崎由紀は、特待生の洋子と親しくなる。だが、洋子はリンチの挙げ句に堕胎させられ自殺。復讐心に駆られた由紀は、学園の悪玉に戦いを挑む! 主演は東映が誇る二大人気女優、杉本美樹と池玲子。監督は70年代東映娯楽路線を支えた名匠・鈴木則文。脚本は掛札昌裕、鈴木則文、関本郁夫が担当。ニュープリント版で国内初DVD化。(東映)

『恐怖女子高校 暴行リンチ教室』(1973)
全国の女番長が一堂に会する学園の風紀委員長・洋子は、自分に逆らった道代を死に追いやる。すると道代の仇を討つべく、十字架典子こと風間典子が学園に転校してきた……。 学園内の権力を握る非行グループと、腐りきった学校制度に挑戦する転校生グループとの対立を描いた、学園ポルノアクション第2弾。主演は杉本美樹、脚本は鴨井達比古、監督はもちろん鈴木則文。「エスカレートするハレンチぶりは、まさに恐怖の女学校(どうぶつえん)」という惹句が素敵。(東映)

『恐怖女子高校 不良悶絶グループ』(1973)
米軍基地のある町の私立女子高校で、混血児や貧乏人ばかりで構成されたグループ“恐竜会”が、金持ち集団“紅ばら会”に牙を剥く! 池玲子が復讐に燃えるヒロインを演じ、豊満な肉体を惜しげもなく晒す『恐怖女子高校』シリーズ第3弾。監督は前2作の鈴木則文から、鈴木作品のシナリオを多く手がけてきた志村正浩にバトンタッチ。脚本は関本郁夫、志村正浩、鈴木則文の3名が共同執筆。(東映)

『恐怖女子高校 アニマル同級生』(1973)
海外留学制度とスポーツが売り物の私立聖和女学院。そこでは紅原竜子を番長とする“黒バラ会”が羽振りをきかせていたが、そこへ口笛の亜紀と呼ばれるフェンシングの凄腕・風花亜紀が転入してきた……。池玲子演じる一匹狼のヒロイン・亜紀が、女番長たちと手を組んで悪辣な学園経営者を血祭りにあげるエロス&バイオレンス満載の人気シリーズ第4弾。監督は前作同様、志村正浩。脚本は掛札昌裕と中島信昭が担当。 (東映)


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●2009.8.19発売
『ファイアボール』(2008)
外界から隔離された巨大な屋敷を舞台に、優美なボディと高飛車な性格をもつ“ドロッセルお嬢様”と、その忠実な執事“ゲデヒトニス”という2体のロボットが繰り広げる、他愛もない日常会話を綴った各話2分×全13話のSFショートコントCGアニメ。ハイクオリティな映像としょうもない内容が独特の魅力を醸し出している。メイキングやトレーラーなどの映像特典に加え、ブックレットやフィギュアなどを同梱。8月発売分はすでに取り扱われていないが、完全受注生産(8月31日予約締切)の『ファイアボール』ウィンター・パッケージが12月22日に発売決定。(ウォルトディズニー)

『ダウト ?あるカトリック学校で?』(2008)
1964年、ニューヨーク・ブロンクスにあるカトリック学校で、黒人生徒と“不適切な関係”を持っていると疑惑をかけられた神父と、執拗な尋問で彼から“真実”を引き出そうとする厳格なシスターの言葉の攻防を描いた心理ドラマ。主演はメリル・ストリープ、フィリップ・シーモア・ホフマン。9.11以降の猜疑心に満ちた世情に警鐘を鳴らし、トニー賞&ピュリッツァー賞をダブル受賞した戯曲を、原作者のジョン・パトリック・シャンリィが自ら映像化。特典としてシャンリィ監督による音声解説、インタビュー集などを収録。Blu-ray版も同時発売。(ウォルトディズニー)

『初恋の想い出』(2005)
高校生のチー・ランとホウ・ジアは同じ官舎に暮らす幼なじみ同士。互いに惹かれ合いながらも、ある事情から交際を禁じられてしまったふたりは、自分たちの境遇を「ロミオとジュリエット」に重ね合わせていく……。時代の過渡期にあった1980年代の中国、今とはまるで違う価値観のなかで愛を貫こうとした恋人たちの行く末を見つめた哀切なラブストーリー。主演は『レッドクリフ』のヴィッキー・チャオ。監督は『山の郵便配達』のフォ・ジェンチィ。(ポニーキャニオン)

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●2009.8.21発売
『THE CRASH』(2007)
アパートを追い出され、ホームレスになってしまった中年男。夜の街をふらふら彷徨っていると、そこにパーティー帰りで浮かれた若い看護婦の車が突っ込んでくる。フロントガラスに中年男を突き刺したまま、パニックに陥った彼女は車を疾走させるが……。『ZOMBIO/死霊のしたたり』の奇才、ステュアート・ゴードン監督によるブラックコメディ風スリラー。主演はミーナ・スヴァーリ、スティーヴン・レイ。(AMGエンタテインメント)

『ヴァレンティノ(バレンチノ)』(1977)
ハリウッド草創期に活躍し、31歳の若さで世を去った世紀の大スター、ルドルフ・ヴァレンティノの生涯に迫る伝記映画。監督は『マーラー』『狂えるメサイア』など、芸術家の生涯を独自の視点で切り取り続けた鬼才、ケン・ラッセル。主人公ヴァレンティノ役に、バレエダンサーのルドルフ・ヌレエフを起用したキャスティングも話題となった。旧題は『バレンチノ』。初DVD化。(紀伊國屋書店)

『砂漠のシモン』(1965)
砂漠にそびえ立つ柱の上で修行を続ける聖人シモン。レタスだけを食べ、悪魔の誘惑をはねのけ、神に祈りを捧げる日々を送る彼は、やがてさらなる高みを目指し、別の柱へと移る……。ルイス・ブニュエル監督がメキシコ時代に手がけた45分の中編。製作途中で資金不足のため撮影が中断し、中編に仕上げたという逸話を持つ。初単品リリース。(紀伊國屋書店)

『黒衣の花嫁』(1968)
婚約者を殺された花嫁が、5人の男たちに次々と復讐を遂げていく……。名匠フランソワ・トリュフォー監督がジャンヌ・モローを主演に迎えて撮り上げたサスペンスミステリー。原作はコーネル・ウールリッチの同名小説。名手ラウール・クタールが撮影を手がけ、ヒッチコック作品でおなじみのバーナード・ハーマンが音楽を担当。山田宏一の特別寄稿も含む44ページのブックレットつき。(紀伊國屋書店)

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『青い経験』トリプルBOX
エドウィージュ・フェネシュが主演したイタリア艶笑喜劇シリーズ3本を収めた、ファン垂涎のDVD-BOX。収録作品は『青い経験 エロチカ・レッスン』『青い経験 エロチカ大学』『青い経験 誘惑の家庭教師』の3作品。各単品も同時発売。全作品ノーカット・ヘア無修正版。(ジェネオン・ユニバーサル)

『青い経験 エロチカ・レッスン』デジタル・リマスター・スクィーズ版(1975)
規律の厳しい学校に通う少年が、エドウィージュ・フェネシュ扮する美しい義母に性の手ほどきを受け、一人前の青年に成長していく姿を描く、イタリア伝統の艶笑喜劇。日本でも70年代に頻繁にTV放映され、常に高視聴率をマークした人気作が、デジタルリマスター版で再リリース。特典としてフォトギャラリー、オリジナル予告編を収録。(ジェネオン・ユニバーサル)

『青い経験 エロチカ大学』(1978)
欲求不満の野郎だらけの大学に、ある日いきなり美貌の新任教師が現れたもんだからサァ大変。生徒も教授も勉強そっちのけで、キャンパス内は大騒ぎ! エドウィージュ・フェネシュ主演の艶笑喜劇“L'Insegnante Va In Collegio”が国内初ソフト化。このテの映画に欠かせないコメディ俳優リノ・バンフィも出演。(ジェネオン・ユニバーサル)

『青い経験 誘惑の家庭教師』(1978)
エドウィージュ・フェネシュが音楽家庭教師を演じる艶笑喜劇。彼女が家にやってくるたび一家は大混乱。露出度もさらにエスカレート! 原題は“L'Insegnante Viene A Casa”。監督は『狂戦士サングラール』などを手がけた職人、ミケーレ・マッシモ・タランティーニ。国内初ソフト化。(ジェネオン・ユニバーサル)

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『XYZマーダーズ』デジタルリマスター版(1985)
冴えない警備員の青年がひょんなことから共謀殺人に巻き込まれ、ついには愛する女性を救うため、殺し屋コンビと激闘を繰り広げる羽目になる……。デビュー作『死霊のはらわた』で注目を集めたサム・ライミ監督による、ブラック&ナンセンスな怪作アクションコメディ。共同脚本はジョエル&イーサン・コーエン。本編はPALマスターを使用した78分のデジタルリマスター版。特典として、日本語吹き替え音声と、現存する82分のオリジナル版(TVサイズ・字幕焼き付け)を収録。国内初DVD化。(ジェネオン・ユニバーサル)

『戦艦シュペー号の最後』HDリマスター版(1956)
名匠マイケル・パウエル&エメリック・プレスバーガー監督による戦争映画の秀作が、HDリマスター版で再発売。第二次世界大戦中、ナチスの戦艦グラフ・シュペー号とそれを追う英国軍の駆け引きをスリリングに描く。主演は『ネットワーク』のピーター・フィンチ。迫力に満ちた海戦シーンも見どころ。 (ジェネオン・ユニバーサル)


●2009.8.25発売
『殺人幻想曲』(1948)
コメディ映画の異才プレストン・スタージェス監督が絶頂期に撮り上げた1本。美しい妻の浮気を疑い始めた音楽家が、やがて嫉妬のあまり妻の殺害を夢想し、ついには実行に移そうとするが……。主演はレックス・ハリソン、リンダ・ダーネル。のちにナスターシャ・キンスキー主演で『殺したいほど愛されて』としてリメイクされた。(ジュネス企画)


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●2009.8.26発売
『アルフ〈ファースト・シーズン〉』コレクターズ・ボックス(1986)
宇宙から来たブサイクで図々しいエイリアン“アルフ”と、彼が居候するタナー家の面々が巻き起こす騒動を描いた、SFホームコメディの名作。NHK初放映時からずっと見ていたので、今回の初ソフト化は本当に嬉しい。もちろん吹き替え音声も収録。アルフ役に所ジョージ、一家のお父さん役に小松政夫、お母さん役に吉田理保子という配役も魅力的だった。オクモニックなんて、変な名前!(ワーナーホームビデオ)

『13日の金曜日』スペシャル・エディション(1980)
リメイク版のDVDリリースに合わせ、ショーン・S・カニンガム監督によるオリジナル・シリーズ第1作がスペシャル・エディションで再登場。メイキング、スタッフ&キャストの同窓会、知られざるストーリー、未公開シーン、『13金』クロニクルズなど、豪華な特典を満載した2枚組。Blu-ray版も同時発売。(ワーナーホームビデオ)

『THE LOST ─失われた黒い夏─』(2005)
ホラー小説界の鬼才ジャック・ケッチャムの『黒い夏』を映画化した傑作。低予算のインディペンデント映画ながら、ハリウッドでは到底映像化できない過激なバイオレンス描写を見事に実現しており、原作の魅力を損なわない強烈な作品に仕上げている。作品の感想はこちら。新鋭クリス・シヴァートソンのパワフルな演出と、役者陣のアンサンブルが素晴らしい。(D'S GATE)

『PARIS─パリ─』(2008)
今やフランス映画界を代表する監督となったセドリック・クラピッシュが、パリに生きる様々な人々の“生”を綴った群像劇。ロマン・デュリス、ジュリエット・ビノシュ、アルベール・デュポンテルといった名優たちの競演も見どころ。ファブリス・ルキーニ演じる歴史学者のエピソードは心底余計だし超くだらないと思うが、それもパリなんだろう。ブックレットや特典映像ディスクを同梱したプラチナBOXも同時発売。(CCRE)


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●2009.8.28発売
『リプリー 暴かれた贋作』(2005)
ロンドンとパリを舞台に、稀代の詐欺師トム・リプリーが名画の贋作をめぐる詐欺を仕掛けていく……。女流作家パトリシア・ハイスミスの「リプリー」シリーズの一編『贋作』を、バリー・ペッパー主演で映画化。共演もクレア・フォーラニ、ウィレム・デフォー、トム・ウィルキンソンと豪華な面子。監督は『影なき男』の職人派ロジャー・スポッティスウッド。(ハピネット)

『ウルフクリーク 猟奇殺人谷』(2005)
広大なオーストラリア大陸を旅行中の男女3人が、巨大な隕石墜落跡「ウルフクリーク」を観光した後、想像を絶する恐怖に見舞われる……。オーストラリア版『悪魔のいけにえ』として話題を呼んだ衝撃作が、ようやく日本でもDVD化。現地で実際に起きた猟奇殺人事件をモデルにしているという。特典としてメイキングと削除シーンを収録。(ハピネット)

『ノースフォーク 天使がくれた奇跡』(2003)
1955年、ダム拡張工事のため水中に沈む運命にあるモンタナ州の小さな町、ノースフォーク。消えゆく町で沈痛な思いに暮れる人々の前に、ある奇跡が起こる……。『アストロノーツ・ファーマー』のポーリッシュ兄弟による群像ドラマ。ジェームズ・ウッズ、ダリル・ハンナ、ニック・ノルティなど実力派キャストが共演。(日活)


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<2009年9月以降リリースの注目タイトル>
●2009.9.2発売
『自由の幻想』(ジェネオン・ユニバーサル)※低価格再発売
『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』(ジェネオン・ユニバーサル)※低価格再発売
『小間使の日記』(ジェネオン・ユニバーサル)※低価格再発売
『哀しみのトリスターナ』(ジェネオン・ユニバーサル)※低価格再発売
『欲望のあいまいな対象』(ジェネオン・ユニバーサル)※低価格再発売
『大きな鳥と小さな鳥』ニューマスター版(エスピーオー)
『アポロンの地獄』ニューマスター版(エスピーオー)
『豚小屋』ニューマスター版(エスピーオー)

●2009.9.4発売
『天国までの60日(少年、天国へ行く)』(タキ・コーポレーション)

●2009.9.9発売
『サスペリア・テルザ ─最後の魔女─』(キングレコード)
『パニック・イン・スタジアム』(キングレコード)
『いとしい人』(アルバトロス)

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●2009.9.11発売
『ウォッチメン』コレクターズBOX(パラマウント)
『ウォッチメン』スペシャル・コレクターズ・エディション(パラマウント)
『ウォッチメン』ブルーレイ スペシャル・コレクターズ・エディション〈Blu-ray版〉(パラマウント)
『バーン・アフター・リーディング』(ハピネット)
『バーン・アフター・リーディング』〈Blu-ray版〉(ハピネット)
『オー!マイ・ゴースト』スペシャル・エディション(角川エンタテインメント)

●2009.9.16発売
『グラン・トリノ』(ワーナーホームビデオ)
『グラン・トリノ』〈Blu-ray版〉(ワーナーホームビデオ)
『HIS NAME WAS JASON ?「13日の金曜日」30年の軌跡?』30周年メモリアルエディション(ポニーキャニオン)
『HIS NAME WAS JASON ?「13日の金曜日」30年の軌跡?』通常版(ポニーキャニオン)
『映画は映画だ』(ポニーキャニオン)

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●2009.9.18発売
『チョコレート・ファイター』(東宝)
『マンディ・レイン 血まみれ金髪女子高生』(ハピネット)

●2009.9.21発売
『温泉あんま芸者』(東映)
『温泉ポン引女中』(東映)
『温泉こんにゃく芸者』(東映)
『温泉みみず芸者』(東映)
『温泉スッポン芸者』(東映)
『温泉おさな芸者』(東映)

●2009.9.26発売
『フロント・ページ』(紀伊國屋書店)
『死刑台のエレベーター』HDニューマスター版(紀伊國屋書店)
『アストレとセラドン 我が至上の愛』(紀伊國屋書店)
『ロビンソン漂流記』(紀伊國屋書店)
『それを暁と呼ぶ』(紀伊國屋書店)

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●2009.10.2発売
『チェイサー』ディレクターズ・エディション【初回限定生産2枚組】(角川エンタテインメント)
『純情漫画』(ファインフィルムズ)

●2009.10.7発売
『ザ・バンク 堕ちた巨像』コレクターズ・エディション(ソニーピクチャーズ)
『ザ・バンク 堕ちた巨像』〈Blu-ray版〉(ソニーピクチャーズ)
『ファンハウス 惨劇の館』(キングレコード)
『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』コレクターズ・エディション(キングレコード)
『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』スタンダード・エディション(キングレコード)

●2009.10.9発売
『40男のバージンロード』スペシャル・エディション(角川エンタテインメント)

●2009.10.23発売
『スラムドッグ$ミリオネア』(メディアファクトリー)
『スラムドッグ$ミリオネア』〈Blu-ray版〉(メディアファクトリー)
『新宿インシデント』(ジェネオンユニバーサル)
『新宿インシデント』〈Blu-ray版〉(ジェネオンユニバーサル)

●2009.11.4発売
『1942奇談』(CCRE)
『幸福』〈ハイブリッド版Blu-ray〉【初回限定】(ポニーキャニオン)※DVDプレイヤーでも再生可

●2009.11.27発売
『ゾンゲリア』(ビクターエンタテインメント)※低価格再発売
『187』(ビクターエンタテインメント)※低価格再発売

●2009.12.22発売
『ファイアボール』ウィンター・パッケージ【完全受注生産】(ウォルトディズニー)

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